報道するラジオ(2018/1/22) 通常国会開会~安倍総理の自己陶酔型施政方針演説を読み解く 山田恵資さん、矢野宏さんのお話

永岡です、報道するラジオ 第282回、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会、ジャーナリスト、新聞うずみ火代表の矢野宏さんの案内で放送されました。

本日通常国会の召集があり、残業代ゼロ法案には批判もあり、首相の施政方針演説について、時事通信解説委員の山田恵資(けいすけ)さんが電話ゲストで出られました。政治記者としてキャリアの長い山田さんのゲスト出演です。

通常国会の問題点、日刊ゲンダイの内容を阿修羅掲示板に赤かぶさんがアップされています。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/740.html

MBSラジオの、弁護士の放課後、ほな行こか、にて、小久保哲郎弁護士が、日本は生活保護を受けられるのに受けていない人が8割もいて、生活保護を、重病なのに受けられると知らなかった方がいて、生活保護も医療も困っている人には役に立つ制度なのに、受けられると気づいていない、もっと悪い人のためのものだと、生活保護を使いたくないという人も多いものの、弁護士の方も使えると説得して、ドイツなどでは生活保護の制度を国が広報して知らせているというものであり、子供の貧困のシンポジウム、大阪弁護士会会館で2月6日にあります、http://www.osakaben.or.jp/event/2017/2017_1101_2.php

今回は安倍総理は何を語り、この国会はどうなるのかを問います。矢野さん、安倍氏の施政方針演説について、「気味の悪い自己陶酔型!」様々なことを言うものの、実現性なし、福島第一原発事故についても実質無視であり、憲法改悪についてほとんど触れず、安倍氏は憲法改悪に意欲なのに、水野さんも肩透かしを食らい、よく言葉の真意を見ないとエライことになる、矢野さん、安倍氏のタカ派カラーを消している(=裏に戦争への意欲満々)と指摘されました。

 

ニュースは千葉猛さんの担当でした。

今日の国会関連、通常国会の召集、安倍総理は働き方改革について、例により1+1=サルマタと文字起こし不可能なものであり、安倍総理は働き方改革国会、残業時間の制限や、残業代を払わない法律の成立を目指し、野党は対決姿勢、リスナーについて、非正規一掃というものは、非正規を生み続けているのはヤベェノミクスであり、言葉だけ非正規をなくすのかと質問で、矢野さん、アメリカ型、一人一人契約、残業代を払わない=正規雇用をなくすと解釈されて、一億総非正規と取られて、今の厳しい働き方をもっとエゲツナイことでして、高度プロフェッショナル制度は、野党は残業代ゼロと批判、矢野さん、年収1500万以上と言うものの、違う、裏があり、2006年に第1次安倍政権で、年収400万以上のホワイトカラーエグゼンプション、国民の批判で国会に出せなくなり、そもそももっと年収の少ないのが標的、財界は400万を主張して、通れば下げて、働きやすいのではなく、財界の働かせやすい、財界のための政策なのです。野党の闘い方も問われます。

施政方針演説、安倍総理は外交、安全保障について、戦争準備法案を成立させて、自衛隊を米艦警護に使い、日米同盟はかつてない強固なものと自己陶酔型、矢野さん、日米同盟はかつてないほど強固というもの、トランプ大統領とこんなに仲がいい、これまで日本の外交は日米同盟と協調外交なのに、安倍政権は日米同盟のみ、日本という車は前に進まず、同じところを回るだけ、しかしアメリカで中間選挙、トランプ大統領の支持率は30%で共和党は負けて、トランプ大統領は差別主義者であり、アメリカで100万の反対デモがあり、トランプ大統領にべったりでは日本もエライことになる、ロシア疑惑次第ではトランプ大統領罷免もあり得て、しかしアメリカに隷属と安倍氏は言うものの、朝鮮民主主義人民共和国の脅威?を言うと何でもあり、矢野さん、アメリカが共和国に脅威を与えている、米韓軍事演習で40万の兵隊、朝鮮戦争は終わっておらず、脅威を与えているのはアメリカ、日本は共和国との橋渡しをすべきと言われて、水野さん、自衛隊が米軍のために何をやっているか分からないのです。

安倍総理は憲法改悪について、各党の案を集めて進めるというもので、演説の最後で触れたのみ、踏み込むと野党の反発、矢野さん、憲法を変えたいなら国民が言うべき、憲法は権力を縛るもの、しかし権力から緩めてくれ、国民を縛るもので、安倍氏にとって理想は何なのかと矢野さん問われて、「憲法は権力を縛る」べきものが、戦争準備法案、共謀罪、秘密隠蔽法と憲法を無視する政権に憲法をいじる資格はないと断じられて、今回はコッソリでは騙されたらアカンのです。

日米同盟、働き方改革、憲法以外に、矢野さんはモリカケ問題について安倍氏は言及せず、終わったと安倍氏は思っているが、安倍氏によるえこひいきを許してはならず、水野さん、教育無償化について、大学で人づくりをするのみ無償化はおかしいと指摘されて、矢野さん、教育の格差をつけると言われて、水野さん、バクチ場による観光立国というのは、矢野さん、ギャンブル依存症が先進国最多で問題と問われました。

 

そして、山田さんの、お電話でのお話、ワシントン支局の経験もあり、安倍総理の施政方針演説について山田さん、最後に出てきた憲法改悪、控えめだが、年内に発議の意思を見られて、憲法は理想を語ると言うものの、そもそもそうか、理想を総理が語り審判を仰ぐべきなのに、逆であり、山田さん、これを真正面から問うのが選挙、憲法は権力者を縛るものが抜けて、安倍氏は控えめにしているが、安倍氏は昨年2020年に憲法改悪と言ったものの、当てが外れて、野党の動き、希望の党、小池氏もいなくなったが51議席あり、安倍氏は希望の党は改憲勢力と見ていて、過半数233が目標は控えめ、公明党は29に減り大事件、30議席固い中で、233までは勝ち、支持率の低い分の負けを見て、自民党が減っても希望の党が憲法改悪に協力してくれる、露骨に反対の公明党の包囲網を作り、憲法改悪については、希望の党を抱き込んだら憲法改悪にはOKと見て、ところが、メディアの取材も問題、選挙後の特別国会で、安倍氏は希望の党も憲法改悪に協力してくれる、小池氏抜きでも、憲法改悪のための希望の党のはずが、民進党を中心とした統一会派、希望の党の玉木氏が、自治労で安倍氏の憲法改悪に反対して、玉木氏は安倍氏の敵になり、安倍氏は周囲に、小池氏はどうなっていると、自分をボロクソに言った小池氏にすがり、しかし自民党の中には小池氏の嫌いな人が多い、萩生田氏などそう、安倍氏はお人好しで小池氏頼りが、その小池氏に未練があり(笑)、今もそうであり、それを見て発言、国会の施政方針演説を聞くと、言いすぎると野党が結集することになり、野党は連合がポイント、連合は憲法改悪に社民党、共産党ほどではないが否定的、運動論で、仲良く元の鞘に収まってくれが連合の意向、玉木氏も、来年の統一地方選と参院選があり、それでの発言ではある。

連合にとっては、立憲民主党も野党もみんな一緒にやってほしいとしても、枝野氏は希望の党を否定的、民進党と立憲民主党の統一会派も困難、希望の党抜きの民進党はダメ、元の鞘に収まると支持率は落ちる、立憲民主党の支持率を落としかねず、そして枝野氏はリベラルか、リベラルの色が強すぎるのも問題、保守系の人を巻き込んで統一会派を作りたい、旧来の革新系は最後でいい、保守系を取り込んでやりたいものの、保守系を主体とした、保守でも安倍総理はアカン勢力を集めたく、あまりリベラル色を強くしないのは、共産党との協力、枝野氏はアンチ共産党ではなく、集票力はあり、枝野氏の後景人は小沢一郎氏、枝野氏にレクチャーしていて、水野さん絶句、水野さん、小沢一郎氏と志位氏が同じ選挙カーに乗ってびっくりと言われて、山田さん、アンチ自民の勢力で共産党は欠かせないと小沢一郎氏は思い、これの実現を前原氏にゆだねようとして失敗、前原氏と枝野氏の関係修復は絶望的、小沢一郎氏は枝野氏に接近して、オリーブの木、小沢-枝野氏の関係は注目、小沢-志位氏の関係は確立して、枝野氏は保守にも力が欲しく、しかし民進党の先祖返りだと支持率を失う。

矢野さん、枝野氏は野田政権で官房長官で、小沢一郎氏は袂を分かった件を問われて、山田さん、小沢一郎氏は枝野氏が大嫌いであったが、関係修復、オフレコで時効のもの、枝野氏は多数派の形成の際に、野党第一党を目指し、いざとなったら、枝野氏は小沢氏と組んだら行けると見ており、尾沢氏と枝野氏は意見交換を続けて、安倍総理に対決すると見たら小沢氏には十分、前原氏は裏切ったとしても、小沢氏は目をつけており、水野さん、小沢一郎氏は終わったかと見ていたら、山田さん、小沢一郎氏は本物の政局を知っているキーパーソンである。

水野さん、公明党のとらえ方について問われて、山田さん、公明党は希望の党のやり方を歓迎、憲法改悪したくないが、与党の関係は維持したく、憲法改悪を潰してくれるものを探して、希望の党が進展して公明党が埋もれるのは回避したものの、議席を減らして、公明党は憲法改悪と距離を置くものと、党利党略、しかし安倍総理は国民投票で否決されたら退陣、国民投票を急ぐのは、検察がスパコン汚職とリニア談合、しかし検察を安倍総理は止めたく、逆に言うとスパコン汚職は安倍総理に打撃を与えるもので、山田さん、特捜部が本気で動く際にスケッチブックを書き、必ず政治家の名前がある、ならスパコン汚職は誰、リニア新幹線談合は誰、となるというもので、水野さん、山田さんのお話をまた聞きたいと締めくくられ、山田さん、次回はスタジオでお話したいと締めくくられました。

 

千葉さんの解説、安倍総理は今年を明治維新150年と位置付けて、山川健次郎、白虎隊、会津藩の一員→東京帝大のトップになり、矢野さん失笑、千葉さん東北の出身で、明治維新はいいことばかりではなく、山川健次郎は会津で、会津では1万人が土地を奪われて飢えて亡くなり、明治政府は会津藩を追いやり、山川健次郎氏は総長になったと言うものの、明治政府は差別して、一人だけチャンスを与えたに過ぎず、これで国民全員にチャンスではない、矢野さん、会津藩の兵士は遺体を賊軍だから埋葬されず、野犬に始末させて、演説では金原氏、静岡で治水をしたものの、良く調べたら、天龍川の氾濫を何とかしてくれと言ったのに、賊軍、徳川の人間だから、しかし明治天皇が被災地を通ることになり、それで治水することにして、要するに地元の意向を汲み取ったのではなく、明治維新のいいところばかり切り取って明治維新の、勝てば官軍、薩長と長州はテロリスト集団、薩摩藩は江戸の幕府を怒らせて、しかし権力を取ったら何でもあり、都合のいい歴史観でやられたらダメ、千葉さん、美談を信用するなと、千葉さんは怖かったと言われました。

 

その他のニュースも千葉さんの担当でした。

雪で交通の便が欠航して、近畿では北部の平地に雪の恐れがあり、明日の夜以降は近畿北部で雪が増えて、雪崩、落雷に注意です。

政府は2018年度予算案を提出、98兆、6年続けて過去最大、軍事費は5兆円で過去最大、財政健全化は見えません。

去年1年に米軍機のトラブルは25件、事故、トラブルは沖縄で多発、小野寺氏はハリス氏と会談しても、ハリス氏は事故は減っているというもので、小野寺氏は増加していると怒っています。

アメリカでは予算の執行停止で政府機関の停止が続き、職員は自宅待機、与野党の対立の解消の目途は絶たず、トランプ大統領は就任2年、ワシントンポストは嘘が2140回!6回/日!多くの政治家は嘘を指摘されたら止めるものの、トランプ大統領は火に油を注ぐようなものだと批判しています。

iPS細胞に、論文のデータに捏造と改竄があり、撤回です。

経団連は労使フォーラムを開き、安倍政権は賃上げを要求、どれだけの賃上げになるか、なのです。

 

今週の特集、安倍総理の施政方針演説から、リスナーの意見があり、施政方針演説、モリカケを言っていない、スパコン汚職、リニア談合はマスコミで報じられないと批判もあり、検察の捜査を止めるために国民投票かと、また小沢一郎氏と枝野氏の関係に驚いたとの声もあり、また安倍総理が芸能人と会食して、憲法改悪の宣伝のためかと指摘もあり、矢野さんも同意、水野さん、若い人に影響を危惧されて、矢野さん、新聞の首相動静で誰と食事したか知るべきと締めくくられました。

…もうお判りでしょう、安倍総理はモリカケ問題+スパコン汚職+リニア談合+レイプもみ消しがあり、これを隠すために悪行を計画していますが、許してはなりません!この内容、例によりいくらでも拡散してください、戦争を志向する安倍政権の好き勝手にさせたら、日本は、世界は破滅です!

 

 

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