新聞うずみ火通信072

 永岡です、故・黒田清さんのお弟子さんたちによるミニコミ新聞うずみ火のニュースをお送りいたします。

 

 

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        ■□■ うずみ火通信 ■□■      

                    

                    No.072 2017.5.24発行

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吹く風が心地よい季節を迎えましたが、お変わりありませんか。

「新聞うずみ火」を応援して下さり、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

 

さて、メルマガ「うずみ火通信」をお届けします。

 

                    新聞うずみ火編集部

 

(名刺を交換させていただいた方など、

ご縁をいただいた方に送らせていただいています。

恐縮ですが、不用な方は

uzumibi@lake.ocn.ne.jp までメールをいただけますか)。

 

 

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┗■┓    「うずみ火」情報       

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■新聞うずみ火6月号(NO.140)を発送

 

黒田清さんの月命日の23日に「新聞うずみ火」6月号を発送しました。

主なラインナップをご紹介します。

 

 

1面~3面「検証・共謀罪」(矢野宏)

 

 

1面トップは「検証・共謀罪」。

なぜ、必要なのか。一般市民は対象になるのか否か。

私たちの社会はどう変わるのか――などの疑念について、

永嶋靖久弁護士に話を伺い、再検証した。

「共謀罪」だと過去3回も廃案になったように、世論の反発を買う。

「オリンピックのためのテロ防止」と訴えれば

支持を得やすいと考えたのだろうが、

法案にはテロのための条文はない。

対象となる犯罪の数をこれまでの676から277へと大幅に絞り込んでいるが、

その中には誰が見てもテロとは無関係な犯罪が数多く含まれている。

しかも、公職選挙法や政党助成法違反が除外されており、

国会議員と秘書が政治資金規正法に触れることを

共謀しても捜査の対象にはならない。

「犯罪の共謀などしないから自分は大丈夫」という声を聞くが、

永嶋弁護士は「捜査機関が組織的犯罪集団として認定すれば、

処罰対象になる」と指摘する。

新聞発送の日、衆院本会議で強行採決されたが、

まだ成立したわけではない。

 

 

4面~5面「森友問題の不可解さ」(矢野宏)

 

森友学園への国有地売却に端を発し、次々に浮上する疑惑。

その多くが未解明のままだ。

小学校認可についても、大阪府の松井一郎知事は「国からの圧力だった」と述べ、

説明責任を果たそうとしない。

このまま幕引きを許すな――と、

府の責任を追及する府民ら250人が府庁舎を取り囲み、抗議の声を上げた。

 

 

6面~7面「ヤマケンのどないなっとんねん」(山本健治)

 

ヤマケンさんの怒りは、まず「共謀罪」に向けられた。

こと、山本健治さんは「教育勅語」を取り上げた。

<「共謀罪」がテロ対策ではなく、

結局は情報化時代に対応して

国民を監視しようとするものでしかないことを示している>

さらに、北朝鮮のミサイル発射を取り上げ、

<安倍首相は「断じて容認できない。アメリカ、韓国、中国、

ロシアと連携して対応したい」と述べたものの、

実際には何も具体的な外交的対応はなく口先だけだった。

国家間の危機を本気で回避しようとするのなら、

その国との間に直接かつ率直にものを言う外交ルートを確立させることであるが、

北朝鮮との間にはホットラインはもとより、細い糸すら存在しない>

 

 

10面~11面「寄稿 文京世界で平和を考える」(寄稿 文京洙)

 

韓国に新しい大統領が誕生した。

9年ぶりの革新系大統領の誕生は、韓国内外に何をもたらすだろうか。

立命館大国際関係学部教授で

韓国現代史が専門の文京洙さんに選挙戦を振り返り、分析してもらった。

文さんはこんな言葉で締めくくっている。

<今回のろうそく革命は、

韓国の市民社会と安倍政権が有権者の高い支持を受ける日本の市民社会との溝を

あらためて浮き彫りした。

そんなときであればあるほど、

グローバル化による社会的リスクの拡大・深化に共にさらされている

両国の市民レベルの協力や学び合いがかつてなく求められている>

 

 

このほか、「原子力と人権」(高橋宏)、「藤井四段、公式戦18連勝」(粟野仁雄)、

「格差広がるナイロビ」(西谷文和)などの連載も好評。

また、硬い記事ばかりではなく、

羽世鉱四郎さんの「経済ニュースの裏側」をはじめ、

ジャーナリストの三谷俊之さんの「100年の歌びと」

アテネパラの銀メダリストの佐藤京さんの「車イスから思う事」、

フリーアナウンサーの「坂崎優子がつぶやく」などの連載も大好評。

読者からの手紙・メールも矢野のコメントつけてご紹介しています。

 

※「新聞うずみ火」の購読を希望される方は、

うずみ火事務所までご連絡ください。

?0663755561 Fax0662928821 

メール uzumibi@lake.ocn.ne.jp 

最新号と振替用紙をお送りします。

B532ページ。

月刊で1300円(コーヒー一杯分)

年間で3600円(1回の飲み代分)

10年前からこの値段です。

 

※郵便振替は、009306279053

 

 

5月の茶話会、酒話会

 

茶話会はあす25日(木)午後2時~この1カ月の新聞記事から

忘れてはいけないニュースを振り返る。

定岡由紀子弁護士による「憲法BAR」は明後日26日(金)午後6時~、

いずれも事務所で。

 

 

527日に「うずみ火講座 真田山陸軍墓地を歩く」

 

5月のうずみ火講座は27日(土)午後2時から、真田山陸軍墓地を訪ねる。

真田山旧陸軍墓地は1871年、大阪城の南、

真田山丘陵地に創建された最大の陸軍墓地。

広さ4500坪の墓地には5000基以上の墓碑が整然と並んでおり、

兵卒、下士官など生前の階級によって墓石の大きさなどが異なる。

当日は午後2時にJR環状線「玉造駅」改札口付近に集合。

資料代 一般700円、読者500

 

 

610日は「うずみ火講座 日本会議と教育」

 

6月のうずみ火講座は10日(土)午後2時~

大阪市此花区のクレオ大阪西・研修室で開講。

森友学園問題で浮上した人たちに共通するのは、

日本最大の右翼組織「日本会議」その研究の第一人者で、

『日本会議とは何か』の著書がある

日本の戦争責任資料センター事務局長の上杉聰さんに

「森友学園問題が照らし出す 日本会議と憲法・教育」と題して

講演していただきます。

日本会議が目指す憲法とは、教育とは、わかりやすく解説していただきます。

資料代1000円(一般1200円)、学生・障害者500

 

 

729日は黒田さん追悼ライブ

 

「黒田清さんを追悼し、平和を考えるライブ」を7月29日(土)午後2時~

大阪市立東成区民センターで開く。

今年も黒田さんが好きだったコント集団「ザ・ニュースペーパー」結成時のメンバー、

松崎菊也さんと石倉直樹さんを招いての風刺トーク。

【日時】729日(土)午後1時半~開場、2時~開演

【会場】大阪市東成区大今里西3丁目の市立東成区民センター・小ホール

(地下鉄千日前線・今里筋線「今里」下車 2番出口から西へ徒歩3分)

資料代2000円(一般2200円)、学生・障害者1000

なお、当日のパンフレットに掲載する名刺広告(1マス3000円~)を募集中。

 

 

■矢野が神戸新聞夕刊にコラムを連載中

 

神戸新聞夕刊1面の「随想」に執筆中。

7回の連載で、1回目は516日に「黒田さんの言葉」というタイトルで紹介された。

2回目は531日、3回目は615日、4回目は630日に掲載される予定。

 

 

■矢野の講演予定

 

・第59回吹田母親大会

【演題】「私たちのくらし、教育、平和とメディア」

【日時】528日(日)13時~

【会場】吹田市立勤労者会館(JR吹田駅)

【入場料】300

 

・コープ自然派ピュア大阪「教育を考える」

疑問いっぱいの森友学園問題 そこから見えてきた教育とは?

【演題】「森友学園の本質とは何か」

【日時】64日(日)10時~

【会場】クレオ大阪東(JR京橋駅)

【参加費】450

 

・平和学習

【演題】「大阪大空襲を知っていますか」

【日時】616日(金)14時半~

【会場】摂津市立第2中学校

 

 

■栗原の講演予定

 

沖縄戦から72年 上映会とお話

 

【演題】「32軍司令部壕の歴史改ざん問題を問う」

【日時】610日(土)14時~

【会場】クレオ大阪中央(地下鉄四天王寺駅)

【参加費】無料

【問い合わせ】「慰安婦」問題・関西ネットワーク(09083834197

 

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 マガジン名:うずみ火通信

 発行日:不定期

 発行元:新聞うずみ火 〒530-0012 大阪市北区芝田2-4-2 牛丸ビル3

     TEL 06-6375-5561 FAX 06-6292-8821

 問い合わせ:uzumibi@lake.ocn.ne.jp

 WebPage http://uzumibi.net/

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