小池一派公約破り 都Fの抵抗で都議はボーナス11.8万円増

「都Fのやり方はあくどい」と会見した4会派の議員(C)日刊ゲンダイ
「都Fのやり方はあくどい」と会見した4会派の議員(C)日刊ゲンダイ
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「東京大改革」が聞いてあきれる。都議会の「かがやけTokyo」「日本維新の会」「共産」「生活者ネット」の4会派が共同提出した都議のボーナス増額を阻止する条例改正案を、小池知事が特別顧問を務める最大会派「都民ファーストの会(都F)」が突っぱねていたことが分かった。14日、4会派が都庁で会見して都Fの“ご都合主義”を批判した。

都の人事委員会は10月6日、職員の冬のボーナス額を0・1カ月分上乗せする勧告を出した。職員のボーナス改定は、都議のボーナス額と連動することが条例で規定されている。そのため、都議のボーナスは11万8000円増え、約216万円になる見込みなのだ。

もともと都議は地方議員で全国一の高い報酬をもらっている。これ以上、上げる必要はないと、4会派は条例改正案を出したのだが、13日の都議会財政委員会で都F議員が改正案に反対を表明。「人事委勧告と職員の手当との連動は制度としてルール化されており、踏襲すべき」と、“改革政党”らしからぬ主張を展開し、結局、改正案は賛成少数で否決されてしまった。

 都議会は今年4月から1年間、議員報酬の2割削減を実施しているが、これを主導したのは都Fだった。それなのに、「ボーナス削減」には反対。やっていることが矛盾している。

「都議選前に報酬を削減して、選挙が終わった途端に報酬をアップするというやり方は極めてあくどい。都Fが『身を切る改革』を言ってきたのだから、率先して議会改革を進めるべきではないでしょうか」(日本維新の会の柳ケ瀬裕文都議)

■抵抗の裏には感情論が

小池知事は都議選中、「議員報酬の2割削減に成功した」と熱心にアピールしていた。都Fの公約でも「ワイズスペンディング(賢い支出)で都民ファーストを徹底します」と掲げていた。今になって「ボーナス削減」を否定するのは、明確な公約破りだ。結局、「2割削減」も選挙向けのパフォーマンスだったとみられても仕方がない。

「反目する『かがやけ』の音喜多都議や共産党の提案に今さら乗っかっては面目丸つぶれです。『敵の案には乗れない』という感情論がウラにあるのでしょう」(都政関係者)

庶民は日々の暮らしに精いっぱいなのに、「議員のボーナスは上げて」とはフザケている。“小池一派”は「ワイズスペンディング」の看板を下ろした方がいい。

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