永岡です、朝日放送ラジオの、おはようパーソナリティ道上洋三です、話のダイジェスト、東京都議選と日米関係、最近のASS政権の凋落とトランプ大統領の凋落はリンクしていると、桃山学院大学法学部の松村昌廣さんが解説されました。都議選で政治、世間の風が変わり、国政並み、自民党の歴史的惨敗、森友学園問題、加計学園問題、2回生のスキャンダル、何があっても支持率の落ちなかったASS政権の支持率低下、情報分析のプロ、松村さんのお話、国際政治が専門で、国会議員の秘書もされて、今回は都民ファーストの勝ちではなく自民党のオウンゴール、豊洲問題で行きづっていた小池氏は築地も残すと言うが、これは実現可能か?政治が激動して、井戸の水が飲めるかの環境基準なら混乱はなく、地下水はどうか?コンクリートがあり豊洲は大丈夫かではなく、水が飲めるか?朝日放送の地下水も飲めず、冷静な政策論争がなく、専門家の話と政治をつなぐものに、役所、小池氏に問題もあり、豊洲でやっていけるか疑問。小池氏は自民党で環境大臣も防衛大臣もやったものの、都議選で豊洲問題のみ、ワンワードで劇場型になり、流す方と流される方があり、ポピュリズムより、高度経済成長、バブル期には成長して、その後分配の時代になり、小泉氏、橋下氏のやり方があり、大阪でうまく行ったとは思わないが、アメリカではトランプ大統領の旋風、一極集中であり、トランプ氏の背景に、アメリカの行き詰まり、エスタブリッシュメントとそうでない人の対立、日本もASSのやり方と対立するものに、維新や都民ファーストがそれをうまくやり、都構想も、成長しない中で将来の絵をどうするかのものか?しかし、世論はそれに飛びつき、それを利用する国民にも問題がある。
ASS政権の支持率、森友他のスキャンダル、道上さんは演出家がいるのかと言われて、松村さん、政府の影響力が強くなり、さらに世論のもの、マスコミは視聴率狙いの煽情的な報道をして、ロッキード事件の頃からあるもので、ASS政権と反対側のせめぎあいが、今マスコミによりASSに不利にされてしまい、マスコミを敵に回すとダメで、ASS政権の支持率は今回下がり、しかし待機児童、3本の矢もうまく行かないのに支持率は高く、これは民進党がダメ、これしか選択肢がなく、しかし与党は人材が枯渇して、最低使える人材はまだ40~80人、しかし野党はこれでは絶望的。
国会では、小泉氏のチルドレン、小沢ベイビーズ、今は、目先の政策でASS政権の成果はなく、しかし致命的な失敗もなく、これで行かないと仕方ない、支持するのではなく、残された選択肢というもので、今回は小池チルドレン、半分以上は新人であり、それでやっていけるか、今までチルドレンで成功はないと道上さん言われて、松村さん、政策を準備したのではなく、世論に乗ったもので、小池チルドレンは迷走する。
アメリカのトランプ政権と日本のASS政権、イギリスはEU離脱も、総選挙で負けて、フランスも主流でない人が大統領になり、これについて松村さん、日本はASS政権の支持率は失敗で2/3の維持は無理、次の選挙で負けて、しかし野党に選択肢がないと、過半数を割ることはなく、次の政権が方向性を持つのは難しく、目の前の政策をやるしかなく、小池氏の国政進出は、維新と同じか、松村さんは何とも言えず、しかしアメリカの覇権がぐらついて、ヨーロッパも中国も揺らぎ、その中で日本が相対的にマシで、日本が大きな役割を担う可能性はあり、世界最大の債権国で、リスクとチャンスが混在し、うまく行ったら伸びるが、逆なら国民がエライことになり、ASS政権を巡るしのぎあいは起こる可能性がある。
麻生氏がポスト安倍を狙い、ASS政権の終わる時にどれだけ力を残せるか?ASSが次を指名できるか?ASS政権の主要閣僚で目があるのは外務大臣、ASS政権がどう崩れるか、そして日本が世界と対峙する際に必要な論点は、あまり下手に動かないと良い、日本が何もせずじっとしていて、アメリカ、ヨーロッパ、中国がぐらついてきたために世界はこうなり、ニュース報道は煽情的で、それらに惑わされずに、情報を分析して、ポピュリズム的な風に惑わされないようにすべき。
道上さん、森友学園問題、加計学園問題、資料が捨てられた、加計学園理事長も話をせず、情動報道はしていないと言われて、民主主義の在り方を問われて、松村さん、日本のメディアは欧米に比べて権力追及は弱いと言われて、トランプ氏は記者会見せずツイッター発信のみ、これはメディアがトランプ氏と対峙する形になり、アメリカが世界最大の覇権国家を止める姿勢で、トランプ氏はエスタブリッシュメント、メディアも敵に回し、しかし日本は野党に強いものがなく、マスコミが事実報道をしっかりすべきと言われて、事実を出してもらうべき、しかしASS政権は追い詰められて、事実を出していないことをメディアは報じるべきであり、都議選がそれだけに終わらず、世論が情動的に動くとプラスマイナスの面があり、これを事実をちゃんと公開すべき、閉会中審査も必要で、加計学園問題や稲田氏の問題は些細なものであり、日本がチャンスとリスクを抱えている中、目先の問題をどうクリアするかが問題と締めくくられました。以上、松村さんのお話でした。