永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」の特集で、女子高生を目当てとするいわゆるJKビジネスの、ちょっと絶句する実態が取り上げられました。ちょっと、頭の痛いお話ですが、お知らせいたします。以前にもこの番組で取り上げられて、過日は大阪で女子高生を違法に働かせていた業者が児童福祉法違反で逮捕されて、大阪にはこういうJKビジネスの店が40軒もあり、これは表向きは一緒にお散歩ですが、実態はその後ホテル行き、その後、何が行われていたかはいうまでもなく、そして、働いている女子高生は他のバイトより収入が多い!というもので、罪の意識はありません。
これが、愛知県だと、条例でJKを名乗るものを営業禁止のものを作り、警察の方もそういう店を取り締まると、女の子が靴も履かずに逃げて補導、店には〇〇のサービスはいくらという事細かなメニューと、女子高生たちの名前(多分偽名)と年齢の書いた名札があり…というものが摘発されて、名古屋の繁華街ではこの手の店は条例の出来る前に77軒が33軒になり、女子高生を雇っていた店は普通の居酒屋になるなどのことがあるのです。
ところが、子どもの福祉をしているNPO法人の方は、こういう店が無くなっても、女の子たちはネットで個人的にこういうことをさせてくれる大人を探して、要するにさらにリスクの高いものに入る危険性を指摘されます。ネット時代になり、こういうものも無法地帯になっています。
大阪府では、こういうものを取り締まる条例を検討していますが、兵庫県立大の竹内さんは、今や女子高生どころか、女子中学生、女子小学生までがこの手の対象になっていると警告されます。
スタジオで、精神科医の名越さんは、取り締まる条例が出来ても、要するにこの手のニーズがある限り絶えることはなく、子供たちに知識を持ってもらう必要があると言われました。また、司会の西靖さんも、この手のビジネスに入るのは貧困からというのは昔の話で、ネット時代にこのようなものが無法地帯になっている危惧を語られました。
…絶句であり、私のようなあと一歩で高齢者に近いものでも、事態の深刻さを知って、私のように高校時代は、夜は家で勉強という40年前の価値観が崩壊したとしても、何か、この国が根底から崩壊しているような気もしました。
なお、2日前のVOICEにて、京都市立美術館にて、展示物の耐振性に問題で、これを10に切断してしまう案が取り上げられて、彫刻家の方たちの反対もあり、京都市議会は文化の委員会でこれを見直すことになったのですが、京都は文化を破壊する大阪の維新とは異なるものの、文化は大切であり、文化こそ都市のバロメーターですが、大阪はクラシック音楽のオーケストラ、ホールのメッカが今苦境であり、近い将来行き詰まる危惧もあり、これも、日本という国が根幹から潰れている危惧を感じます。以上、VOICEの内容でした。
コメント:金の奴隷になった世界・世相の一面でしょう(トラ・ポチ・クマ・・・の支配とそれに加担する1%の罪:戦争・武器・基地・テロ・共謀(オトモダチ・可計・森友・省庁・共謀罪法・司法調査支配・原発・TPP等)。生(生命・人生・一生・生活等)犠牲にして省みない短見・妄想・狭量・驕慢・無鉄砲・無責任の横暴・支配です。