報道するラジオ(2017/12/29) 沖縄・高江から 西銘晃さんのお話、上田崇順さんの報告、関西の沖縄出身者の声

 

永岡です、報道するラジオ、続いても毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会、新聞うずみ火代表の矢野宏さんの案内で放送されました。

どないなっとるねん!原発がなし崩し的に再稼働、どころか新設とすらあり、沖縄の問題、米軍基地問題をリスナーが問われて、被害者に中傷するネトウヨたちを批判する声がありました。

関西の沖縄出身者の声、MBSラジオの制作の、手を携えて、30社が加盟している企画、30社の中で報道するラジオのスタッフによる製作のものが一等賞、関西で沖縄出身の甲子園児を応援するものが取りました。

沖縄の高校の応援を、尼崎市の高校が友情応援、今年で37年、尼崎に沖縄から来られた方やその二世、三世もいて、甲子園に沖縄にルーツを持つ人も来ているのです。沖縄から見て、第2の故郷、関西と沖縄をつなぐ友情応援は続き、矢野さん、市立尼崎高校の取り組みを高く評価されて、水野さん、関西からの応援はうれしいが、しかし日本だとこの反面、リスナーより、相次ぐ米軍機の事故と、小学校の校庭に窓が落ちたのを、自作自演、こんなところに小学校を作るのが悪いと、同じ日本人が沖縄を傷つけることを取り上げて、矢野さん、これは許せないと指摘されて、こんなところに小学校を作るのが悪いは沖縄の歴史を知らず、沖縄戦で米軍に取り上げられて、銃剣とブルドーザーで追い出されて、収容所に入れられて、ここに住まわざるを得ず、それが自分の立場と思ったらできるわけはない、沖縄戦で4人に一人が亡くなり、日本一戦争を憎んでいる沖縄に基地を押し付けるのおかしい、水野さん、共感する能力がない、共感すると苦しい、自分の生活がしんどいと、日本全体が生きづらく、共感する力を失ったと指摘されて、しかしこれは権力者には好都合、矢野さん、自動車ならハンドルの遊びのないもの=事故を起こす、危ない社会になっている、沖縄に危険を押し付けているのはどう考えるのか、なのです。

 

沖縄・高江の、米軍ヘリ墜落の西銘晃さんのお話がありました(谷口真由美さんがMBSラジオと朝日放送ラジオで西銘さんのことを報告されています)。上田崇順さんの中継です。

リスナーよりたくさんの声、函館からのこと、自分もネットから納税した!との声があり、共感すること、沖縄の思い、上田崇順さんのレポート、東村高江におられて、那覇から車で3時間、やんばるの森、去年も上田さん来られてヤンバルクイナの声を聞かれて、自然に囲まれた美しいところで、160人くらいの小さな集落、虫の鳴き声、気温は18度、ジャケットは着てもコートは要らず、北部訓練場、政府は返還というものの、ヘリパッドの騒音で地元はエライことになり、基地面積が減っても、訓練の回数は増えて、オスプレイもヘリも、夜中に飛んでおり、本来夜間飛行はアカンのに、ルールがあってないもの、大変な状態がさらに悪化、昨年の高江の住民の不安が的中。

12月に普天間からヘリの部品落下、12/13に小学校でヘリの窓が落ちて、大けがなしは奇跡的、現地で1時間に4機もヘリが飛び、事故から解明なし、校長が上を飛ぶなと要請しても、可能な限りと、飛ばなかったのは2,3日、日本政府、安倍政権は何もせず、地元の方はあきらめもあり、上空で旋回、ホバリングして、常に飛んでいるのではなく、同じところに留まって大変な騒音。

10月に、高江の集落にCH53ヘリが民間地に落ちて、墜落炎上、米軍は不時着と嘯いているが、矢野さん墜落と指摘されて、牧草地の西銘晃さんのところに上田さん行かれて、事故当時は700m離れたところで作業、これを終えて帰ろうとしたら黒煙で気づき、音はしなかった!現場の牧草地を見たら、自宅が燃えているかと慌てて、自宅ではなく、豚舎、畑であり、最初は入れても、父親も来て、現場をご覧になり、兵士は避難、緊急事態で墜落、彼らの避難しているのは機体の見えないところ、救急車は不要、ヘリには近づくなと言われて、現場から煙しか見えず、7人の兵士たちは10分ほどしたら、墜落してから救援のヘリに乗ってトンズラ、その後墜落したヘリには、70mくらいまでしか近づけず、現場で撮影した。

ヘリの炎上する映像を上田さんご覧になり、尾翼ではなく、水平翼が立っている=横転、水平にあるべき翼が上を向いて、放射性物質、ストロンチウムについて、消防、役場の方が消火しても、最後に米軍の高官が早く立ち去れ、放射性物質があるとして、米軍のトンズラは放射性物質のため。測定したら、放射線の専門家がやったら即反応が出て、牧草は10日ほど出荷できず、放射線は正常、ストロンチウムの汚染地域ができたが、水野さん、ストロンチウムは毒性が高く、2004年の沖縄国際大学へのヘリ墜落も同様、米軍はストロンチウムのことを知ってトンズラなら、西銘さんに伝えるべきと言われて、西銘さん、当初は何も知らされず、風下で吸い込んで、消防士は機体に近づいて消火して、それで立ち去れは、今更遅い。

西銘さんだけでなく、消防団や警察官もいて、最後に立ち去れであり、もちろん西銘さんを先に避難させて、米軍が消火をするべきと水野さん指摘されて、訴訟はどうか、原状復帰、商売の補償はどうか、原状回復はされても、作物の補償はされず、米軍も補償すると口では言っても、兵士は現地で対処しないといけない、後で西銘さん知って、しかし放射性物質のためにトンズラであり、水野さん、交通事故でも加害者の説明が必要と言われて、西銘さん、決まりを無視してやられて、米軍の謝罪は、西銘さんに米軍から感謝状!海兵隊から、北部訓練場に行く際に2,3分会ってくれと言われて、米軍が来て、感謝する!もちろん西銘さんに感謝される覚えはなく、通訳が日本語でどうぞ、何に感謝しているか分からず、何より謝罪なし。

上田さん、感謝状を見たら、米軍機の墜落で不安を与えて、沖縄県と日本政府とともに撤去、高江の市民に協力に感謝で、謝罪はほとんどない。これを高江と東村に届き、西銘さんはこれを米軍に突き返して、西銘さん、感謝状の意味は理解できず、もらって時点で、地域で事故の原因を説明が先だと求めて、しかしそれについて努力と言うのみ、感謝状は、他の人には言わなかったのに、名護のオスプレイ抗議集会で、西銘さんが感謝状をもらったことを知っており、米軍がツィーターに投稿したためで、西銘さんの主張する原因説明はされず、そばに集落、少し外れたら犠牲者が出て、これが米軍基地のある集落の意味。

沖縄で、自衛隊と米軍の共同使用があり、そして集団的自衛権、もし米軍と自衛隊が一体化したら、自衛隊が沖縄から戦争したら、沖縄だけの問題ではない。

本土だと他人事ではあるか、上田さん辺野古で取材されて、名護市、市長選に向けて護岸工事を完成させて、辺野古はもう後戻りできないと安倍政権は沖縄に思わせたいという意図であり、しかし名護市長選挙について、西銘さん、選挙が近づいて、住民の判断は注目されて、しかしもう仕方ないのか、いや抵抗するのか、抵抗しないと、沖縄は理解されず、衆院選だけでなく、沖縄から抗議の声を発進し続けるべき。

上田さん、地元で、安倍政権はルールを破りゴリ押しに、冷静に対応しないといけないという紹介されて、沖縄では粘り強く、不必要に無理をせず、どうやったら本土も含めて考えてもらえるか、大変な状況、辺野古はブイも護岸工事もされて、それでも抵抗しないといけないと思っているものなのです、以上、上田さん、西銘さん、のお話でした。

 

ここで1曲、はしだのりひこさんの、悲しくてやりきれない、です。この曲は68年のライヴがYouTubeにありました。

https://www.youtube.com/watch?v=xcgQM-NGqns

 

以上、沖縄関係の報告でした。

 

 

 

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Preview YouTube video フォーククルセダース 悲しくてやりきれない(ライヴ)

フォーククルセダース 悲しくてやりきれない(ライヴ)

 

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