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- 2017年7月11日

加計学園を巡る疑惑を告発した前川喜平前文科次官を参考人招致した10日の閉会中審査。疑惑はクリアになるどころか、ますます深まった。
元文科省審議官の寺脇研氏(京都造形芸術大教授)はこう言う。
「キーパーソンの和泉洋人首相補佐官は欠席。政府答弁はメチャクチャ。加計問題は解明されたと納得する国民がいたら不思議なくらいです」
前川氏と政権サイドの主張は真っ向衝突。新事実や新文書は出てこなかったが、見モノだったのが菅官房長官や山本地方創生相との応酬だ。
国家戦略特区の選定が「加計ありき」だった舞台裏をバラした前川氏を、菅長官は「地位に恋々としがみついていた」と中傷。10日も、「前川氏から〈定年期限の3月まで続けさせてほしい〉との話があった」と繰り返し、杉田官房副長官を通じて定年延長の打診を受けたとおとしめようとしたのだが、前川氏が「そのような事実はございません」と正面から反論。「私は1月4日の時点で引責辞任を決意し、翌日に松野文科相へ申し出た。定年延長してほしいとか、3月まで在任したいとか、申し上げたことは一切ない」と言い切った。
理路整然とリアリティーある説明をする前川氏に菅長官はグーの音も出ず、終始、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていた。
■語るに落ちる「加計の目的は金儲け」
その上、前川氏は杉田副長官による天下り問題の隠蔽工作を証言。再就職等監視委員会への資料提出に先立つ昨年12月の杉田副長官との面会で、「〈他府省に関わるものは出すな〉と杉田氏から指示があった」とし、文科省がトカゲの尻尾切りに遭ったと明かし、菅長官の仏頂面はみるみる凍りついた。
メモも見ずに淡々と話す前川氏にペースを乱され、山本大臣の棒読み答弁はエスカレートし、発言内容も錯綜。獣医学部新設を正当化して「需要はハッキリあります」と言ったそばから、「需給の量や数をハッキリ示すなんて無理。市場メカニズムで決まっていくしかない」と口にした。
「目が点になりました。資本の論理が先に来る企業と、教育や人材養成が目的の大学を同次元で考えているのでしょう。加計学園が金儲け目的だとバラしたも同然で、語るに落ちた」(前出の寺脇研氏)
アベ自民はいまごろ、前川氏を敵に回したことを後悔しているに違いない。
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