皆さん
8月22日のとりプロ選挙市民審議会第16回第2部門会議で配った資料のファイルです(改行のずれを修正しました)。早くにファイルでお示ししたたっかのですが、時間がなくて。シミュレーションそのものを行ったエクセルファイルも添付します。
衆議院の選挙制度を比例代表制に一本化する場合のブロック定数、比例配分方式、政党と無所属候補の獲得議席数の関係についてもシミュレーションしたかったのですが、時間切れでした。次回会議までに行いたいと思います。
シミュレーションは、投票区を全国一区、選挙運動区を区割り選挙区にするという考え方で、都道府県区割りに定数121を人口比で割り当て(「目安定数」)、16年参院選の結果(政党は比例区得票数、無所属候補は選挙区得票数など)に基づいて、最大剰余法(各党・各無所属候補の全国得票率に定数をかけ、まず商の整数部分の議席数を各勢力に配分し、残る配分漏れ議席を小数点の大きい順から配分)などで各党と各無所属候補に議席を比例配分するなどしたものです。無所属候補も10人前後が当選します。
党内当選順位を対平均得票数比(各候補者の16年選挙区選挙の得票数を各選挙区の平均得票数で割った商)順とする場合、「選挙運動区」としての都道府県選挙区を地盤とする当選者の数が当該選挙区の「目安定数」に満たないケースは全国で約10選挙区の約10人と推計されます(「目安定数」を超えるケースも同数ある)。ただし、各選挙区の得票数第1位候補が党内当選圏内から外れるケースはゼロです。
太田光征