ＴＢＳラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ！（2017/10/30） 青木理 安倍政権は謙虚でもていねいでもない独裁政権で許すな！オスプレイは危険で沖縄に押し付けるな、国民はリベラルな野党を求めている＆ゴールデンラジオ 森永卓郎 土地バブル崩壊を警告！

 

永岡です、ＴＢＳラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ！ 月曜日のコメンテイターはジャーナリストの青木理さんでした。

 

大竹まことのゴールデンラジオで、経済アナリストの森永卓郎さんが、バブル崩壊を警告されて、海外の数字も良く、政権も安定で、株が上がると週刊誌、月刊誌も書くものの、来年、遅くとも再来年にバブル崩壊、都心のマンションが15億で売れて、バカじゃないかと森永さん言われて、坪単価1億、92年のバブル期を超えており、全国ではバブルではなく、東京と大阪の大都市圏のみバブル、しかしこれはちゃんとした投資行動による上昇ではなく、お金を持ちマンションを買い投資したら、利回り3％、1億投資して300万は表面の利回り、固定資産税＋修繕費、空室になるリスクがあり、利回り3％は儲からないのに、みんな争うように土地を買うのはキャピタルゲイン（買った時の値段と時価の差額が利益になる）、地価が上がりそれで儲かる、それも都心のみ、しかし値上がりの続いたのは、東京はオリンピック需要だが、オリンピックバブルは開催前に弾けて、北京五輪の前年にバブル崩壊、イギリスは既存施設を使ったために建設バブルはなく助かったが、世界で今都心部は高いと言われるが、他の国の大都市中枢も似ているものの、日本の東京は異常で、何が起きるか、値上がりが止まる＝儲けが出ない→バクチでやっているものは売る→値下げ→損切りになり暴落。

では、株は土地と関連して、土地は不動産登記、何億の土地を自分が住むために買うのではなく、投資のため、ところが土地が下がる→株を売って補填、90年代のバブル崩壊のように1/3にはならないが、しかし落ちる危惧はあり、痛いとわかったときはもう遅く、ガルブレイス氏の、90年の、バブルの物語、これを読むと日本がバブルと認識して資産を放棄することができると、バブル崩壊直前に出たもの、森永さんはバカなことを言うなと思ったが、株は1/3になり、日経平均は流行りもので銘柄入れ替え、ＴＯＰＩＸは上がっても、景気がいい、給料が上がっているなら、大竹さん利上げしろと言われて、森永さん、実質賃金はＡＳＳ（abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん）政権で下がり、パイは大きくなっても、企業が労働者に分配せず、高齢者も働くようになり、企業は利益を増やして株価をあげても、賃金が上がらず消費が増えるわけはなく、金融緩和を続けても、企業が利益を増やしてもこんなアホなことは続かず、株価も労働者をいじめて維持しているもので、異次元の金融緩和は続かず、ＡＳＳも賃上げしろと言っても、企業は金の亡者になり、リーマンショック後に金をため込み、この病気を治さないとダメで、金子勝さんと森永さんの意見は違っても、バブル崩壊の危険性を語られました。以上、森永さんのお話でした。

 

デイ・キャッチ！で、昨日のホークスvsベイスターズのビデオ判定のことが話題になり、青木さんも疑念、しかし3位のチームが10ゲーム以上離されたものを覆して日本シリーズに出たことも…と言われました。

ニュースランキング3位はトランプ大統領の支持率最低更新、2位は自動車業界の不正、1位は民進党の内ゲバ、青木さんタクシードライバーの不足、青木さんもタクシーに乗り景気悪いと運転手さんが言うのは驚きと指摘されて、その1位、前原氏の辞任、青木さん、希望の党合流の騒ぎは何であったか、前原氏が希望の党に合流する際に、青木さん若狭氏、細野氏と会談して、保守政党がいると言うものの、青木さんは保守政党なら自民党で十分と言われると、若狭氏は保守2大政党がいると言ったものの、選挙結果を見たら希望の党が伸びず、立憲民主党が伸びて、保守2大政党ではなく、リベラル中道の政党を国民の多くが求めており、前原氏の結果としての排除は間違いと分かり、立憲民主党の動きは読めないが、野党再編は立憲民主党に期待したいと指摘されました。

2位のスバルの不祥事、青木さん、日産、神鋼以外にも倒芝の粉飾決算、タカタの問題、世界的にグローバル化で安い人件費との競争、納期の競争もあるものの、生産の現場が変わり、熟練工員が終身雇用→非正規雇用で現場がおかしくなっている＆倒芝は世界的な競争力の落ちる中で粉飾決算、日本の製造業の大ピンチであると、製造業の素人でも感じると言われて、強啓さん、検査はどうなっていると指摘されて、青木さん、スバルは車のファンに支持されて、スバルに乗ってラジオを聞いている人もあり、消費者の失望を広げてはいけないと指摘されました。

トランプ大統領の支持率が最低、朝鮮民主主義人民共和国対応で国民に支持されず、トランプ氏の手法が疑問視、中間選挙で民主党の議席増加を国民も望み、トランプ氏は民主党の魔女狩りと逆ギレ、青木さん、ロシア疑惑の捜査が進展して、調査の中身を見たら、共和国対応でＷＳはトランプ氏が交渉は無駄と言ったことを批判、トランプ氏のイラン核合意についても国民は批判、トランプ氏は金正恩氏と同じレベルで口げんかして、こんなアホをアメリカ国民は支持せず、さらに従来のトランプ氏の支持層でも支持率が下がり、トランプ氏の支持基盤が崩壊と時事通信が報じて、そんな中でトランプ氏はアジアにきて、中国と韓国と共和国と対話と言うものの、ＡＳＳが圧力とゴルフでいいのか、共和国対策では出口を見つけるべきと指摘されて、トランプ氏は国内政策で支持されて、しかし世界の警察を止める＝アメリカファースト、ＴＰＰは止めても日米自由貿易＋アメリカから武器を買わされる問題も指摘されました。

青木さん、オスプレイ墜落は配備前の1.5倍、これはニュースランキング4位ですが青木さん当然取り上げられて、普天間基地の1.5倍と毎日新聞の取材で分かり、ＡＳＳ政権は事故率が低いから配備の根拠が崩れて、毎日の1面トップ、特ダネ、海兵隊はクラスＡの重大事故は2003～2017の30万時間の飛行で重大事故9件と、防衛省の配備の前の1.5倍、事故率は、昨年12月に墜落、オーストラリアで8月に墜落、オスプレイは危険＋シリアで墜落、アメリカの会計年度でさらに事故率は上がり、強啓さんも海兵隊の担当者が、軍用機はリスクがあると開き直った件を指摘されて、青木さん、旅客機は安全第一だが、軍用機は戦闘時に危険なことをやらないでは済まず、しかし問題はオスプレイに限らず、日本の0.7％の沖縄に75％の基地を押し付けている正義を問われる、安全でないものが沖縄を飛んでおり、非戦闘地域を飛んでおり、高江に青木さん行かれて、北部訓練場はヤンバルが基地にされて、住民に銃を向けて、ジャングルの訓練をするのに民家があったほうが好都合＝沖縄県民は人間として扱われていないことを痛感させられた毎日新聞のスクープと指摘されました。

クルド人問題、大国に翻弄された悲劇、これが回りまわって戦争の火種になる危惧を、高橋和夫さんのお話に青木さん付け加えられました。

 

デイキャッチャーズボイス、衆院選後、ＡＳＳ政権は本当に謙虚になったかを青木さん問われます。

青木さんまず失笑、民意の反映は別として、場合によっては小池新党にやられていた、野党共闘＞自民党、野党の分裂の敵失で勝ち、比例票は野党が上回るものの、謙虚とは遠く、1つの例は麻生氏が、音声データは残っていないものの、共和国のおかげでて自民党は勝てたかと記者に突っ込まれて、ところが昨日の会合、国難にかけて解散と記者が質問しても傲慢で、謙虚のかけらもなし、それ以降、国会の問題、11/1に特別国会を開いても、自民党は当初8日までとして、しかしトランプ氏の訪問で実質ゼロ、野党が審議しろと追及して、国会は振り返ると、野党が加計学園の追及で臨時国会を1/4で求めてもＡＳＳ政権は拒否、臨時国会に冒頭解散、そして国会で審議なし、来年までやらない、さらに、野党の質問時間の削減、リスナーの批判も来て、批判的な意見を聞かない権力は暴走して、国会の質問は野党に多く、与党中心の政権だから国会で野党がチェックするために必要、これは自民党の野党時代に求めてこうなり、麻生政権時に与野党4:6→民主党政権で2:8になり、立場が変わるとこれはおかしく、与党から議席があるのでこうしろと官邸、自民党の議員が言い出して、野党の質問時間を減らす方向、どこが謙虚でていねいか、笑っている場合ではなく、百歩譲っても、国会は権力のチェック機関、そして今の自民党に自浄作用はなく、野党に時間を持たせて追及させるべき、それでバランスが取れるのに、これは謙虚・ていねい以前の、議会制民主主義の根幹が破綻して、メディアも批判してこんなＡＳＳ政権を許してはならず、強啓さん、小選挙区制の問題、比例票は野党が多く、支持率も低いと指摘されると、青木さん、ＡＳＳ政権は謙虚でていねいではないからと締めくくられました、以上、青木さんのお話でした。