野党の質問にイチャモン 安倍自民の狙いは“山尾潰し”か

嫌われ上等(山尾志桜里議員)/(C)日刊ゲンダイ
嫌われ上等(山尾志桜里議員)/(C)日刊ゲンダイ
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 自民党が国会の質問時間を「与党5対野党5にしろ」と要求し始めたのに続き、こんどは野党の質問通告が遅いと言い出した。表向きは「各役所が拘束され、かなりの負担がかかっている」ことを理由にしているが、実態は違うようだ。

「役所の負担なんて心配するフリだけですよ。答弁に自信がないから、官僚にきっちり原稿をつくってもらう時間が欲しいという意味です。21日に開かれた自民党の正副幹事長会議では、野党の質問手法についても議論があった。ある閣僚経験者は『野党が<共謀罪について聞く>という1項目を通告しておいて、1問について10パターンの質問を用意しておけば、10問で合計100もの質問が繰り出される。このすべてに対して準備することができないから、答弁に窮してしまう。名前は言いたくないが、山尾議員なんかはベテランだ』と泣きを入れていました。法案をしっかり理解していれば臨機応変に答弁できる部分もあるはずで、すべての質問を細かく事前通告し、それに対する答えをあらかじめ政府が用意しておくのであれば、国会審議は単なるセレモニーに成り下がってしまいます」(民放キー局の政治部デスク)

 どうやら、安倍自民党は山尾志桜里衆院議員の“質問力”を極度に恐れているらしい。

安倍応援団の保守系メディアが“山尾潰し”に躍起になっているのも、安倍自民の恐怖心の裏返しの可能性がある。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「山尾議員は子育て問題でクローズアップされましたが、国会論戦で最も力を発揮したのは共謀罪の審議です。弁護士や検事出身の国会議員は少なくないけれど、元検事の山尾議員は法律の専門家として理詰めの論戦を挑み、政権サイドはタジタジでした。今後も法律論になると手ごわい相手だと、自民党が警戒しているのは間違いない。ただ、一連の騒動で、山尾議員が国民から色眼鏡で見られているのも事実です。不名誉を払拭するためにも、持ち前の質問力を発揮して、国と国民のために必死で働くしかありません」

山尾議員は民進党時代、「安倍首相が最も苦手とする女」と呼ばれていた。それは今後も変わりそうにない。

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