永岡です、サンテレビのニュースPORT、火曜日の震災特集、神戸・長田で活動する音楽グループ「ファンタスティクス」(http://www.asuta-steelpan.com/ )の代表山本豈夫(やすお)さんは、阪神・淡路大震災のことをしゃべるのはもういいんじゃないかなとも語り、語らない震災の伝え方についての模索がありました。
震災をしゃべりたくない、という気持ちがあると、山本さんは語られて、長田でスチール楽器のオーケストラを展開するファンタスティクス、山本さんたち長田の商店主の皆さんが震災後5年目に開始、地震の後、元気になろうとするバンドを皆さんに聞いてほしいと言われて、新長田の商店街で鍵、金物を扱う山本さん、震災で店舗と自宅を全壊、自らの手で再建して、商店街の再建のために働き、しかし震災を語ることは、年寄りが子供に話してもまたか、になるものであり、あまり震災を前に出さず、しかし震災を忘れることは決してなく、自分もしんどく、震災を知らない世代に伝える難しさ、あることがきっかけで心の変化があり、もちろん東日本大震災、2015年にファンタスティクスとして宮城の仮設住宅で演奏して、震災の被災地の支援に、心の支え、音楽や文字で支援できて、奥さんは東北と絵手紙の交流をして、それで東北の被災者とつながり、神戸と東北がつながり、これは神戸の震災を語るものであり、山本さん、こういう支援の仕方もあり、心を支える大切さを語られました。
そして、1月17日5時46分、山本さんは震災20年を機に、商店街の復興イベントは止めて、その中で、ファンタスティクスの演奏は、メンバーも震災を忘れないように、楽器で伝えるものであり、言葉だけではない震災の伝え方があり、そしてこれは東北にも届くもので、キャスターの小浜さん、伝えるより伝わることが大事と締めくくられました。以上、ニュースPORTの内容でした。