金正恩抹殺に動くのか CIA「北朝鮮専従組織」新設の狙い

もう狙われている(C)AP
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 米CIAが、対北朝鮮に特化した組織を新たに設置したと明らかにした。CIAが、特定の1カ国を対象にした組織を設けるのは初めてのことだ。北朝鮮に対してアクションを起こすのは間違いないのではないか。

すでに正恩は、CIAによる暗殺を警戒している。5日には国営メディアが「CIAが暗殺を計画した」と強く非難。しかも、〈キムという名字の北朝鮮市民にワイロを渡し、平壌で実施された公式行事中に暗殺しようとした〉と詳細に伝えている。やっぱりアメリカは、正恩を抹殺するつもりなのか。コリア・レポート編集長の辺真一氏が言う。

「とっくにCIAは、正恩の斬首作戦を実行に移していると考えていいと思う。メンツを重視し、弱みを見せない北朝鮮が『CIAに狙われた』『首都の平壌でやられそうになった』と訴えるのは、よほどのことです。これまでにも何度か、暗殺未遂があったのでしょう」

 新しく設置される対北朝鮮の専門組織は、具体的になにをするのか。軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。

「最終的に米軍は、ピンポイントで空爆して正恩を殺害するつもりでしょう。そのためには正恩の居場所を正確に把握する必要があります。どうしてもヒューミント(人を使った諜報活動)が欠かせない。CIAは、脱北者をリクルートして訓練し、北朝鮮に再潜入させるのでしょう。潜伏していたビンラディンの居場所を突き止めたのも、CIAの女性調査官でした」

■出稼ぎ労働者をスパイにして送り込む

前出の辺真一氏はこう言う。

「CIAの任務は、ロシアなど外国に出稼ぎに来ている北朝鮮国民をスパイに仕立てあげることでしょう。日本人は、出稼ぎ労働者と聞くと、食いぶちのない貧しい者を想像しがちですが、北朝鮮では軍人や技術者など、それなりのエリートです。思想堅固でなければ、外国に出しませんからね。CIAは、カネや女などあらゆる手段を使って彼ら出稼ぎ労働者に近づき、スパイにする。出稼ぎ労働者ならば、怪しまれずに北朝鮮に帰国できるうえ、それなりの立場なので、権力中枢にも近づきやすい。すでにCIAは、何年もかけて相当数のスパイを送り込んでいるはずです」

アメリカにとって最良のシナリオは、自分たちの手を汚さず、スパイに正恩を始末させることだという。数カ月以内に、正恩の乗った電車が爆破――ということが起きるかも知れない。今ごろ、正恩は気が狂いそうになっているのではないか。

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