危惧は今回、改憲でなく、壊憲になりかねないという点
つまり今回の論点は、「護憲 VS 改憲」というより、
(与党の草案によるのですが)「立憲 VS 壊憲(非立憲)」
与党が「憲法でないもの」を「新憲法草案」としてだしてくるのではないか、
との危惧であり、これは故加藤周一さんと語りあった内容でもあります
Article 16 – Toute soci/t/ dans laquelle la garantie des droits n’est pas
assur/e ni la s/paration des pouvoirs d/termin/e, n’a point de Constitution.
仏人権宣言第十六条:
権利の保障がなされておらず、明確な権力の分立もされていないすべての社会は、
憲法を持たない。
irohira
MLホームページ: https://www.freeml.com/uniting-peace
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コメント:国際的調査査定機関が世界第五位から七位の軍隊とする自衛隊を憲法九条に加えることは勿論壊憲です。まして自公も含めて集団的自衛権を認めなかった従来の憲法解釈を逆転して海外での戦争参加を認めるように強行採決した戦争法成立の後では(自衛の為でさえ認めなかった憲法の原意を無視して)憲法の心臓・生命である戦争放棄を変えて戦争できるようになれば戦時非常事態の下に(政権担当権力によって)主権在民も人権尊重も否定されて憲法の三原則は破壊されることになります。それは即ち国家体制を否定することであり、クーデター・国家反逆罪に当たります。ましてや公僕の長である首相が「公務員の憲法尊重擁護の義務」を守らず国民とその代表である国会を無視して、壊憲を何時までにやるなどということは決して許されることではありません。