永岡です、朝日放送のおはようコールABCの朝イチ!NEWS、火曜日のコメンテイターは国際ジャーナリストの小西克哉さんでした。
衆院予算委、質問時間は与野党で5対9、森友学園問題で、安倍総理は与党からも質問を受けて、謙虚に陳謝して国民の理解を得たいと言うだけ、丁寧に説明と言って終わり、自民党の質問は無意味で、予算委員会のテレビ中継の終わるまで演出、自民党議員は質問時間が長く、新藤氏は独演会の様相で、野田大臣の答弁時間なし、夕方4時から立憲民主党の長妻氏の質問が始まり、安倍総理は下を向いてボソボソ答えるだけ、回答になっておらず、与党の質問時間が大幅に増えて、野党の本格的な質問は今日、自民党の2,3回生の質問も少なく、これについて小西さん、午後4時までニュースバリューなし、質問ではなくスピーチ、お前の意見は聴く必要なし、国会の質疑ではなく、初めから聞いていたら頭が痛くなり、TPPの大筋と大枠の合意の違いなど聞く必要はなく、独裁国家でもこんなアホな国会はない、質問時間のルールを変えるべきと指摘されました。
角界のゴタゴタ、日馬富士に厳しい処分がいると、横綱審議会で出て、1時間の話し合いで、協会が暴力をなくす方向の際にこんな事件であり、しかし具体的な処分の内容は持ち越し、日馬富士の処分を決める臨時の横綱審議会が開かれて、被害者の貴ノ岩の話を聞くとなり、貴乃花親方は処分を求めて、貴ノ岩のけがの写真が公開されて、旭鷲山が手に入れたもので、日刊スポーツの寺尾さん、平手で殴ったものではなく、切れているもので、2010年の朝青龍は引退勧告を本人が受け入れたと指摘されて、小西さん、相撲に詳しいくないものの、何をやったらどんな罰が下るのか、明らかに裂傷、傷害が激しく、様々な人たちが論評して分かりにくく、この問題、貴乃花親方の行動と、モンゴル人力士をどう受け入れているか、白鵬の万歳は日本人と違った意味でやり、野球選手のものと異なり、相撲協会は明確なルールを持たず、外国人力士にどう教えるか、万歳してダメではなく、基準が外国人に伝わらず、モンゴル人なしで相撲は成り立たず、どう対応すべきかと指摘されました。
イギリスのヘンリー王子の婚約、アメリカの女優メーガン・マークルさん、アフリカ系のアメリカ人、離婚歴あり、王室はかつて離婚歴のあるもの入れるのを禁じていたが、小西さん、王位を取るか彼女を取るかが過去にあり、エリザベス女王は今回これを認めて、王室は変わり、婚約者は白人ではなく、これは初、かなり反対もあったが、イギリス王室も多様性を受け入れるようになった、今後変わるか分からないが、ヘンリー王子は長男でないので許された、イギリス王室はダイアナ妃の死の際には潰してしまえとの声すらあり、イギリス王室は日本の皇室と大きく異なる、王室はその国の価値観を反映して、イギリス王室は変わり、白人、イギリス正教会だけでなくなったと指摘されました。
本日の気になる新聞記事、産経1面、朝鮮民主主義人民共和国の漁船が今月15件も漂着、共和国の金正恩氏は食料不足をカバーするために荒れたものに出させて、小西さん、共和国のしんどさを説かれて、朝日9面、メルカリの即時買い取りを、画像のみでメルカリ側が買い取り、昨日はアクセス殺到であり、小西さん、値段を決めてくれる意味を説かれました、以上、小西さんのお話でした。
昨夜のTBSラジオ、荻上チキSession-22にて、大飯原発の再稼働にについて、西川知事の同意について、崎山敏也さんの解説がありました、TBSクラウドで公開されています。
https://radiocloud.jp/archive/ss954/
デイリーニュースセッションセレクト、大飯3,4号機の再稼働、西川知事は同意した理由、町、県議会の意見と、中間貯蔵施設のことであり、地元の同意手続き完了、来春に3,4号機の再稼働、差し止め判決が確定しない限り再稼働できて、これについて崎山さん、2014年に福井地裁で樋口裁判長により、地震に対する想定が楽観的で250km圏は過酷事故でエライことになると運転差し止め→関電控訴、控訴審は先日結審、しかし結審の段階で判決日は裁判所も確定できず、基準地震動が過小評価、島崎邦彦さんが、学者として証言、規制委員会の基準だとアウトと証言して、原告の住民はもっと審議したかったのに、裁判所の意向で結審、高浜は仮処分申請が認められて止まり、大飯は通常の裁判、上告まで判決は確定せず、その間に再稼働は可能、民間企業の関電としてできて、福井県知事は容認でも、滋賀県知事は容認せず、大飯町と福井県知事の同意で地元は同意したことになり、しかし30km圏内の避難計画が必要で、滋賀県と京都府も入るに意見を言えず、大飯、高浜の避難訓練の際に3つの府県の連携による避難計画は存在せず、2週間前に福井県で避難訓練があり、大飯と高浜は隣で、地震、津波だと両方やられる危惧があり、福島原発事故のことを考えたら当然なのに、両方事故の際の対策はなく、福島原発事故6年経っても教訓はなく、複数の原発サイトのことは考えられていない。
中間貯蔵施設の件は、核燃料サイクルの破綻と同義、使用済み核燃料は六ヶ所村で再処理してプルトニウムとウランを取り出すのに、93年に建設開始、しかし20回以上完了が延期されて、使用済み核燃料プールは満杯で、福井県内の原発は7年で使用済み核燃料プールは満杯になり、福井県内に使用済み核燃料の施設建設を福井県は認めず、これは電気の恩恵を受けて来た関西に作れ、関電は2年くらいでどこに作るか決める、関電の社長は来年決めると言っても、もんじゅが破綻、いつかは成功すると、詐欺を続けて何十年、最低確約を見つけてからやるべきなのに、大飯を再稼働したら使用済み核燃料はまた増えて、これをどう処分するのか、原発の立地で引き取るか、電気の恩恵を受けたところで始末するか、これは大飯だけでなく、日本全国の核の問題だと崎山さん締めくくられました。