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日本政府へ:釜山「少女像」撤去要求をやめてください!署名提出と記者会見報告 by limitlesslife
June 29, 2017, 1:05 pm
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    Peace Philosophy Centre

日本政府へ:釜山「少女像」撤去要求をやめてください!署名提出と記者会見報告 Japanese Group asks Government of Japan to Withdraw their Demand for Removal of the Comfort Women Statue in Busan

Posted: 28 Jun 2017 01:12 PM PDT

1月16日に当ブログで紹介した、日本軍「慰安婦」の歴史を記憶するための釜山の少女像を尊重し撤去要求をやめよ、という行動、ネット署名では現時点で1600筆以上の署名が集まっています。
The Change.org action to ask the Japanese government to withdraw their demand for removal of the statue in front of the Japanese Consulate in Busan that memorializes the “comfort women” history collected over 1,600 signatures mostly from the concerned people in Japan. On June 9, Katsumori Makoto and Ishikawa Motomu, two university professors who started Citizens’ Association to Preserve “Peace Statues” submitted the petition and signatures to the Japanese government. They also held a press conference in Tokyo. Please see the end of this blog post for an English version of the petition.

署名運動URLは:

日本政府は「慰安婦」少女像を尊重し、撤去要求をやめよ!
https://goo.gl/KtCoJv

数は多くなくても、勝守真さんと石川求さんという日本人の大学教授2人が中心になって『「平和の碑」を守る市民の会』を始め、主に日本の人たちからの署名が集まったということに大きな意義があると思います。

6月9日、石川さん、勝守さんとパートナーの方は日本政府に署名を届けました。下の写真は、内閣内閣府大臣官房総務課の檀原均さんに署名(この時点で1500筆強)を手渡す勝守さんと、パートナーさんです。

その後、勝守さんと石川さんは首都大学東京秋葉原キャンパスで記者会見を開きました。

石川さんのコメント:「思いのほか各方面から署名が集まったので、会を立ち上げた一人として、その声に応えたいと思った」。

以下は、勝守さんの報告です:
記者会見では、まず請願文を要約しながら、次のように補足しました。元「慰安婦」のなかには、少女像を「自分の分身」のように感じる人や、少女像の撤去は「私たちを殺すことと同じだ」と語る人もいて、そのことを考えれば、日本政府の撤去要求が被害者たちの気持ちを踏みにじるいかに理不尽なものかがわかると言いました。 それから、賛同署名者から多くの貴重なコメントが寄せられ、そのなかには、「日本の指導者が平和の像に献花する日」が真の友好の始まりとなるだろうとか、日本こそ「みずから国内に少女像を建てるべき」だというコメントもあり、私も全く同感だと語りました。 さらに、記者とのやりとりのなかで、少女像の設置は「公館の威厳の侵害」の防止を定めたウィーン条約に反しているという政府の主張に反論して、こう述べました──「威厳」と訳されているのは英語の原文ではdignity(尊厳)で、被害者の人権を守り、国の責任を正面から引き受けることこそ政府(やそれを代表する公館)の「尊厳」を示すものではないか、日本政府の傲慢で横暴な対応こそいま自らの「尊厳」を損なっているのではないか、と。 いま思うこととしては、今回の運動はとりあえず釜山の少女像の問題にしぼったものですが、本来もちろんソウルの少女像に始まり、世界各地の少女像に広がった問題ですね。さらに、日本政府は「慰安婦」少女像だけではなく、強制徴用労働者の像の設置計画にも(全く破廉恥にも)反対しています。このようなことを含め、今後の運動をどうするか考えていきたいと思っています。★

この会見に取材に来たのは朝日新聞一社だけだったということです。しかし、取材に来てくれた記者さんは熱心な人だったのですが記事にはなりませんでした。

だからこそ、このような日本市民による草の根の活動があるのだということを記録するためにもこのブログを書いています。

上で勝守さんも触れているように、この署名に参加した人たちは、たくさんのコメントを残しています。セレクトしてここに紹介します。

  • 「少女像(平和の碑)」の撤去に反対します。日本は歴史を都合のよいように解釈し、慰安婦にされた人たちの真実を消そうとしています。忘れないことが大事です。そのために「少女像」は日本大使館の前にあるべきです。本来なら日本側から何らかの碑を建てるべきだとも思いますが。とにかく、これ以上、恥をさらすのはやめてください。(Hさん)
  •  私たち日本人と日本政府は、「慰安婦」を生んだ責任の元凶に、日本がかつて植民地にしていた事実があることを忘れてはなりません。冷静に歴史を直視して、この像の設置によせる韓国の人々の思いを受け止めるべきです。(Iさん)
  • 少女像・平和の碑は、日本人にはあの36年間にわたる植民地支配に目を向けることを、朝鮮半島の人々には日本による植民地支配の歴史に目を向け、日本軍「慰安婦」にさせられた今やおばあさんになった人たちに想いを馳せる象徴的な像です。増えることがあっても、撤去はならぬ碑です。(Hさん)
  • 少女像は、韓国の市民団体が作ったものです。市民が作ったものを、政府間合意に従って撤去しろというのは、独裁国家のやることです。安倍首相は、世界の民主主義者を敵に回すつもりですか。少女像に跪いて、謝罪する気持ち位は持ってください。(Mさん)
  • 今、誠に遅ればせながら従軍慰安婦問題を学習しています。本来は、例えば広島や長崎、沖縄に日本の手で設置され、日本の禍害と被害の双方を返りみるべきです。(Kさん)
  • 安倍政権が、なぜ少女像を目に敵にするのか、わかりません。少女像「平和の碑」は、国会の前、憲政会館の庭に、千鳥ヶ淵にもおいたらいいなと思います。(Mさん)
  • 日本が侵略戦争を仕掛けたのは悲しいけど事実だ。慰安婦も事実、生き証人が韓国のみならず、元日本兵にもいます。加害国としてやはり、受け入れるのが道理だと思います。(Fさん)
  • 私たちは、日本政府が少女像撤去の要求をただちに取り下げ、被害者の尊厳の回復に向けて真摯に取り組むことを要求します。(Sさん)
  • 広島、長崎に原爆資料館があるように、日本軍が犯した罪を認め、その歴史を忘れないようにすることは両国の友好に寄するものだと思います。またこの問題を事実無根と否定している方々には是非歴史をしっかり認識してほしい。(Mさん)
  • 私は慰安婦の少女像を日本にも建てることを望んでいる者の一人です。日本政府は謙虚に過去に向き合い続けるべきです。未来永劫に渡って日本に謝罪し続ける気持ちがあれば、痛めつけられた側の心は和められるでしょう。また、同じ道を歩まぬよう、日本は自らを見守れるかも知れません。(Iさん)
  • 少女像を作った作家は、ベトナム戦争での韓国の責任を問う像を作ってもいます。この像は「反日」ではなく「平和」の象徴です。(Tさん)
  • もし、たとえば広島や長崎の原爆記念碑は「反米的」だとしてアメリカが撤去を要求してきたら、被爆者や日本の市民たちはどう思うでしょうか。本来、日本こそが元「慰安婦」への謝罪と反省の意を表すモニュメントを建てるべきところ、それを怠ってきたばかりか、被害者側の思いを込めた少女像の設置を非難するというのは、全く理不尽な行為です。(Dさん)
  • もともと歴史的な人権侵害行為に対して、「老後の金をくれてやるから2度と文句を言うな」という内容の、しかも文書化も批准もされていない「合意」で済ませようというのが、傲慢かつ無理があるのです。そのうえ市民が設置した碑を撤去するよう韓国政府に外交圧力をかける行為は、日本が韓国政府に自国市民の弾圧を促す非民主的行為です。そのことを評価する日本市民は目を覚まさなければなりません。(Tさん)
  • 加害国である日本側が、被害者ヅラをして「約束違反」を云々することは厚顔無恥な仕業と言うしかありません。少女像は戦争の悲惨を味わわされた被害女性たちの魂であり、平和への祈りを結晶したものです。それを撤去するのは、戦争肯定への一里塚に他なりません。(Yさん)

運動は今後も継続するということです。署名ページはここです

また、署名運動は日本語で行われてきましたが、勝守さんによる英語訳がありますので以下に紹介します。

Here is the English version of the petition.

The Japanese government should respect the peace statue in Busan and stop demanding its removal!

Late last year, a civic group in Busan, South Korea, built near the Japanese Consulate a “statue of peace” symbolizing the women forced into sexual slavery, known as “comfort women,” by the Japanese military before and during World War II. Claiming that the erection of the statue breached the 2015 bilateral agreement on the “comfort women” issue, the Japanese government urged South Korea to remove the statue immediately, and also recalled its ambassador in Seoul and took other retaliatory measures. Japan had already expressed its displeasure at the first statue of its kind installed outside the Japanese Embassy in Seoul and similar statues elsewhere in the world, but their reaction this time is more aggressive and heavy-handed.

But why does the Japanese government take such a hostile attitude toward statues symbolizing former “comfort women”? Those statues are designed to express people’s earnest wish that the pain of the victims be firmly kept in memory and the same kind of tragedy never happen again. The Japanese government’s hostility toward the statue in Busan and demand for its removal run counter even to its own “apologies and remorse” expressed in the 2015 bilateral agreement and its promise to carry out “projects for recovering the honor and dignity and healing the psychological wounds of all former comfort women.” Indeed, their demand hurts the victims’ sentiments once again and tramples on their honor and dignity. The government is trying to justify their demand by claiming that the installation of the statue goes against the bilateral agreement in which the “comfort women” issue has been “resolved finally and irreversibly,” but this claim proves completely wrong. In the agreement, the Japanese government has stated that the “comfort women” issue is “resolved finally and irreversibly . . . on the premise that the Government will steadily implement the measures” (emphasis added) to heal the psychological wounds of the former “comfort women,” and it is precisely this premise that the government is now undercutting, thereby blocking the way to resolve the issue.

If, for instance, the United States labeled the atomic bomb monuments in Hiroshima and Nagasaki as “anti-American” and demanded their removal, how would the bomb victims and Japanese citizens feel? Basically it is Japan itself that should first install a monument expressing its remorse and apologies to the former “comfort women.” It is totally unreasonable that Japan not only fails to do so, but, moreover, condemns the erection of a monument that embodies the victims’ sentiments and wishes. This will also worsen the relationship between Japan and South Korea, and evoke further distrust of Japan among Asian people. We hereby urge that the Japanese government immediately withdraw its demand for removal of the Busan statue and make sincere efforts to recover the dignity of the former “comfort women.”

January 2017

Citizens’ Association to Preserve “Peace Statues”

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