なぜ民進党が都議選で敗れたか
きちんと総括すべきです
民進党が示すべきスローガンは
「憲法を暮らしに生かす。平和と生活を守り、政権交代を目指す」でしょう
このことをはっきりと打ち出すことです。共産党との違いを問われたら、
政権を担える政党である。と応えれば充分でしょう。
「都民ファーストの会基本政策集」に記載されていること
1)忖度だらけの古い都議会を新しく 2)「のり弁」を止めます
3)利権を一掃します。
等々、これは実質「憲法を暮らしに生かす」マニフェストです。
但し、自民党の改憲政策には一言も触れず、改憲反対などと述べていません。
ここに小池都百合子氏の巧妙さがあります。
民進党は、「都民ファーストの会は改憲反対を述べていない。
言葉上は自民党政権を批判しているが、
改憲に反対しない限り、自民党と同様となる。
なぜなら「『黒塗り』の公文書を改め徹底的に情報公開します。」
と述べていますが、これが事実であれば、
違憲の「特定秘密保護法」の廃案を訴えるべきです。
都民・国民が平和に暮らすには、当然、安保法制(戦争法)・テロ等準備罪(共謀法)
の反対を訴えなければなりません。
このことをしっかり伝えれば有権者は分かります。
野田佳彦氏が幹事長を降りる、とのことでありますが、
どなたが野田氏に変わっても民進党は憲法を暮らし
に生かす政策を国民・市民・有権者に誠実に訴えることです。
自民党は「改憲・改憲」と叫んでいますが。
有権者の多数は改憲に反対し、平和を望んでいます、
これは自信を持って言えることでしょう。
石垣敏夫