情報記載 石垣敏夫
心が洗われました。(中村哲医師のお話を聞いて)
(一部紹介2017.8.25埼玉会館)
- 戦争より食糧自給
- 欲望と安全は両立しない
- 人間と自然とが折り合うこと
◎ 水路(用・排水路)ができると緑が蘇り、
井戸水がでるようになり、飲料水が
保障され、命が保障され、魚、生物が次々生まれる。
水路の完成は平和の復元、百年はかかる。
ペシャワールという民間だけでなく、
私の死後も継続できるよう
国から、国連からの支援も要請を続けて行く。
後継者の育成、訓練所も作っている。
その後はアフガニスタンの人々が決める。
〇 紛争中の危険は、普段から自分で気をつける。
敵を作らない、誰とも仲良くなる。どんな人とも話しをする。
人は村に帰ればお互い仲良くやっていく。
愚かなのは、外国からの武装兵士。
(但し、武装兵士のすべては悪人ではない)
- 私だけではできない。
地元の人々は命をかけて共に働く。
水路工事は現地に合わせ、機械に頼らず、
石を積み上げて行う。(日本の伝統工法も参考にした)
時には帰りたいと思う時もあった。
現地の人々、支援してくれている人々を裏切ることはできない。
- メデイアは、公平な目で見て報道を、
時には、付和雷同を沈める役割がある。
◎ わたしたちは、アフガニスタンの一地域ではあるが、
支援モデルを提示できたのではないか、と考えている。
主催 中村哲講演会埼玉実行委員会 9条の会・さいたま等16団体
実行員のみなさんお疲れさまでした