永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」、森友学園問題、昨日の続きで、21枚の、8億円分のゴミのデタラメが報じられました。
ご存知のように、豊中市の土地にゴミがあるために8億円値引きしたというのですが、土地の鑑定の専門家である諏訪靖二さんが21枚の写真を鑑定されて、問題は3つの、ゴミの根拠となる掘削の場所、校舎予定地に1カ所、校庭の予定地に2ヶ所ですが、これは同じ写真を向きを変えて見せただけ!であり、地層の専門家が見たらデタラメは容易にわかるというのです。
さらに、国が8億円値引きの根拠となった、地下9.9mまでゴミがあったという件について、諏訪さんは、この土地は1970年代は住宅地であったものの、1950年代は水田であり、そのことから、土地の表面3.3mは土地を整地した後に盛土として出来ても、その下の30cmは粘土層、水田の名残で、その下は人間の手が入っているはずのない地層であり、諏訪さんは9.9mのところからゴミが出てくることは絶対にないと指摘されて、ところが、近畿航空局は地層を調べたら9.9mのところからゴミが出てきたと言っており、諏訪さんは、こんなデタラメで土地を売ったのかと呆れておられます。
これは、司会の西靖さんも唖然であり、スタジオでもこのようなデタラメな資料で8億値引きしたことと、専門家に見せずデタラメをやった事への疑問が呈されました。
このような不正は、私もサラリーマン時代に見ており、それはバブル期で、デタラメな計画でもOKとなり、森友学園問題とは異なりますが、しかしこれは国有地、国有財産の問題であり、ここまでのデタラメがまかり通るのは恐ろしく、特に、専門家のチェックを受けずにデタラメをやっているのは、この国がルールを守るという点で根幹が破綻していることを示しており、極めて深刻です(本来なら、国の財産に損失を与えた件で背任容疑があるはずです)。
また、本日発売の週刊新潮に、今井絵理子氏と不倫問題の神戸市議、橋本健氏が政策のチラシで架空請求した疑惑が載り、これについて橋本氏は会見したものの、潔白を証明する資料がないというものの、チラシを発注したなら領収書が残っているはずであり、こちらもムチャクチャであり、こんなアホなことを許したら、国家が破綻します、以上、VOICEの内容でした。
なお、加計学園問題、問題の設計図に関して、夕方のNスタでも報じられて、今夜は報道ステーションでも取り上げられる模様です。