さらに、小原さんの2冊目の写真集は被曝がタイトル、マリアさん、チェルノブイリ原発事故時に母親の胎内で被曝して、甲状腺に問題、しかし、子供の頃は精神的なものと見られて、チェルノブイリのためとは思われず、そして体にも問題があり、母親の期待に沿えなかったものであり、マリアさんは、小原さんの取材で、ようやくチェルノブイリ事故と、自分の病状について語り始めたものであり、小原さんの写真は、パリのイベントで大賞を取ったのです。 永岡です、関西テレビの、みんなのニュース報道ランナー、6時台の特集で、チェルノブイリを追跡される大阪在住の写真家、小原一真さん(32歳)の活動が取り上げられました。パリで行われた、報道取材写真展に、小原さんの写真が展示されて、国際的な注目を集めました。
小原さんは山形県出身で、福島原発と近く、他人事ではなく、2つの写真集を出されて、一つ目は永遠にのタイトル、チェルノブイリ事故の後、当初当時のソ連政府は大丈夫と言っていて(…どこかに同じことをやった国があったなぁ…)、しかし、チェルノブイリ周囲の住民を避難させて、今、避難先からチェルノブイリの収束作業に膨大な労働者が鉄道で送り込まれて、小原さん、その夫婦に取材して、夫の父親は86年当時、チェルノブイリの収束作業に従事して、今も莫大な数の労働者が従事しており(これは第2石棺のためか?)、この夫婦は、今の地位、給与、家、そして結婚相手をチェルノブイリの収束作業で得たというのです、夫婦には子供が生まれたところで、夫は子供には原発の作業に就いてほしくないと思うものの、それは子供が自分で決めることで、これは、ロシアだとチェルノブイリの収束作業に大量の報酬も払っている模様ですが、しかし危険ではあり、その代償の模様です。小原さん、手作りで1986冊の写真集を作るのです。
これについて、スタジオでも、タレントのピーターさん、チェルノブイリ事故は過去のものではないと指摘されて、菊池弁護士も、メルトダウン、原発事故は今の日本で進行中と指摘されました。以上、報道ランナーの内容でした。
続いて、、サンテレビのニュースPORT、この日の特集、11月は過労死防止月間、過労死などの防止を国の責務で行う過労死等防止対策推進法が成立して3年でも過労死はなくならず、芦屋市におられる前田和美さん、息子さんの颯人さんが昨年6月に20歳で死亡したのは長時間労働やパワハラが原因として9月に労災を申請して、前田さんのお話をサンテレビが聞きました。
和美さん、息子の遺品、会社で使っていたものを捨てられず、息子さんは神戸市東灘区で快速電車に飛び込んで自殺、やる気いっぱいで、神戸の菓子メーカーのゴンチャロフに入社、しかし入社2か月で上司のパワハラが始まり、ずっと早く来ないとならず、上司が連日怒鳴りつけて、製品が廃棄処分になったなどパワハラが横行して、繫忙期の時間外勤務は80時間を超えて、最長109時間、そのころから元気がなくなり、食事量も減り、遊びに行くことも無くなり、部屋にこもることが多くなり、過労死防止の法律が2014年に施行、精神疾患発症と認定も過去最高、精神疾患は20~40代が多く、臓器疾患は50代で多く、和美さんは東京の厚労省に自殺がパワハラが原因として、労災を求めて訪れて、ゴンチャロフは過重労働もパワハラもない、労基署の見解を待つとサンテレビの取材に答えて、午後は過労死のシンポジウムがあり、厚労大臣は過重労働をなくすというものの、NHKでの過労死の母親が悲痛な、どうしてこんな長時間労働が野放しであったのか、連日深夜まで働き、職場で一番弱いものが犠牲になったと主張されて、和美さん、厚労省の前で息子の過労死について訴えて、過重労働=過労死、なくすために声を上げ続けたいと語り、和美さんの思いはただ一つ、これ以上過労死を増やさないことであり、自分のように子供をなくす親が出て欲しくない、自ら命を絶つようなことのないように、二度とこんなことが起こらないように、が願いで、キャスターの小浜さん、遺族の思いで過労死防止法が出来て、17日に過労死等防止シンポジウムが神戸であり(https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr05/event/karoushi.html 神戸新聞の記事、https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201711/0010695563.shtml )、まだ席はあるとのことです。
私は最初に入った神戸製鋼でエライ目にあい、病気になり追いだされました、他人事ではなく、電通での高橋まつりさんのようなことが日本全体で起きており、こんなことを野放しにして、日本は近代国家ではありません、以上、サンテレビのニュースPORTでした。