永岡です、災害と防災を考えるネットワーク1・17、第1073回、今週も毎日放送アナウンサーの千葉猛さんと、フリーアナウンサーの野村朋未さんの司会で放送されました。
リスナーより、長野で震度5強、建物の被害が大きく、御嶽山の近くが気になるとの声があり、先週のネットワーク1・17の1時間後であり、大滝村で女性がけが、犠牲者はなかったものの、対策は必要であり、気になる御嶽山、気象庁は地震後に火山活動の変化はないと言うものの、大雨もあり、注意が必要と言われました。
今回は、被災地に駆けつける福祉の専門家、災害派遣福祉チームDWATがテーマ、京都のDWAT(http://www.pref.kyoto.jp/fukushi-hinan/kyotodwat.html )、京都府健康福祉部の宮村匡彦(まさひこ)さんと、特別養護老人ホーム・同和園の園長の竹田史門さんのお話、福祉の観点からの被災地のニーズにあった支援を行う必要性を語られます。
DWAT、ウルトラマンに出てきそうな組織の名前ですが、災害派遣チーム、災害後すぐに入る医師、看護婦のDMATではなく、DWATの宮村さん、竹田さんがスタジオでお話、福祉のWが入り、避難所の運営でストレスもたまり、高齢者の支援もして、災害関連死を防ぐもので、児童養護施設の職員などで構成されて、地域には様々な方がいて、避難所で要支援の方も過ごせるように支援するものであり、今、高齢者、障碍者で避難所に行かない人は、東日本大震災では6割、避難所で生活できず、トイレや、介護の問題、お子さんも周りに迷惑と、車中泊、危険な家で過ごすこともあり、竹田さんは老人ホームの園長さんで、職員が京都府の研修で、所属している地域での平時の活動、災害時に福祉的なものをやるものであり、実際に災害が起きたら現地に行き、京都市で災害だと、自分たちの施設で、京都府のDWATが避難所の支援を、各地で活動するものであり、宮村さん、京都のDWATは123名もメンバーがいて、しかしこれでも少なく、皆さん仕事をされて、それの中で災害時に参加するもので、熊本大地震でも、職種により派遣される場合があり、要支援の場合は、支援とは現地で求められているものを把握して、やりすぎた支援ではなく、日常生活を送ってもらうためのもので、必要な支援を研修で学び、福祉施設に務めているスタッフ、ケアマネージャー、看護師、栄養士の皆さんが活動されて、京都のDWATは、熊本大地震にて初の災害派遣をされて、現地では益城町の図書館、会議室、180人の避難所の支援を熊本県から依頼されて、益城町の大きな体育館などで活動されて、5/13~5/31まで5人1班、3班で活動されて、今回は地震から1か月、緊急派遣ではなく、宮村さんたちは緊急の最初の72時間ではなく、その後の避難所の体制を作るものであり、最初に岩手県のチームが入り、実際の活動は、福祉相談窓口、気軽に相談してほしいところを開設して、福祉のニーズ、仮設住宅のこともお世話されて、竹田さんは相談所に、避難物資が1か月経って、家族のところに身を寄せる場合、物資の仕分けや、落ち着いてデイサービスにお年寄りが行きたい場合に、ケアマネージャーが対応するものであり、当時困っていたのは、電気は回復しても、水道が復旧せずトイレに支障、車椅子用のトイレについて、物品の手配や、様々なものを、独立した簡易トイレを設置するなどして、やっている。
千葉さんも熊本を取材されて、避難所でのことを言われて、宮村さん、土足での避難所、出入りもしんどく、段ボールで下駄箱を作り、雑然としている景観を、環境を生活しやすいようにして、避難所の子供さんと一緒に運営するものであり、避難所では多くの方が雑魚寝など環境に問題であり、竹田さん、当時は段ボールのベッドも普及して、避難所の整理、食事、弁当だけでなく、暖かいうどんの手配も、被災者に、チームはいずれいなくなり、取りに行く人を、現地でフォローできるようにして、誰かがまとめてご飯を取りにいけるようにするものであり、生活を作るのはDWATではなく被災者であり、どのような環境が必要なのか?災害弱者の高齢者、障碍者の支援をして、宮村さん、福祉のプロとして、要介護者の支援もしたが、熊本は1か月経って行って、初めての発見もあり、課題は、福祉チームは全国の都道府県で3割だけであり、熊本で動いたのは岩手県と京都のみ、全国で統一して、国にも全国組織の設営を求めているものであり、福祉のニーズは高く、竹田さん、4/24に熊本の避難所、体育館に行かれて、立錐の余地なし、ペットと非難する例もあり、避難所の運営は、職員とともに環境整備を、避難所の整備をするのがDWATであり、適切に運営するための適切な配置が必要なのです。
千葉さん、現地の取材で、介護福祉士に直接介護してほしく、専門職の人が欲しい場合のことを問われて、宮村さん、福祉の支援をして、福祉施設でスタッフの不足は、厚労省の対応も必要で、DWATは介護の支援をする準備はしており、DWATは様々なとこをしており、竹田さん、DWATの活動が役に立ったか?平時のつながりが災害時に支え合いになり、地域の中で、何ができるか?平時からの地域とのつながりが災害時に役に立ち、平時の備えが必要なのです、以上、宮村さん、竹田さんのお話でした。
千葉さん、高齢化社会で、普通の避難所が福祉避難所にならないといけないと、熊本大地震の取材で感じて、DWATの活動は重要と言われて、安心して、災害弱者も安心して避難できるようになるべきと締めくくられました。リスナーより、自分の住んでいる住宅も築44年、ご主人が高いところにものを置かないようにしているという取り組みのことがありました、以上、今週のネットワーク1・17でした。