NHK「731部隊」ドキュメントに反響 中国外務省が異例の論評  

NHK「731部隊」ドキュメントに反響 中国外務省が異例の論評
8/17(木) 19:52配信 J-CASTニュース

NHKスペシャル「731部隊の真実 ~エリート医学者と人体実験~」のウェブサイト。ハ
バロフスク裁判の録音資料を新たに発掘したとしている

旧満州(中国東北部)で細菌兵器の開発を進めていたとされる旧日本軍の「731部隊
」(関東軍防疫給水部)をめぐるNHKのドキュメンタリーが反響を広げている。

番組では、戦後に731部隊のメンバーを旧ソ連が裁いた軍事裁判の様子を収めたテー
プを発掘。中国人の囚人に細菌を感染させたり、わざと凍傷を負わせたりする人体実験
の様子が語られた。中国外務省は番組について「日本の洞察力のある人々の勇気を賞賛
する」と異例の論評をした。

■「ハバロフスク裁判の音声記録」を公開

番組は「731部隊の真実 ~エリート医学者と人体実験~」と題して8月13日に放送さ
れ、17日未明に再放送された。番組は、ロシア国立音声記録アーカイブで発掘された19
49年の軍事裁判「ハバロフスク裁判」の約22時間にわたる音声記録や、731部隊に「少
年兵」として属していた人のインタビュー、京都大学などに残されていた資料などで構
成。人体実験の実態や、軍からの多額の研究費の見返りに、東大や京大が多くの医師を
731部隊に送り込んで人体実験を進めていたことを指摘した。

番組では、ハバロフスク裁判の録音資料の意義を

「この裁判は、これまでソ連が公表した文書の記録しかなく、ねつ造だと批判する
声もありました。今回見つかった音声記録では、部隊の中枢メンバーが人体実験の詳細
を証言していました」

と説明した。

当時の憲兵や衛生兵が、人体実験の様子を次のように証言する音声が流された。

「中国人、それから満人(満州人)を約50名あまり人体実験に使用しました。砂糖
水を作って、砂糖水の中にチフス菌を入れて、そしてそれを強制的に飲ませて細菌に感
染をさせて、そしてその人体実験によって亡くなった人は12~13名だと記憶しています

「人体実験を自分で見たのは1940年の、確か12月ごろだったと思います。まず、そ
の研究室に入りますと、長い椅子に5名の中国人の囚人が腰をかけております。それで
、その中国人の手を見ますと、3人は手の指が全部黒くなって落ちておりました。残り
の2人は指がやはり黒くなって、ただ骨だけが残っておりました(中略)凍傷実験の結
果、こういうことになったということを聞きました」

中国外務省「一連の史実は動かしがたいものであり、否定できない」

番組に対して、中国政府は異例の反応を見せた。中国外務省の華春瑩副報道局長は8
月15日の定例会見で、記者から番組について

「日本の731部隊が罪を認める20時間を超える録音を掘り起こし、中国侵略戦争で
同部隊の犯した凶悪犯罪を完全に復元した」

などとコメントを求められ、次のように番組を称賛。歴史問題の「正しい理解と深い反
省」を改めて求めた。

「第2次世界大戦中、日本の侵略軍は中国人に対して極悪の細菌戦を発動し、残酷
で非人道的な人体実験を行い、反人類的な極悪犯罪を行った。一連の史実は動かしがた
いものであり、否定できない。この時期の歴史を正しく認識することでのみ、日本は歴
史の重荷を下ろすことができるようになる。我々は歴史の真相を暴く日本の洞察力のあ
る人々の勇気を賞賛する。日本側が国内外の正義の声に注意深く耳を傾け、日本軍国主
義の侵略の歴史を正しく理解し、深く反省して、中国などアジア被害諸国の国民感情を
真剣に尊重することを希望する」

中国共産党の機関紙、人民日報も8月16日付の紙面で、「歴史から学んで初めて未来
を獲得できる」と題するコラムを掲載した。コラムでは、番組終了後、日本の視聴者か
らも

「本当に恐ろしい。人間がすることとは思えない」
「これが事実ならば、私たち日本人はこういったことを繰り返してはならない」

といった声があがったとしながら、日本政府は「資料がない」ことを理由に事実関係を
認めていないことを指摘。その上で、

「自らの歴史観を正し、侵略の罪状を深く反省することによってのみ、本当に世界
からの尊敬を得ることができる」

などと政府と同様の主張を展開した。

日本政府「細菌戦を示す資料は確認されず」

8月17日夜時点では、日本の大手メディアで同番組について触れたのは華氏の発言を
伝えた朝日新聞と日経新聞。日経(電子版、15日配信)は、中国のネット上で「歴史を
直視した」といった賞賛の声がある一方で、「報道の自由がある国がうらやましい」と
中国の報道規制を批判する声もあったことを指摘している。また、朝日は華氏発言とは
別に、15日付朝刊「ひと」欄で、父が731部隊の軍属だったという元高校教師を取り上
げている。

731部隊をめぐっては、小泉内閣が03年、川田悦子衆院議員(当時)の質問主意書に
対して、その存在を認める答弁を閣議決定しているが、その活動内容については

「外務省、防衛庁等の文書において、関東軍防疫給水部等が細菌戦を行ったことを
示す資料は、現時点まで確認されていない」

とするにとどめている。

今回のNHK番組に対して、ツイッターなどネット上では、

「もっと日本人はこのこと知るべきだと思うんだよね」
「私は これが真実だと思うよ」

といった肯定的な反応も出る一方、

「滅茶苦茶な放送をするなよ、完全にプロパガンダだろ」
「強制収容所では、赤化教育がなされ徹底的に思想矯正を受けた」

などの反発も寄せられている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-00000010-jct-soci&p=1

・・・・・・・
IROHIRA Tetsuro さん
お世話様
NHKは本当に素晴らしドキュメントをまとめました。
他のNスペも素晴らしく、
NHKに称賛のメールを送り,
全政治家に見せて欲しい,
と伝えました。
         石垣敏夫
NHK「731部隊」ドキュメントに反響 中国外務省が異例の論評
・・・・・・・・・
色平さま
おかげさまで、「インパール」、「731部隊」、NHKスペシャルの労作。
どちらも、dailymotionにて拝見しました。
内容ご紹介くださいまして、ありがとうございました。

またどちらも、戦犯裁判記録の発掘が番組となったのですね。
「戦慄の記録  インパール」は、シンガポール裁判の記録から →参戦将兵の証言へ
「731部隊の真実
~エリート医学者と人体実験~」は、ハバロフスク裁判の音声記録から


 731部隊をめぐっては、小泉内閣が03年、川田悦子衆院議員(当時)の質問主意書に
対して、その存在を認める答弁を閣議決定しているが、その活動内容については
「外務省、防衛庁等の文書において、関東軍防疫給水部等が細菌戦を行ったことを
示す資料は、現時点まで確認されていない」
とするにとどめている。

今回のNHK放送によって、この閣議決定答弁書は書き換えなくてはなりませんね。
どちらの番組も、出版も、してほしいと思いました。

ところで色平先生、
731部隊に関与した医学者など名は、番組では3人が顔写真入で紹介されましたが、
全員の氏名・関与の状態は、明らかになっているのでしょうか?(3人を除くものは、番組では顔写真が小窓)

きっとかれらは、戦後も『堂々』と活躍していたのでしょうね。
(参考になるか?)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/397.html
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/205.html

ni0615田島拝

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

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