永岡です、朝日放送のおはようコールABCの朝イチ!news、月曜日のコメンテイターは政治アナリストの伊藤惇夫さんでした。
今朝の新聞一面紹介、北朝鮮のロケット発射であり、高度2000km、読売は新型かと書き、毎日は高度2000km、高いために飛行距離は短い、産経は中国の国際会議を狙ったものか?日経は銀行窓口を設置しやすくすること、外貨もスーパーで扱えるように、というものです(しかし、昨日はNHKのニュースもこれ一色、何かヒステリックな政府とメディアの対応です!)。
その北朝鮮のロケット発射、北朝鮮の暴走を止める決定打なし、今回のものはアメリカ本土を狙った?ものと言うことで、ASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)は断じて許せないと言い、30分かけて800km飛び、2月に同じ場所からの発射があり、今年7回目、高度は2000kmを超えて、新型のロケット軌道と稲田防衛大臣は言い、国際宇宙ステーション(400km)の5倍の高度に行き、宇宙空間に行く、射程は6000kmと韓国政府は報じ、アラスカに届く可能性があるというものであり、昨日の早朝の発射、高く打ち上げられて、ロフテット軌道、韓国の文大統領は抗議して、変化があったら対話、一方アメリカと北朝鮮は水面下での対話であり、アメリカは核を放棄しろ、北朝鮮は放棄しない、アメリカはロシアも圧力をかけてくれと言い、日本は迎撃システムを陸上にも配備するというもので、これについて伊藤さん、北朝鮮の意図は推測しづらいが、アメリカと有利な立場・条件で対話したく、アメリカはICBMでないと言い、アメリカは軍事行動を起こさない、トランプ大統領はICBMだと軍事オプションと言っていたがトーンダウン、ロケット発射は早朝にやり、韓国も困惑、文大統領は下手に融和したら批判されて、また前大統領と同じとも言われて、しかし日本の対応、「抗議して何の効果があるか」、ロケット発射は予測できて、しかし対応できておらず、抗議しても北朝鮮は変化せず、アメリカと連携すると言っても、トランプ大統領の対応とどうするのか?さらに「発射から総理が公邸に入るのに1時間もかかって、こんなことで対応できるのか?」また発射の事前情報はなかったのか、どこまで本気で取り組んでいるのかと批判されました。
(これについて、元外務省の天木直人さんは、北朝鮮の脅威を煽るしか能のないASS政権と批判しておられます、http://kenpo9.com/archives/1453 天木さん、北朝鮮の脅威を煽るしか安倍・菅政権は持たないと言われているとおりです)
中国が今年最大のイベント、一帯一路、中国主導の外交イベントであり、習近平氏はこれに1.5兆出資、プーチン大統領もイベントに参加して、日本は、二階氏が北京訪問時に習近平氏と会談する予定で、一帯=陸のシルクロード、一路=海のシルクロード、29か国130人参加して、日本から二階氏が参加しても、政府として参加しているので背はなく、中国初の国際会議、伊藤さん大中華圏のことで、シルクロードのこと、2013年に習近平氏がTPPに対抗して作ったもので、しかしTPPはアメリカが離脱して、日本は苦しい立場であり、二階氏は中国と日本で数少ないパイプ、総理の首席秘書官も行き、ASS政権で日中関係は冷えていたが、今後日中関係は改善されるべきで、中国は日本、アメリカに参加を呼び掛けて、両者の信頼感を高めることになり、中国は参加してもらうとありがたく、中国一国だけでなく、中国経済の発展にもつながるものだと言われました。
本日の気になる新聞記事、朝日1面、沖縄復帰45面、0.7%に米軍基地7割、沖縄経済は観光業が絶好、しかし失業率は高く、伊藤さん、復帰前の沖縄に行ったこともあり、しかし子供の失業率は3倍、経済、格差、本土の我々が沖縄にどう向き合うか、基地で分断されていると言われて、朝日30面の記事で、大規模サイバー攻撃、150か国20万件に被害であり、週明けに多くのコンピューターの電源が入ることで被害はさらに拡大が懸念されて、日本でも被害は2件(ランサムウェア、解除費用は300ドル)、OSやアプリはアップデートして、不審なメールの開封は慎重にしてほしい(添付ファイルは開封しない)、感染したらネットから切断、会社のパソコンがやられたら全体に波及するもので、OSの再インストールも必要、日本は週末で、対応は今日になり、不審なメールには注意、伊藤さん、身代金を要求されても、修復されず、ビットコイン、もともとアメリカの作ったシステムが悪用されていると言われました。以上、伊藤さんのお話でした。