TBSラジオ 荻上チキSession-22(2017/7/19) 崎山敏也 福島原発3号機原子炉格納容器へのロボット調査を語る

 

永岡です、昨夜のTBSラジオの荻上チキSession-22で、TBSラジオ記者の崎山敏也さんが、福島原発3号機への水中ロボット調査について報告されました、TBSクラウドで公開されています。

https://radiocloud.jp/archive/ss954/

崎山記者の原発関連ニュース、東電は昨日、3号機の格納容器を調べるために昨日と今日ロボットで調査、東電は撮影に成功したが、デブリは確認できなかったといい、崎山さんは東電の記者会見に出られて、昨日は誕生日、今日アイドルのCD発売日(笑)ですが、崎山さんの取材、ロボットは、福島原発の廃炉計画がどうなっているか、今年の夏までに、工程表では1,2号機が核燃料がメルトダウンして格納容器に落ちて、それを取りだす方法をこの夏に決めるのだが、しかしその前に燃料デブリ(熔け落ちた核燃料)がどうなっているかわからないと取り出せず、大きいと切断が必要など、今年の冬には1,2号機に今回と異なるロボットを入れて、今回は3号機にマンボウというロボット、実態は茶筒のようなものであり、これで調べて、記者会見は8時過ぎ、そもそもロボットは入れるのか、格納容器の穴に入れるロボット、1号機の汚染水は空間があるものの、3号機は6mの深いプールであり、水中ロボットの必要があり、しかし泳ぐロボットはケーブルで動くもの、エヴァンゲリオンみたいもので有線、ロボットでこれを撮りたいとすると、ケーブルが引っかかったらロボットが帰ってこれない、タコが電柱に引っかかるようなものであり、今回は格納容器の中に入り、原子炉の真下に到達して、原子炉の舌には格子状の足場があるはずなのに、黒い闇であり、真上の原子炉の下から原子炉の制御棒のところにあるべきものがなく、部分的には制御棒のボルトは見えても、構造物は見えないことが分かり、そこまでは障害物はなく、しかしあるべきものはどこへ行ったのか?東電のHPにあり、全体にオレンジ色、もともと赤っぽい壁もあるが、錆、腐食、海水を冷やすために入れて錆びたか?格納容器の中の水は、マリンスノーのような浮遊物があり、何かが壊れて漂っている。

映像は撮れて、水中を泳げたが、燃料デブリはもっと下、格子状の足場がなく、格納容器の底は見えず、熔けて落ちた構造物が出てきたらロボットがひっかかり帰って来れなかつたら次も入りにくくなり、2号機はレールの中で入れる予定が斜めになってしまい、今は縦列駐車のようなことになり、しかしすでにもうロボットの墓場になり、死んだロボットがたくさんあり、メーカーは倒芝であり、アリドという国の機関もあるが、中心なのは倒芝の技術者であり、しかしロボットを入れて、まだまだ分からないこともあり、燃料デブリの取り出し方は分からない。

今回、作業員も被曝して、福島原発の構内より被曝、0.362ミリシーベルト、1日3ミリシーベルトと予想されたが、ロボット技術者が被曝して作業が出来なくなったら元も子もないもので、この夏に燃料デブリの取り出し方は決まらず、格納容器に穴が開いて、これを塞がないと水をためられない、水をためたら放射線を遮られて、3号機は放射線からの遮蔽と言う意味では水煮遮られてマシ、1,2号機は空気中で放射線にてロボットは壊れることもあり、今年の夏に進捗を決めると言うものの、ロボットは一つの目的だけに開発されて、次の段階のロボットの開発が必要で、ロボットも万能ではなく、これから大変なのです。以上、崎山さんのお話でした。

 

 

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