永岡です、報道するラジオ、第261回、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会で放送されました。
加計学園問題、民進党、メディアについて、この番組の案内であったジャーナリストの平野幸夫さんがブログで的確な指摘をされています。
今週のゲストはアジアプレス大阪オフィス代表のジャーナリストの石丸次郎さん、国連安保理で北朝鮮(共和国)制裁案が明日採決であり、石油禁輸は採決されず、金正恩氏は制裁対象にならず、このような制裁に効果はあるのか、共和国の政治、経済体制のことについても石丸さんのお話がありました。日本が、世界が共和国(北朝鮮)にどう対応すべきか、石丸さんの解説です。リスナーの質問も殺到しています。
皆さん、これを読まれたら怒り、そして絶望的かもしれませんが、現実であり、最後まで読んでください!
石丸さんは本日夕方の、の朝日放送のキャストに出られて、共和国は記念日とは関係なくロケット発射、核実験をしており、制裁で10億ドル減り、明日の国連安保理の制裁、トランプ大統領の主張は人とお金の流れを停めてしまうもので、石油禁輸と、正恩氏の口座(代理人のもの)を止める、これにロシアと中国は反対して、正恩氏を直接このような打撃を与えることは共和国に大変な屈辱的になり、ABCコメンテイターの木原善隆さんは、石油を止めたら大変なことになり、共和国の労働者は中国とロシアで働いて共和国に送金されて、しかし、ロシアは極東で共和国に協力するなとしたら大変と言われて、石丸さん、外貨を稼ぐ石炭などを止めても、金正恩政権に痛手になるのには時間もかかり、ところが今年春に共和国は農産物が大飢饉、今年は旱魃でトウモロコシ全滅、今年は食糧が秋に収穫の分が大変なことになり、労働新聞の写真でも、人民軍の兵士すら瘦せこけており、2011年夏の写真で、朝鮮人民軍は650万、共和国の財力で支えられず、しかも政府の幹部の腐敗で取ってしまい(どこぞの極東の国の森友学園問題、加計学園問題と同じ)、金正恩政権は来年から大変なことになり、プーチン大統領は共和国の人民は草を食べてもやる=正恩氏は一族の安泰は核とロケットがあると大丈夫と思い、ともかく、対話のための圧力が必要だと言われました。国際ジャーナリストの小西克哉さん、今まで本格的な経済制裁はしておらず、ブッシュ氏の父の際に制裁したが、それをやらないと制裁にならず、南アフリカの核放棄も、我慢比べと指摘されて、石丸さん、アメリカ主導の制裁をやったら、何かアクションがあると指摘されました。
さらに、共和国の核について、日刊ゲンダイに、小出先生他の見解が載り、赤かぶさんが阿修羅掲示板にアップされています。
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/188.html
9月9日に共和国は何かやるとしてやらず、石丸さん、、日本のメディアが記念日に何かやると報じ、去年は建国記念日に核実験、正恩氏は核とロケット開発が目的で、記念日以外にやっているものが8割、やるべき時にやって、1日も早くまっしぐらに核とロケット発射の実験をして完成させたく、しかし、多額の費用はどうやっているのか、共和国の国民はどうか、などをお話されます。
ニュースは千葉猛さんの担当でした。
国連安保理は明日日本時間の午前に共和国制裁案を議決、共和国への石油精製品を200万バレル禁止、原油輸入は上限を設定、アメリカの原案は石油全面禁止、正恩氏の資産凍結、しかし共和国の不安定化を懸念する中国やロシアにアメリカが譲歩、アメリカに共和国はその代償を払わせると牽制して、最後の手段も準備しているというもの、これについて石丸さん、制裁決議の最終案、アメリカの意向が変わった理由、200万バレル=共和国の必要とする量の7割、ロシアと中国の顔を立てて、原油は中国が9割、ロシアが残り、中東からは少なく、明日の制裁決議は早く、7月にICBM、グアムを狙うと言い、8月に石炭と海産物、鉄鉱石を禁輸、大打撃、外貨収入の1/3をカット、よく中国の認めたものだが、それでもロケット発射と核実験を強行して、過去に国連の制裁は3か月かかっていたのに、核実験から1週間で制裁、アメリカの意志は強く、通らなかったらアメリカが単独でやる、しかし、国際社会の取り決めにも沿って、石油の全面禁輸にはならず、これは全面禁輸と比べたら、アメリカは早く折れて、ロシアと中国は、全面禁輸=体制崩壊であり、共和国を潰すのかというもので、国民の最低限の生活は補償すべき、しかし、正恩氏は石油を国民ではなく軍事に使い、しわ寄せは庶民に行く。
アメリカの最初の案は、正恩氏を名指しで資産凍結、これはやらず、共和国にとって正恩氏は最高尊厳、唯一の独裁指導者、これを叩いたらアメリカはエライことになり、交換カードでロシアと中国は取引、原油の制限は年間上限など、石丸さん、石油でロシアと中国の折り合える最大のカット、しかし、明日日本時間の安保理の決議が通ったら共和国には大変、リスナーより、この制裁は骨抜きかと質問があり、石丸さん、制裁は正恩氏に痛いものの、制裁のみで共和国の政策を変えられず、核放棄はしない、ロケット発射も止めない、なぜ正恩氏が核とロケットをわき目も降らずに一直線、核とロケットがあったら、ロイヤルファミリーは未来永劫続く、しかし、核とロケットがあってもソ連は潰れて、これは相当な圧力なしに変わらず、石油制裁では根本的なものは変わらず、これから大変、決議が通ったら、共和国はロケット実験を反発、負けないという意味でやり、どうするか分からず、アメリカと日本、韓国がどうすべきか、緊張はしばらく高まる。
経済制裁で、共和国の国民の生活はどうなるか、石丸さん、日本のメディア報道に違和感があり、共和国は軍事大国と見られたく、軍事パレード他やっているが、これは共和国政府がこう見てほしいもの、ところがアジアプレスは中国の携帯電話を10代ほど共和国に入れて取材したら、ほとんどの国民は核とロケットには関心がなく、開発から10年経っても生活は良くならず、他方正恩氏への不満は強く、正恩氏は共和国で不人気、若くていきなりトップになり、まだ33歳の若造がなぜこんなトップになるのか?能力のある人が政治をすべき、2013年に叔父を粛清、叔父殺しと道徳的に問題視されて、生活に悪影響がでたら、核とロケットのために生活が悪くなると国民は思うようになり、核実験場から140kmのところに取材の相手がいて、地震か、戦争かと思ったら核実験であり、事前に教えず、今年は農業が大凶作、リスナーより、餓死者が出ていると指摘があり、石丸さん、旱魃でトウモロコシ、稲が不作、去年は豊作でも、農民は困窮して、農民は生産者、そこにノルマ以上のものを集団農場で、農産物は国家に納めないとダメ、しかし約束以上に搾取されて、農民は困窮して、弱者の世帯で犠牲者も増えて、それで経済制裁されたら、共和国の経済は来年破綻する。
それでも軍事パレードは勇ましいが、石丸さん、北朝鮮では軍隊に行ったら飢える、100万の兵隊、国民の5%で人口比で多すぎて、腐敗が横行して、末端の兵士は飢えて、民衆の息子や娘が軍隊に行く→栄養失調で、家で食べてこいになり、政府は戦争と言うものの、戦う軍隊はなく、通常兵力はアカンので、正恩氏は核とロケットでやるしかないもの、通常兵器では韓国、アメリカと戦えない。
軍の幹部は戦えないとわかっており、その上不正をしないと食べて行けず、食糧も燃料もなく、戦争どころではない、それだから核兵器を作りたいのです。
続いて、共和国の情勢について、千葉さんのニュース、ASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)の発言、共和国の抑止をアメリカとともに戦争するというものであり、アメリカとの共同訓練、小野寺氏もイージス・アショアを最速で導入するというものであり、ミサイル迎撃のイージス・アショアについて、東京新聞論説委員の半田滋さんが、アメリカと日本の驚くべき売却契約についてインタビューでお話をされました。
イージス・アショアは、イージス艦の設備を地上に置いて、迎撃ミサイル発射、迎撃機能を地上に置くもので、すでにイージス艦は6つあり、2つ増設、8隻にしようとして、日本政府の言うことが本当ならそれで十分、しかし、4隻でも使えるのは1隻、乗員のケアも必要で、去年8月にミサイル破壊命令が出て、何をするか、防衛省に2隻、日本海に1席常備、しかし乗員や設備のケアのために、乗員も大変で、船なので潜水艦から攻撃される危惧があり、地上だとその心配はなく、しかしイージス艦はもう8隻あるのに、今まではイージス艦の性能が低く、2隻必要、しかし、日米の共同開発のミサイルでは日本海に1隻で良くなるが、南西の方向しか共和国は発射せず、イージス艦とイージス・アショアを持つと、イージス機能は10隻分で過剰になり、1隻1600億円!
軍事費はASS政権で5年連続増加して、5兆円を超えて、どんどん膨張して、イージス・アショア購入も軍事費を増やすもので、ところが、イージス・アショアの金額は半田さんもはっきり分からず、800億、イージス艦の半分か?どんぶり勘定!であり「兵器の値段はどれもどんぶり勘定!」、過去にも100億高いのが、グローバルホークであって、武器だとどんぶり勘定がまかり通り、対外有償援助、フォーリンミリタリーセール!=売買を日本語で援助と言ってごまかし、実態は武器を買うものであり、契約は見積もり、日米政府で結んでも見積もり=増加もあり得る+日本がアメリカ政府に前金!つまり追加料金もあり得て、ぼったくりされ放題。
日本にもルール、見積もりの25%を超えたら問題、しかし武器が陳腐化して辞められるが、しかし計算は難しく、グローバルホークも買うことが決まっていて、必要だからと国会で予算を組んで、値上げでもぼったくり、買うしかなく、自民党の国防部会ですら問題になり、そもそも武器の商売のやり方がおかしいと、自民党国防部会で問題視されても、アメリカとのルールはアメリカに決められて、ルールを変える動きはなく、半田さん、こんな仕組みで武器を127か国売り、お金のない国には安く売り、日本のように金がある国からはぼったくり=日本は金づる。
韓国、どころか他の国だとアメリカが買って置いている、THAADミサイルも米軍のために自腹で、韓国は金を出しておらず、アメリカは手間賃を取れ→韓国は拒否、しかし日本はぼったくられて、イージス艦は日本で作り、システムはアメリカから買い、PAC3は日本でライセンス生産=アメリカにライセンス料を払うもので、イージス・アショアは丸ごと買うものの、金額は未確定!値段も予算書に入らず、これ以上軍事費が増える危惧あり、値段は12月に出て、その際に高いと分かり、トランプ大統領はセールスマン、日本がアメリカ頼りなのを見抜いてのものなのです。
これを聞いて石丸さん、武器、兵器のビジネスは不公平、半田さんのお話でビックリ、イージス・アショアのどんぶり勘定!に啞然、イージス・アショアを導入することを小野寺氏が導入するものに、北朝鮮情勢も関わり、韓国もそうで、北朝鮮の危機、在日米軍基地がやられる=在日米軍により戦争に巻き込まれる、米軍がいるから戦争になり、しかし米軍なしでどうやって北朝鮮、共和国と戦うか、韓国も同じ、文在寅大統領はTHAADに反対→是認、ウラジオストックで文氏はASSと同様に圧力を北朝鮮に、というもので、日本と韓国はアメリカに見捨てられたらどうする、それだけ北朝鮮情勢は深刻、共和国が核保有として認めるか、韓国は共和国の核放棄を絶対に認めない。
リスナーより、共和国の核保有を認めたら、との質問に、石丸さん、核兵器を持つというのと、核保有国として認めるのは別、今はアメリカ、韓国、日本は止めろ、東アジアの勢力図が変わり、どうやって放棄させるか、正恩氏はこれ以上やったらヤバいと見るまで、圧力はいるというのです。
その他のニュースも千葉さんの担当でした。
ネットでのチケット取引で、冤罪があり、誤認逮捕されたのは愛知の女性、ツイッターにチケットを売る→徳島の方がやり取り、しかしチケットが届かず、愛知の方が逮捕、しかし容疑を否認して19日勾留されて釈放、しかし、愛知の方がチケットを送ったのは、書類送検された女子中学生、愛知の方になりすまし、女子中学生がチケット代を詐取、徳島県警はチケットの送り先も調べずにこの体たらく。徳島県警は愛知の方に謝罪、石丸さん、裁判所も逮捕状を請求は問題と言われました。
米軍のオスプレイ墜落、操縦ミスと米軍の説明に、沖縄は納得していません。
今週の報道するラジオの特集、リスナーより、自暴自棄に共和国を追い込んではいけないとのことに、石丸さん、自暴自棄にはならない、滅亡までアホなことはせず、共和国を誘導させるべき、共和国がテーブルにつかないとまずいと思わせるべき、国民は窮乏して、同じ社会主義の中国は繁栄して、ともかく、核とロケットがあったら大丈夫というのは間違いと共和国、金正恩氏に知らせるべきなのです。
諸口あきらのイブニングレーダーのキャスター、諸口さんが昨夜亡くなられて、84年の初回放送が再現されて、水野さん、諸口さんのべらんめえ口調に18年付き合い、人生は面白おかしく生きろと言われて、最終回の諸口さんのお話、物知りはラジオの専門家になれない、人生は対話、かしこい放送をすることはなく、平和は何か、海にあるなら魚も平和に会いたい、空なら鳥になって行きたい、魚住さんと水野さんに語られて、昨年末の諸口さんのライヴに水野さん行かれて、今ジャーナリズムは権力になめられていると指摘されて、諸口さんのイブニングレーダーの最終回、対話と平和について、ユーゴスラヴィアの子供の言葉を水野さん紹介されて、最後の言葉で締めくくられました。
皆さん、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国情勢の悪化は、どんぶり勘定でアメリカ、から武器を買い続けた日本にも責任があり、諸口さんの遺言を忘れず、行動してください、戦争を志向するトランプ大統領と安倍総理のやりたい放題にさせたら、日本も、世界も破滅です!
コメント:世界破滅の凶器:権力の道具:核(力)を廃止する99.999%の生類の当然の要求(命)を第一にすること。権力と国家・大衆を区別すること。個人・権力・国家(という名目)崇拝を止め生命の平和・平等・自由を得ること。生命の全体健全・全体連携を図ること。個人独裁を止め大衆解放を明示し、独裁国に知らせること(悪政・悪者は権力者にあり、大衆・国民は敵でないことを明示し、それを知らせ、それを解放すること)。その為には権力に頼らない民間交流を推進すること(民主化・情報化・地球化を)。民衆の覚醒・活動・連帯が鍵。