永岡です、朝日放送のおはよう朝日土曜日です、情報アップデート、関西大学で防災心理学の専門家、元吉忠寛さん、災害時になぜ逃げ遅れるのか、2015年の鬼怒川の決壊、深夜に避難指示、その後堤防が決壊して、しかし4000人の人が避難せず、ハザードマップで想定されたところで4000人避難せずであり、なぜこうなったのか、4000人は隣近所も避難せず、元吉さん、災害時に人間の心理で避難しなかったと言われて、山道で血まみれの人を見つけて、車に乗せるかなど、人間は寄付には消極的だが人は助けて、自分が犠牲を払ってやるか、情報のみでは動かず(避難勧告など)、しかし目の前に浸水だとやっと動き、これは人間が長い時間をかけて得たもので、韓国の地下鉄の火災事故の際も、煙が充満しても逃げず、元吉さん、人間はゆっくりやってくる危険は察知しにくく、そして手遅れになり誰も逃げず、周りの人たちが逃げないと自分も動かなくていいと思ってしまうものであり、他にも避難行動をためらわせる人間の心理があり、災害でこんなことになるとは思わなかった事があり、過去の経験だけではダメで、今は様々な防災情報が出て、どれが自分に大切か選択するのに時間もかかり、認知的不協和、このままでもみんな逃げていないから大丈夫と思ってしまうものもあり、楽観的に考えてしまい、また警報も、当たらないと、オオカミ少年効果であり、みんな赤信号だと止まるのは、子供のころから教えられているからであり、世界で赤信号で止まるルールがあり、それで無駄、面倒と思わない、地震の際に机の下に入るのも、無駄と思わずやるものであり、しかし災害時には自分だけ大丈夫と思ってしまうのや、避難所が不快で、行くのをためらう、ペットを飼っているとなおさらであり、避難所に行くより自宅と思うのは、避難所を快適にすべきで、赤信号で止まるのと同じ意味合いで、小学校よりショッピングモールを避難所にしたら生きやすいと元吉さん言われて、24時間遊べるところの方が避難にはハードルも低く、しかし避難してもどうもなかったら家族から批判されることがあり、ショッピングモールなどの、避難しやすいところを整備すべきであり、それくらいカジュアルに避難できるようにすべきで、しかしそういう避難所はなかなかなく、一人暮らしのお年寄りのこともあり、お年寄りは孫と一緒に、と行動すべき、ともかく、災害時にはまず避難であり、危険かどうかを判断して逃げるのは、早く行動を起こす訓練をすべきと言われました。以上、元吉さんのお話でした。