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永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ! 水曜日のレギュラーは毎日新聞客員編集委員でコラムニストの近藤勝重さんでした。
ニュースランキング3位はトランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムとしたこと、2位はIOCがロシアをドーピングで平昌オリンピック出場禁止、1位は2019年の天皇即位で10連休、近藤さん、今日のニュースはどれも大きいと指摘されて、その1位の、2019年の皇太子即位の5月1日を祝日とすると、法整備が必要で、議員立法によるものになり、4/30と5/2は平日であるものの、近藤さん、トップに来るニュースは一言あるが、近藤さん文句なし、どう動くのか、政府は消費喚起、10日休むと2,3日は外に出ることになり、季節もいい、官公庁も準備、元号が変わるのは大きい、2019年の5月1日は水曜日なのです。
2位の、IOCがロシアを平昌オリンピックから除外したこと、ロシア国内で反発、ソチ五輪でロシアはメダルを剝奪されて、近藤さん、IOCには苦渋の決断、リオ五輪はなし崩し的、IOCに腐敗、オリンピックも日本は東京オリンピックと言うものの、世界的には注目されず、オリンピックは本来国家同士での対決ではなく、都市でやるもの、しかしプーチン大統領は苦悩して、強啓さん、オリンピックはお金がかかりしんどくなったと指摘されて、近藤さん、ロシアに逃げらたれらお金の面で大変、IOCの判断は正しいが、トランプ離れでプーチン大統領の地位が高くなり、これは問題になると指摘されて、強啓さん、以前にも当時のソ連のボイコットもあったと指摘されました。
3位はトランプ大統領が、イスラエルの首都をエルサレムと認定したことで、大使館をテルアビブ→エルサレムに移すのを公約、トランプ大統領は嘆きの壁を大統領として訪問、これについて、時事芸人のプチ鹿島さんが調べられて、エルサレムはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地、中東調査会の中島さんに聞かれて、この理由ははっきりわかっておらず、歴史的な背景、キリスト教はイエスキリストの処刑された場所、そこから500mでユダヤ教の嘆きの壁、イスラム教のモスクもあり、この3つの宗教の神様は同じで、ラーメン屋さん、のれん分けして、我こそは一番弟子などと揉めるのと同じ、宗教の意味があり、しかし国を作る=国境を定める、今までアメリカは交渉と仲介をしていたのに、審判がプレイヤーになり、村はずれの御神木、歴代町長が触れてこなかったものに、トランプ大統領は町長になったら抜くとして、右派が喜ぶからやったもの、しかし御神木を抜くと祟り、エルサレムの市街地で、新宿と歌舞伎町で国境線を引くようなものと説明されて、こんなことをしたら飲みに行くのにパスポートがいることになり、テルアビブに行かれた方の報告も聞かれて、治安もいいが、余計なことをするなと現地の方は思っていると解説されて、近藤さん、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都にするのは本気ならエライことで、火薬庫にダイナマイトを投げ込むようなもの、世界的に大変なことになり、強啓さん、中東問題はタダでさえややこしいと指摘されて、近藤さん、そして国連があり知恵を絞りやってきたものに、トランプ氏の立場でやっていいのか、日本政府はトランプ氏べったりだが、国連決議があり、第3次中東戦争時もイスラエルは勝ってもエルサレムを首都に出来ず、こんなことをトランプ大統領がしたらムチャクチャ、ISも何をやりだすか分からないと言われて、鹿島さん、中島さんの指摘について、トランプ氏の判断について行く国はない、中南米が義理でついて行くと言うものの、近藤さん、こんなことをしたらエライことになると指摘されました。
NHK受信料の義務付けは合憲(ランキング4位)と最高裁が判断した件、放送法の規定で、テレビを設置したら受信料の義務があるというもので、900万件の未払いに影響を及ぼすもので、専修大の山田健太さん、受信料は法律で払わないとならず、しかし払わなかったらどうなるか法律で決まっておらず、払いたくない人が裁判を起こして、これはNHKと受信者の1対1の契約の問題、それで最高裁がNHKのありようについて判断して、NHKと契約しなくても、テレビを買っただけで受信料を払う義務が生じる、日本社会全体でNHKを支える義務が生じることになり、近藤さん、判決では契約の自由についての憲法判断について問われて、山田さん、日本の放送はNHKと民放で知る権利を担保して、NHKをみんなで支えるという判断であり、近藤さん、この判決で、国民は否応なしに契約しないのかと問われて、山田さんその通り、近藤さん、未払いの人はどうなるかと問われて、山田さん、判決は現状を追認して、払わなかったら翌日から見られないことにはならず、近藤さん、実態としては変化はないが、最高裁のお墨付きかと指摘されて、山田さん、NHKが払えと言ったら法律では払わないとならないと答えられて、近藤さん、契約上NHKを見ない自由はあるのかと問われて、山田さん、みんなで放送を支える仕組みは暗に必要というものと言われて、公共の福祉に反しないもの、強啓さん、ビジネスホテルでは全室テレビでどうなるかと問われて、山田さん、割引制度はあるが払わないとならず、ホテルだから見ていないとい言い訳は成り立たず、山田さんはこれを最高裁らしい判決、知る権利など言及しても、現状の追認、今の制度を維持でも、根本的な解決にはならず、若い人はテレビを見ていない人も多く、その中でNHKはネットにも進出して、NHKの公共性には最高裁は踏み込まず、議論についてパンドラの箱の箱を開けたと締めくくられました。被告の男性は2006年にテレビを設置して20万円払わないといけないのです。
野党5党派が共謀罪廃止法案を提出したものの、希望の党は党内が分かれて参加せず、野党の足並みが乱れて、立憲民主党はバクチ法案廃止の法案も参加して、これについて近藤さん、共謀罪は民進党時代に反対した連中が希望の党に行きこれに乗らず、希望の党はこういう出方をするものであり、舞台裏では小沢一郎氏のオリーブの木が生きていて、野党連合が模索されてもそこに希望の党が入らないことになり、近藤さんの想像した通り、玉木氏や長嶋氏も、小池氏の排除発言に縛られていると指摘されました。
時事川柳、狙ったのの インスタ映えの 頭傷、中近東 トランプ一枚 火事の元! スパコンで 不正受給は計算外?(笑)、近藤さん、計算外は6音、これは頭に持ってくるべき、しかしセンスがよく9点と言われて、進展の 切なる民意は 新総理、海(膿)の中 漂う船と 相撲界、2番目が今週のチャンピオンでした、以上、近藤さんのお話でした。
朝日放送のキャストに、ジャーナリストの二木啓考さんと青木理さんが出られて、野党共闘について、共謀罪廃止法案に希望の党は入らず、憲法改悪についても野党の溝は、9条改悪に希望の党は前向き、立憲民主党は9条改悪に反対、やるなら国会で全会一致でしろと枝野氏が言い、1年ぶりの参院の憲法審査会があり、自民党は憲法問題に前向きであり、安倍総理は2020年に新憲法として、発議は2/3を自公でもってできるが、与党の中でも公明党北側氏は批判的であり、イタリアでは国民投票で否決されて首相が辞任、二木さん、これをイタリアショック、国民投票は一か八か、国民投票否決=政権不信任、公明党北側氏は国民投票で否決されたら安倍政権不信任、立憲民主党は比例で1100万票取り、国民投票で過半数を取れるのか自民党でも問題視されていると言われて、青木さん、世論調査では憲法を変えるのに6割賛成でも、安倍政権での憲法改悪に反対は6割、戦争準備法案などに危惧、しかし安倍氏のコアな支持団体の日本会議は憲法改悪イケイケ、しかし公明党は前回の選挙で減り、国民投票で否決されたら政権は吹き飛ぶと言われて、二木さん、9条改悪はハードルが高く、お試し改憲を教育無償化でやり、そして9条改悪というステップもあるものの、護憲派は抵抗して、その時の議席数で憲法改悪を発議するのは問題と指摘されました。以上、二木さんと青木さんのお話でした。