負けるな北星!の会(マケルナ会)賛同人のみなさま
マケルナ会の活動記録集2500部が完成しました。
「北星学園大学バッシング 市民はかく闘った 2014-2016『負けるな北星!の会』記録」と題しA4版、全246ページ。厚さ1.3センチ、重さ530グラムの長大なものです。
マケルナ会に賛同された個人・団体は1457人。このうち、御名前公表の御意志が確認できた1346個人・団体の御名前、御肩書き、都道府県や国名の名簿を掲載しています。みなさまのご協力で、会の全容を歴史に刻むことができました。厚く御礼を申し上げます。
記録集の特徴は、大学への脅迫・バッシングと、大学側の対応、市民の応援の動きをなるべく詳細に記した点です。
年表を付け、これまで明かされていなかった大学への爆破予告、受験生や教職員への殺害予告の脅迫状や、脅しのメール、植村隆・元朝日新聞記者の高校生の長女に危害を加えると匂わせたポルノ大量ファクスなど、卑劣な攻撃の手口もあえて紹介しました。
田村信一学長が初めて公の場で、脅迫に苦しんだ日々を振り返った2016年6月、北海道大学でのマケルナ会総括シンポジウムの発言録をはじめ、北星学園幹部、教員らが当時を振り返る論考を寄せてくださいました。
記録集に論考を寄せた方は、マケルナ会呼びかけ人の山口二郎法政大学教授や、バッシングを米国で見つめていたノーマ・フィールド・シカゴ大学名誉教授ら60数人に上ります。
北星学園大学に寄せられた250の応援声明のうち、公表の同意を得られた230の声明を大学からご提供いただき、大学発出の声明、マケルナ会の記者会見録など約140の資料にまとめました。
この記録集で初めて、北星学園大学を応援した「マケルナ運動」の全貌が浮かび上がったといえます。
誠に恐縮ですが、みなさまにご負担をおかけすることがあります。
一つ目は、費用です。
執筆者や、亡くなった賛同人のご遺族を除き、1冊500円で販売します。
郵送をご希望される方は、送料着払いでご負担いただき、同封のゆうちょ振替口座振込用紙でお支払いをお願いすることになります。
(国外発送は、本代、送料の決済方法について個別メールでお知らせします)
膨大な声明類は縮小して載せるなど工夫を重ねましたが、力が及びませんでした。大変申し訳ありません。
二つ目は、賛同人名簿の字の大きさです。
限られた予算で紙幅を増やさないため、かなり小さくなっています。年配の方は、拡大鏡を使わないと見えづらいかもしれません。ご不自由をおかけすることをお許しください。
記録集は、植村さんの裁判報告集会、講演会など各種集会で販売します。
札幌では7月7日(金9、植村札幌訴訟第8回口頭弁論の報告集会(16時30分~17時30分、札幌市教育文化会館302号室)と続く、第32回7・7平和集会(18時30分から、札幌の「かでる2・7」820研修室)で販売を開始します。
東京では7月12日(水)、植村東京訴訟第9回口頭弁論の報告集会(16時~17時30分、参院議員会館1階講堂)にこられた方に、販売します。
(集会のチラシ2点を添付)
注文は
・マケルナ会メールmakerunakai@gmail.com
・ファクス 011-351-5310 (「植村裁判を支える市民の会」のファクスを使います)
で受け付けます。
① 注文冊数
② 郵便番号
③ 届け先住所
④ 御名前
⑤ 電話番号(問い合わせがある場合に使います)
の5項目を明記し、上記のメールか、ファクスでお知らせください。
注文を受けたら、事務局から返信のメール、ファクスをいたします。
返信がない場合は、注文が届いていない可能性があるので、再度のメール、ファクスをお願いいたします。
なお、発送作業の人員不足で、注文を受けてすぐにお手元に届けることが難しい状況です。
講演、集会などで急ぎ注文が必要な場合は、その旨をお知らせください。
2014年、異様な朝日新聞たたきに端を発した北星学園大学バッシングとそれに抗した「マケルナ運動」の記録が、今後起こるかも知れない学問、言論への圧力に対抗する際のしるべになれば幸いです。
2017年7月6日 マケルナ会記録編集委員会(旧マケルナ会事務局)
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