TBSラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ!(2017/10/23) 青木理、総選挙 自民党は本当に圧勝と言えるのか?について語る

永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ! 月曜日のレギュラーはさすらいのジャーナリストの青木理さんでした。

オープニングは衆院選の結果と今後について、国会王子、武田一顯さんがお話されました。自公で2/3、憲法改悪の論議が深まり、希望の党は小池氏が完敗、ASSは与党幹部にこんなに勝つとは思わなかったと語り、武田さん、短い選挙戦は事前の予想通り、野党の敵失、小池氏が一人相撲で空に向けて張り手、都知事選や都議選で個人としては有望だが、監督の才能なし。
ASSはトランプ氏と電話会談、公明党山口氏は会談して、自民党が3回連続過半数は半世紀ぶり、一人の総裁では初、憲法改悪は自民党の党是、公約、ASSは憲法改悪に全ての理解が得られないと、袈裟の下から鎧が見えて、野党の方は、前原氏は連合本部を訪れて、民進党参院の120億のことをどうするか、希望の党に行くのか、立憲民主党に行くのか、前原氏の身の処し方は、代表辞任、お金の処理をどうするか、小池氏は明日パリから帰国、希望の党には惨敗で小池氏の党首を疑問視、首班指名で誰にするのか、キャリアではずば抜けているのは細野氏、中国共産党も真っ青の組織(笑)をどうするか?
枝野氏は、北海道の候補を追加公認して、枝野氏はラジオでは明言していないものの、無所属や希望の党から来る人も入れることはあり、立憲民主党は窮鼠猫を嚙むで、批判政党に終わるのか、もっと発展するか、国民の期待は立憲民主党にあり、小選挙区で野党統一候補を立てていたら自民党に勝っていたところが多数あり、自民党の得票率は低いのに、自民党のぼろ勝ちで国民のフラストレーションは溜まったと締めくくられました。

青木さん、TBSラジオの選挙特番、選挙原稿執筆で2時間ほどしか寝ておられず、分析できる数字が出て、圧勝と言えるのか、内閣支持率を見たらおかしいと強啓さんも言われて、青木さん、小選挙区では野党が割れたら与党が勝つ、選挙制度を変えるか、小選挙区制でどうするか、支持率とずれるほどの大勝になってしまうと指摘されました。
ニュースランキング3位はトランプ大統領が共和国への軍事行動の準備、2位は台風21号、1位はもちろん総選挙結果で、改憲発議(はつぎ、ほつぎと2つ読み方あり)のできる2/3を得て、リスナーより、小選挙区の問題、自民党に投票した人だけが国民ではないとの声があり、これについて青木さん、ASSはおとなしく、ASSへの逆風はあるものの、憲法改悪を掲げて選挙に臨み、ASSは今まで選挙で経済→勝ったら秘密隠蔽法、戦争準備法案、共謀罪、いよいよ憲法に手を付けることになり、強啓さん、消費税増税分を借金返済にするのかと驚かれて、青木さん、希望の党は内部留保への課税を言い出して、消費税の使途変更を問うので解散、その前は増税見送り、本気で財政再建や社会保障と言い、消費税を政争の具にASS政権がやっていると指摘されて、また新しいASS内閣、仕事人内閣は所信表明なし、麻生氏や河野氏は残す方向だが、想定外は希望の党の失速と立憲民主党が議席を増やして、圧倒的与党より少ないものの、青木さんは細野氏や若狭氏と論議して、彼らは日本だと保守2大政党が合っていると言うものの、理念や政治思想だけでなく、立憲民主党は筋を通し、2大政党というなら、リベラルは保守にもあり、もちろん左派にもあるが、ASS政権は多様性より排他的、外国人、LGBTに冷たく、与党の動きは注目されるが、立憲民主党を中心とした野党の再々編、筋を通し数だけではないが、どうやって翼を広げて与党にどう対抗するかも国民は期待していると指摘されました。

デイキャッチャーズボイス、自公は本当に圧勝と言えるのかについて、青木さんの指摘がありました。世論とのずれのことです。
台風21号、青木さん、本来ならこれでニュースは一色になるべき、3人亡くなり、海辺を見るのは止めろというもの、鮎釣りに行っていた人が行方不明は問題と指摘されて、トランプ大統領が朝鮮民主主義人民共和国に対してカツアゲの件、ジャーナリストの北丸雄二さんのお話があり、トランプ大統領の軍事的な準備と問われて北丸さん失笑されて、国防総省に準備しろと言ったのは6月、韓国にあるアメリカの資産引き上げがあり、在韓アメリカ人の引き上げはなく、ティラーソン氏の辞任も噂されるというもので、またケネディ大統領暗殺の資料公開は、不人気のトランプ大統領が話題をそらすためのもの、オズワルドが容疑者、ルビーに殺されて、いろいろな陰謀説が明らかになるのかということで、青木さん、ケネディ暗殺資料の公開はいずれされるのかと指摘されて、北丸さん、ブッシュ氏の弟の際に25年封印→黙っていたら全面公開、それを止められるのは大統領、子飼の人物やNSCも公開を反対して、青木さん、政権の迷走を内ゲバでやるのはいいが、共和国で晴らすのはアカンと締めくくられました。北丸さん、札幌におられて寒いと言うのです。
チェコの選挙、反移民の政党が下院で圧勝したこと、ニュースランキング8位に青木さん注目されて、反EUの政党も躍進して、先週はオーストリアの右傾化を語られて、ドイツでも右派政党、青木さん、反移民+格差拡大、テロへの恐怖=右傾化、イギリスのEU離脱→メイ首相が負けた、アメリカのサンダース現象、反トランプ氏のリベラル、フランスなどでもリベラルが伸びるものがあり、右傾化、グローバリズムは悪いことだけではなく、移民も当然のことであり、解決策は世界共通で処方箋を書くべき、EUにも問題はあるが、戦争していたドイツとフランスの融合は人類史の実験で、うまく行かないと理想からの乖離、日本の選挙、中国の強権姿勢があり、処方箋は共産主義であった時代は終わり、新たな処方箋が必要と言われました。

デイキャッチャーズボイス、青木さん、自公で本当に圧勝と言えるのか、312議席で圧勝と各新聞は書いて、絶対安定多数、10議席定員が減ってもこれだが、皆さん感じられている件、メディアの事前調査と同じ、予想通りでも、世論調査と異なり、ASS政権の支持率より不支持率が高く、朝日はASSに続けてほしいは辞めてほしいよりはるかに少なく、自民党の強いのは問題など、冷静に考えると与党支持と与党嫌は拮抗して、これは選挙制度のためで、小選挙区比例代表並立制、比例の東京ブロックでは自民党の票は181万、立憲民主党は140万、共産党は61万、立憲民主党+共産党>自民党、さらに立憲民主党+共産党+希望の党>自公、これは世論調査と近い値で、南関東でも同じことが言えて、近畿は特殊、維新が強いが、自民党258万、立憲民主党は133万、共産党78万で、希望は90万、維新は154万、立憲民主党+共産党+希望>自民党になり、地方でも同等のことが言えて、野党を足すと自民党に変わらず、政党支持率は自民党と野党は変わらず、分裂したら自民党の勝ちになり、毎日新聞で3極の直接対決は、選挙制度、特に小選挙区は2大政党を想定して死に票が多く、風が吹く、強いものが実態以上に勝ってしまい、こういう制度だから政権交代が起きやすいと言うものの、この選挙制度でやるなら、自民党に対抗する野党は団結しないと勝負にならず、小選挙区は民意が反映されず、野党が協力しないと、民意の反映されない国会の勢力になり、野党の議員は、議論して、数合わせではなく、ちゃんと議論してほしいと言われて、強啓さん過半数行かないなら1位と2位で決選投票をしたらと言われて、青木さん、立憲民主党+共産党で自民を抜くところがあり、リベラル系を渇望する層はかなり広く、そのために、まとまる時間が欲しかったと締めくくられました(それ以上に、政治改革と称して小選挙区を強行した愚行の責任者の責任を問うべきと永岡は思います)。以上、デイ・キャッチ!の内容でした。

Categories 総選挙

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