毎日放送ちちんぷいぷい（2017/6/7） 加計学園問題、武田一顯さん、中野雅至さんのお話

 

永岡です、加計学園問題、連日毎日放送のちちんぷいぷいにて、ＴＢＳラジオ政治部記者の武田一顯さんが出られました（テレビメディアでは、ちちんぷいぷいが最も信頼できます）。

文科省の現役職員から、前川氏の文書を認める発言が出て、野党が国会で追及して、加計学園獣医学部の問題、政府は確認しない、調査しないと頑なに拒否、その中で、国家戦略特区での問答、今治市の特区のこと、昨年11月、今治市ありきのことを示す文書が出てきて、共同通信の取材に答えて、元文科省の現役の寺脇研さん、これではいかんと文科省の中で声が出て、不本意との意図であり、司会のヤマヒロさん、政府の言うことが窮地に立ったと言い、文科省の職員二人が、この打ち合わせに出た人で証言して、政府は確認できない、大臣は再調査しないというもので、元厚労省の中野雅至さんもスタジオで出られて、武田さんは東京のスタジオで、今日は休みなのにちちんぷいぷいのために出られたということであり、一句、大阪は雨で「証言が　次々降り出す　梅雨の入り」と詠まれて、次はプレバトと言うことで、昨日も武田さん出られて、前川氏に続くものが出たらとヤマヒロさん言われて、その通りになり、これについて武田さん、まだ匿名なのでギリギリセーフなものの、次の匿名インタビューになり、活字で今はやって、前川氏のように顔出しインタビューになったら政権は厳しく、しかしそれでなくても、匿名インタビューがテレビに出たら、声が出て政権に痛手「安倍総理は詰んだ」、嘘をついているのが明らかになり、怪文書とか言えず、文科相や官房長官は打撃、ＡＳＳ辞職はなくても政権には打撃であり、しかし今は政権、自民党幹部には緊張感はなく、解散総選挙がなく、来週で会期末、国会を閉じたら何とかなる、しかしＡＳＳは焦り、菅氏はもっと焦り、もっと焦っているのは自民の都連で、都議会選挙があるものの、上は意外と冷静と言われるのです。

中野さん、これは個人的なものか？厚労省の中で犯人探しをして、フライデーにやられて犯人探しをしたこともあり、しかし文科省の中で前川氏に続く反乱になったら大変なこと、内紛であり、匿名のものでも、ばれたら首or懲戒処分（守秘義務違反）があり、実名で言えず、職員と言うもので、官僚か、係長か、相当気を遣って新聞記者はリークして、しかしこれは記者と信頼関係がありリーク、懲戒処分になったら退職金は出ず、古賀茂明さんのようなパターンになり、しかし役所はグレーなことをやっても、実名告発は難しいと言われました。

寺脇さんのコメント、文科省でこれはいかんと、現役の職員がメールをリークし、しかし流した職員は閉じ込められている可能性を指摘されて、中野さん、今の次官は科技庁関係で、菅氏との関係を語られて、内閣に押し切られて、内閣府の藤原審議官とのやり取りで、押し切られた意味があるというのです。

次々と証拠が出て、民進党の公開したメール、2016/6/26のもの、内閣府の藤原審議官とやり取り、速い対応でやっており、中野さん、銭湯の規制緩和で内部で大変揉めたことがあり、このような速い対応は異例と言われて、内閣府の意向として押し切られて、職員は聞かざるを得なかったというのです。

逃げる与党と、追う野党、どちらに分があるか、武田さんの解説、加計学園問題と国会の審議日程について、今日7日、国会は実質来週いっぱい、金曜の深夜～土曜の未明を見越しており、共謀罪は審議が止まり、参院の法務委員長について、野党は金田法相は失格と出す→審議が止まる、来週は内閣不信任案、野党の伝家の宝刀、これをやると審議は止まり、しかし衆院本会議では否決されて、ＡＳＳでＯＫと再開して、13日の参院の委員会で採決、14日の参院本会議で採決と政権は意図して、法務大臣の不信任、内閣不信任くらいしか、弱い立場の野党には、時間切れを待つしかなく、これをさばいて共謀罪、刑法改正をしたく、しかし会期を延長したら加計学園問題を追及されて、官邸、ＡＳＳ、菅氏は国会を閉じたい、国会が閉じられたら熱が引いてしまう。

与党は16日までに共謀罪を片付けたく、与党は延長しないも地獄、するも地獄、延長しない＝強行採決→ダメージ、延長→加計学園問題で攻められて、与党は打撃、共謀罪は強行採決で無理にでも与党は成立させたく、しかし共謀罪が成立させられないと、ＡＳＳ政権は弱いと、自民党内で言うことを聞く人がいなくなる。

国会は土日も休み、金曜日に大揉めの際に、金曜日の24時をまたぐことを想定して、国会は日曜が会期末に設定されていると武田さん締めくくられました。

また、元ＴＢＳ記者の山口敬之氏による準強姦事件も取り上げられて、ちちんぷいぷいでは被害女性に出演を交渉しているというのです（番組では事件から2年も経ってなぜ今頃との意見も出ましたが、ようやく声をあげられるようになったと見るべきでしょう）、これ、準強姦とは、薬物を使ってのもので、強姦より罪が軽いのではないと石田英司さんが指摘されていました。以上、ちちんぷいぷいの内容でした。