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はたして、森友学園が開校する小学校の名誉校長に就いていた安倍首相夫人の昭恵氏は、公人なのか私人なのか――。
昭恵夫人と森友学園との関係を追及された安倍首相が、「妻は私人なんです。妻をまるで犯罪者扱いにですね、本当に私は不愉快ですよ」と国会でブチ切れている。昭恵夫人を「私人」とすることで、追及をかわそうという狙いがミエミエである。しかし、昭恵夫人を「私人」扱いして逃げ切ろうというのは、とんでもない話だ。「公人」なのは明らかである。
首相と一緒に外遊する時の旅費、宿泊費も税金から支出されている。「公人」だからだ。しかも、昭恵夫人には国家公務員の専属の秘書が5人もついている。5人の人件費は、ざっと2900万円だという。2日、自由党の山本太郎参院議員が、この問題を追及している。山本議員が改めてこう言う。
「国会議員が雇える公設秘書は3人までです。5人も秘書がつく昭恵夫人は、国会議員よりも恵まれています。首相夫人に公費が支出されたり、マンパワーが割かれることは仕方がないでしょう。でも、税金が使われているのに、“私人”はおかしいですよ」
しかも、昭恵夫人は「安倍晋三内閣総理大臣夫人」という肩書で森友学園が開校する小学校の名誉校長に就いていた。「公人」にも私的活動はあるだろうが、少なくとも、森友学園との関係で「私人」は通用しない。
昭恵夫人が「公人」なのか「私人」なのかは、すでに2月27日、民進党の辻元清美衆院議員が、衆院に質問主意書を提出している。森友学園との関係についても、昭恵夫人が森友学園の系列の幼稚園で講演した時、秘書が同行したのか、公用車を使ったのかも質問している。
「質問の回答は、来週6日には来ると思います。こちらは事実関係だけを尋ねているので、イエス、ノーで答えられると思います」(辻元清美議員)
安倍首相は、「妻は私人」と言い張るなら、まず、これまで昭恵夫人に使われた税金を全額返金してからだ。「アッキード事件」の解明のためには、昭恵夫人を国会に呼び、すべて話してもらった方がよさそうだ。