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永岡です、朝日放送のおはようコールABCの朝イチ!NEWS、木曜日のコメンテイターはジャーナリストの二木啓考さんでした。司会は横山太一アナウンサーでした。
沖縄での米軍ヘリから部品落下、大型ヘリの窓が落下して、体育の授業中の生徒一人が負傷、アクリル板(ガラスより強度は高い)、CH53の窓が落ちて、校庭に50人の児童がいて、10mほど離れたところにいた児童を直撃、児童は怖がり、窓は1m四方で重さ7.7kg、普天間では先週も保育園に部品が落ちて、普天間に隣接する小学校には米軍機がひっきりなしに飛び交い、保護者の方は怒り、辺野古に移っても事故は減らないと住民は怒り、もし直撃なら大変なことではあり、これが落ちて小石が児童を直撃、緊急脱出時に窓枠が外れるようになっていて、2004年には沖縄国際大学にヘリが墜落、落ちたのは全部CH53、1年前はオスプレイが墜落、これについて二木さん、CH53は荷物を運ぶもので、機体数は多く、普天間の航空写真があり、基地があってそれで経済が行くのではなく、普天間は敗戦直後に米軍が本土攻撃用に作った基地で、住民は避難から戻ったら家は基地になり、普天間の92%は住民の土地であり、沖縄のもので、しかし米軍にのいてくれと言えない、日本全土の基地の75%が沖縄に押し付けられて、これが東京や大阪なら大騒ぎ、沖縄にヤマトンチュが押し付けて、辺野古を作っても普天間は閉鎖されず、日米安保条約と日米地位協定のため、基本的に拒否できず、日本政府がどう対応するかの問題、政府の尻に火が付いていない、しかしこれで辺野古に移設しても沖縄の負担は減らないと言われました。
将棋と囲碁で羽生氏、井山氏に安倍総理は国民栄誉賞を検討、羽生氏は淡々と将棋について語り、井山氏は26歳で7冠を達成、あこがれた羽生氏とともに受賞であり、井山氏は棋士としてまだまだこれからと語り、羽生氏は井山氏を探求心などで評価して、将棋界、囲碁界で初の国民栄誉賞、安倍政権で5度目?年内決定、年明けに授与、スタジオでも二人は謙虚との声があり、二木さん、予定でも、安倍総理の指示でそれをひっくり返すことはなく、二人は実るほど頭が下がる稲穂かなと言われました。
都道府県別の男性の長寿日本一は滋賀県、女性は長野県、短いのは男女ともに青森県、近畿は上位にランクイン、しかし大阪は東京よりかなり下、滋賀は食塩摂取量が少なく、喫煙者が少なく、日刊スポーツの寺尾さん、健康は食と運動の両輪で成り立ち、バランスのいい食事がポイントと言われて、二木さん、全国に健康寿命自治体が70あり、高齢者の医療費が地方財政を圧迫しているため、県別より、自治体別に見るべきと言われました。
本日の気になる新聞記事、朝日新聞1面トップ(各紙1面トップ)、伊方差し止め、広島地裁の決定を覆して、阿蘇山の噴火の影響を認めて、二木さん、高裁の仮処分、理由は阿蘇山の噴火で、130km離れていても、火砕流は9万年前に届き、しかし熊本大地震で中央構造線の地震+半島の住民の避難ができず、高裁の判断の意味は大きく、朝日新聞20面の記事で、腹筋運動は問題、日刊スポーツの寺尾さん、腹筋が悪いではないが常識と言われて、二木さんもスボーツジムに行き指導されていると指摘されました、以上、二木さんのお話でした。
昨夜の荻上チキSession-22にて、伊方差し止めについて、予想通りTBSラジオ記者の崎山敏也さんの解説がありました、TBSクラウドで公開されています。
https://radiocloud.jp/archive/ss954/
デイリーニュースセッションセレクト、阿蘇山の噴火リスクで、広島高裁が伊方差し止めを決定、仮処分申請で、来年9月末まで運転停止、熊本県の阿蘇山の噴火のリスクについて評価しての判決、四国電力は異議申し立てとして、住民弁護団を取材された崎山さん、崎山さんはマッチと同じ日が誕生日、しかし大転機の裁判、そもそも伊方原発と阿蘇山、巨大なカルデラがあり、130kmも離れて、再稼働推進委員会は、火山も地震同様予測は困難、前回が大規模で、次回はそれくらい、過去最高のものを参考にすべき、阿蘇山は9万年前に噴火して、火砕流は愛媛県、山口県にも及ぶ可能性もあり、安心できない、厳しいのは、伊方原発をこんなところに設置したらアカンという判決、伊方原発の建っていることが、阿蘇山のカルデラから見たらアウト。
噴火で噴石、火山灰について、9万年前の噴火だと倍以上の灰が積り、非常用発電機をパーにして、火山の町だと噴火でエライことになり、この対策が四国電力だとアウトとして、再稼働推進委員会((c)今中先生)の言うことはアウトとなり、今回は広島高裁、地裁では同様の判断でも、地裁は何万年に1度などで国民から不安は出ていない、発生確率は低くリスク小が社会通念として差し止めをせず、しかし高裁は社会通念より、噴火になったら元も子もないとしての判決である。
高裁での差し止め判決は初、高裁はベテランの裁判官3人で判断は重く、しかし止めるのは来年9月まで、本訴訟が今動き、審理が来年9月から始まるため、しかし高裁の判断は、絶対に安全でないとアカンとするもの、日本は火山大国、巨大カルデラは北海道と九州に集中して、洞爺湖のカルデラと泊原発は60kmしか離れておらず、桜島の噴火でも原発は影響を受けて、全国の原発の仮処分は37件裁判で問われて、差し止めを覆すのには、噴火の影響は小さく核への影響は小さいと原子力マフィアが証明しないと安全性は担保されず、原子力マフィアは異議申し立てしても、崎山さん、社会通念、世の中が大丈夫というからOKはアカン、分からないこともあるが、わかっていることでの判断は貴重で、それを社会が受け止めて、こんなところに核施設を置いたらアカンと社会も、原子力マフィアも考えるべきで、川内の仮処分でも同様の判断もあるものの、ちゃんとやってほしいと崎山さん締めくくられました。