加計獣医学部認可へ 野党「疑惑」追及の構え

学校法人「加計学園」が開学予定の岡山理科大獣医学部の建設現場=愛媛県今治市で2017年10月、本社ヘリから小関勉撮影

 文部科学省の審議会が、安倍晋三首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画に「ゴーサイン」を出すことになった。だが、数々の「疑惑」を残したまま首相は9月の臨時国会冒頭で衆院を解散しただけに、特別国会で野党は一連の手続きが「加計ありき」で進められたと追及を強める構えだ。

 国家戦略特区を活用した学園の学部新設を巡っては、特区を所管する内閣府幹部が昨秋、文科省に対して「総理のご意向」と早期開学を迫ったことを記した内部文書の存在が今年5月に発覚。一方、首相は7月の衆院予算委員会の閉会中審査で、学園による獣医学部の計画を知った時期を問われ、「今年1月20日」と主張した。

 1月20日は、政府が特区で学部を新設する事業として加計学園を認定した日付だ。2012年12月の第2次安倍政権発足後、毎日新聞の「首相日々」では、首相が学園の加計孝太郎理事長と計13回にわたり食事やゴルフをともにしていたことが確認できる。加計氏を「腹心の友」と呼ぶ首相が、学園が事業者に認定される当日まで計画を知らなかったことになり不自然さは拭えず、野党は理事長の国会招致を求めていた。

 計画には、首相の側近らの関与も取りざたされている。文科省の内部文書には、自民党の萩生田光一幹事長代行がたびたび登場。萩生田氏自身は否定しているが、官房副長官時代の昨年10月、文科省幹部に獣医学部の早期開学を迫ったとされる内容が記されている。13年5月の萩生田氏のブログには、首相、加計氏と3人で写った写真が投稿され注目を集めた経緯もある。

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