永岡です、サンテレビのニュースPORT、火曜日の防災特集、兵庫県・尼崎市は、満潮時の海面より土地の低い海抜0メートル地帯が町の1/3を占めて、高潮や津波から町を守る防潮堤が湾岸部にあり、中心には尼ロックと呼ばれる日本最大の閘門(こうもん)が要塞のように存在し、尼崎を水害から守る仕組みについて報告がありました。
九州北部豪雨から明日で1週間、兵庫県も水害と無縁ではなく、1938年の阪神大水害、台風に刺激された梅雨前線による水害で、これは神戸まちづくり会館にて映像が公開されて、神戸は治水は進んでも、まだまだのところがあり、考えてほしいと企画された方は語り、津波、高潮、集中豪雨、その中で、水害に特化した施設が尼崎にあり、巨大防災施設の尼ロック、大きな工業船が、関所のような場所を通り、海面より低いところから、海面の水位に上げる施設で、この尼ロックで水位計が上がり、尼崎→大阪湾に船は出られるもので、運河の水位と、海の水位を調整する閘門としては日本最大、コントロールセンターで制御して、尼崎市は地下水のくみ上げで地盤沈下、ひどいところは数m沈下して、防潮堤の外側と、運河をつなぐ施設として尼ロックが建設されて、尼崎を防潮堤が囲み、その真ん中に尼ロック、これで外からの水は入ってこないが、町が大雨の際にはどうするか?尼ロックには秘密兵器として巨大なポンプがあり、8台のポンプで、集中豪雨での雨水を排出できるもので、25mプールを8秒で排出できる、大変なポンプの能力であり、外からも、町からも水害から尼崎を守る尼ロック、巨大インフラで、しかし地元の方でも尼ロックのことは知られず、見学してみんな驚き、見学も可能、しかし尼ロックがあるから大丈夫ではなく、水害への備え、ソフト面の整備も必要なのです、以上、ニュースPORTの内容でした。