毎日放送VOICE(2017/10/26) 供述弱者冤罪問題 未だに自白至上主義の捜査体制の問題は解決していない!

 

永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」の特集、2003年に起きた介護事件の冤罪の可能性について報じられました。

和歌山の刑務所から刑期を終えたAさん(番組では実名報道でしたが、私人の実名を書く必要はないと判断してアルファベットにします)、2003年に滋賀の病院で、男性入院患者が死亡、この男性は呼吸器をつけており、これの不全で、警察は業務上過失致死として捜査して、その間にAさんが、うっぷんを晴らすために、この男性患者の呼吸器を止めたと、呼吸器は止まるとアラームが鳴り、これについて不自然な供述があり、これについて、自白では、裁判で犯人しか知りえないものがある=自白は信用できるとして、Aさんは懲役12年の判決を受けて服役しました。ところが、獄中で両親にやっていない、刑事にはめられたと訴えて、このAさんは、相手に迎合してしまう特性があり、刑事が親切にしたので、その言うがままに供述調書にサインしたというものであり、しかし、自白は近代刑法では証拠にならないと、私は40年以上前の中学生の際に社会科の先生に教えてもらいましたが、しかし実際には自白が最高の証拠とされてしまい、このような冤罪、東大阪で小学生の焼死事件でも同じ構図があります。

Aさんは冤罪を訴えて、再審の担当をされるのが、志賀原発の差し止め判決を書かれた井戸謙一弁護士、井戸先生は、自白にデタラメな内容があり、これを元に有罪はおかしいとAさんの弁護を担当されて、問題はカリウムの値、死亡した男性のカリウム値は相当低く、これが死因と主張されて、ところが検察は、救急救命で薬を入れたために下がったと反論するものの、MBSが近代医学部の巽先生に聞くと、死因の特定は困難だが、中立の立場から、このカリウム値は通常の2,3倍低く、これなら死ぬとコメントされています。

この再審は、元被告と裁判所、検察の3者の会談が行われて、年内にも結論の出るものですが、スタジオで、弁護士の森直也さん、供述弱者、精神障害やその付近だけでなく、未成年者や、外国人の場合、取り調べで警察、検察の誘導のままになる場合があり、そのために取り調べの可視化が必要であり、司会の西靖さんも、供述調書の作られる過程は後から検証不可能であり、そのためにも可視化で後からの検証が必要と締めくくられました。

この件は、繰り返される、事件では物証が必要なのに、自白がいまだに最高の証拠とされる日本の後進性があり、警察、検察に、自白さえさせればよし、という戦前の体制が残り、これは、甲山事件の冤罪被害者の方は、日本は冤罪大国で、理由は昭和天皇の戦争責任を問わなかったことと証言されており、そして、背景には有罪をたくさん出せば出世できる、日本の封建的な組織の問題もあると思います。そして、大阪地検特捜部は森友学園事件で、ちゃんと説明せず、強いものにへつらい弱いものいじめをする体質、これは戦前の日本そのものであり、山口敬之氏にレイプされた女性への誹謗中傷や、そしてヘイトスピーチ問題も同根、戦前は日本に根強く残っていると実感しました、以上、VOICEの内容でした。

 

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