ネットワーク1・17(2017/12/24) 赤ちゃんと母親を災害から守る、和田和子さんのお話

 

永岡です、災害と防災を考えるネットワーク1・17、第1098回、今週も毎日放送アナウンサーの千葉猛さんと、フリーアナウンサーの野村朋未さんの司会で放送されました。

北海道で大きな地震が起きる可能性が政府の地震調査研究により警告されて、北海道東部でマグニチュード8.8以上、東日本大震災に近く、それだけの津波も危惧されて、30年以内に7~40%の可能性、防災対策が必要です。

今回は災害時のお母さんと赤ちゃんがテーマ、災害時小児周産期リエゾンがテーマ、リエゾンとはフランス語で仲介を意味して、大災害時に小児科医や産科医、助産婦などが協力して、乳幼児や妊産婦のケア、病院への搬送などをするもので、野村さんも災害弱者の乳幼児、妊婦への配慮を語られて、大阪母子医療センターの新生児科(https://www.mch.pref.osaka.jp/hospital/department/sinseijika/ )の和田和子さんのお話がありました。

和田さんのお話、大災害時の赤ちゃんについて、赤ちゃんはたくさんのおっぱいを飲み世話が必要なのに、清潔な水や環境が災害時に欠乏し、野村さん、出産時に水が大量にいると言われて、和田さん、清潔な水、哺乳瓶が手に入るか、赤ちゃんは清潔にしないとおむつかぶれ、環境の悪さで生命の危機の可能性があり、大人よりこの点は敏感であり、阪神・淡路、東日本大震災でも赤ちゃんは多く被災、被災地の外に出られた場合もあるものの、赤ちゃんのための物品入手は苦労して、おむつ、哺乳瓶、離乳食、ないと命に関わり、これらを速やかに手に入れないとならず、また妊婦の場合も大変で、自分から体調が悪いと言いづらく、しかし妊婦は休養などないと赤ちゃんにも影響する。

東日本大震災時に、赤ちゃんは病院も被災してどうしたか、津波で病院が被災して、お産のできる病院が限られて、医師も全国から応援に行き、多くの妊婦さんがいて、処置は大変であり、妊婦さんは産んで終わりではなく、自分の体の養生も必要、医師も病院も被災したら、その上に自宅も被災しているもので、子どもたちや赤ちゃんのケアは大変。

千葉さん、東日本大震災時に仙台に行かれて、赤ちゃんを抱いたお母さんが水を求めて大変なものをご覧になり、和田さん、大人は我慢できても、赤ちゃんは水分を必要として、自分からいると言えず、震災で助かっても、赤ちゃんがお腹がすいていると命に関わる。

リエゾンは調整、連絡役を意味するフランス語、災害時に、赤ちゃんや妊婦のニーズ、大人と異なるものを、行政や、DMATに伝えて支援も依頼するもので、DMATはこの番組でも取り上げたものの、DMAT隊員は大人の情報が中心、赤ちゃん、妊婦の対応はまだ課題もあり、リエゾンのメンバーは小児科医、産科医などであり、医師は科目が違うと専門のものが異なり、ケガ、病気について、赤ちゃんはサイズも異なり、妊婦の場合も大変で、医者に全部任せるのは負担も大きく、だからこそ互いに補うべき。

災害時のリエゾンは、平時から周産期の方がどれだけいるか情報を持ち、災害の行政担当者やDMATと連携して、色々なところと交渉して、移送などの手配、妊娠8か月の妊婦の移送、リエゾンからDMATに、リエゾンは情報を持ち、運ぶのはリエゾンにはできず、DMATに運んでもらい、リエゾンがないと、DMATもどうしていいか分からず、コラボで災害弱者を助ける、リエゾンは司令塔、災害対策本部が、大阪だと府庁に出来て、避難所を回るのではなく、災害対策本部で指令を出して、どこに移送するか指令する。

リエゾンは、東日本大震災時に、妊産婦の被災について対応できなかった反省点があり、全国で取り組まれて、2015年から関係学会→厚労省に提言、2016年から動き出して、大阪でも数名研修を受けており、災害のいろはから、情報端末を調べるまで訓練が始まり、大阪では、研修の後、大規模訓練があり、DMAT、警察、自衛隊と訓練して、実践に近いもので、顔の見える関係ができて、災害医療の担当者は、無線の使い方や、ヘリの使い方のノウハウも必要。

和田さん、熊本大地震も行かれて、熊本大地震の前にリエゾン養成が決まり、リエゾンが入り、リエゾンがいなかったら分からなかった赤ちゃんや妊婦のニーズを知り、食事が足りているか、血栓など超音波機械で調べることができて、熊本大地震では拠点病院が被災して、保育器の中の赤ちゃん38人が被災して、九州のところに避難できて、日頃から連絡網を作り、赤ちゃんの対応にはノウハウが要り、そして大地震の場合、命の危機になり、リエゾンが情報を持ち、連絡網はできても、実際の搬送にはDMATや行政とのコラボレーションが必要。

命を守るのにつながり、赤ちゃんや妊婦を守るために、市民の知るべきことは、赤ちゃんや妊産婦はケガがなくてもケアが必要、万一被災時に、赤ちゃんの鳴き声の問題、授乳について、支援してほしいのであり、災害時には赤ちゃんのことが周りのパワーにもなり、日本の周産期医療は発達して、在宅でライフラインに頼っている、酸素呼吸器に頼る人が被災して、避難時に助けが必要で、避難所に行く場合、皆さんもこういう方の支援をぜひしてほしい、酸素ボンベが少なくなったら大変、移動も大変、災害弱者は高齢者を真っ先に思い浮かべるが、赤ちゃんなどのハンディのことも、ちゃんと知ってほしいのです。以上、和田さんのお話でした。

今週のテーマ、千葉さん、小さい子供や赤ちゃんも災害弱者だと認識されて、野村さんも子を持つ親としての体験を語られました。リスナーより、逃げトレでの避難訓練、頭の中で地図を描いて行動しても、状況把握があるのとないのでは異なるとの声がありました、以上、今週のネットワーク1・17でした。

 

 

 

 

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