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永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今日のメインディッシュはジャーナリストの神保哲生さんでした。ビデオニュースドットコムを設立されて、ゴールデンラジオ火曜日は3年ぶりの登場です。
翻訳された本、暴君誕生などのお話、神保さんの本職はジャーナリスト、しかし外国の本でいいものを見て、訳本は4つ目、注目すべき著書で、暴君誕生、精神に異常をきたした大統領、日本語だと問題になり、愚王誕生と考えたものの、暴君誕生にして、自分の取材より元本の注目されることで、トランプ大統領の常軌を逸したことは無数報じられて、しかし神保さん、トランプ氏が負けてもトランプ現象は残り、白人至上主義者だけでなく、トランプ大統領を生んだアメリカの暗部を描き、人種問題はアメリカで終わらず、アメリカのメディアの問題、メディアもトランプ現象を生んだと書かれて、なぜトランプ大統領が生まれたか、トランプ大統領はメキシコに壁、移民排斥、ラストベルトの白人の雇用、5回/日嘘をつくなどあるが、白人至上主義だとヒスパニック系、黒人の票を失っても白人は65%、レッドステート、共和党の強いところは白人が多く、黒人などを票を失っても白人の票で勝てる、150年前の南北戦争時代の黒人奴隷の歴史もアメリカにはあり、しかしアメリカの問題を有色人種のせいだとして、選挙に勝てる土壌があり、トランプ氏が勝つとはみんな思わず、得票数はヒラリー・クリントン氏が多かったのに、選挙人ではトランプ氏が勝ち、その意見を誰から聞いたか、日本で言うアメリカは民主党の東西海岸だが、真ん中のアメリカは牧場で西部劇の世界、四輪駆動車より馬の方が便利、モンタナなどでそうで、彼らがトランプ氏を支持して、大竹さん、アメリカの良識派、リベラル派の意見ばかりと思っていたことが問われて、人道的立場と程遠いと言われて、神保さん、テキサスの人たち、牧場を経営する皆さんは、人権が大事という感覚はなく、季節労働者、メキシコから来て、彼らにアメリカは頼っており、二級の市民扱い、しかしアメリカで観光に行く、言論の場は大学であり、アメリカの移民法、65年に公民権運動で出来て、それまで移民が入っても人口比で白人は8割であったが、貧乏な国から来た人が多く、88%→65&に白人は減り、2040年には白人は半分を切る、白人はこのままだと少数派になり、しかし白人はそれでも最大の人口なのに、半分を割るとエライことになると、白人の中で都市部にそう思う人がたくさんいて、ティーパーティーがいて、クルーズ氏、トランプ氏に負けたが、トランプ氏のすごいのはクルーズ氏すら負けるほどのエゲツナイもので、トランプ氏は何でもあり、アメリカの歴史でメキシコと壁を作ると言った大統領候補はなく、訳が分からないもので、しかしクルーズ氏は訳が分かり、トランプ氏のような極端なものが白人に受けて、はるな愛さんも白人の動向を問われて、神保さん、アメリカで有色人種の権利を拡大したら、白人が圧倒的に強いのに、それまで寛容であったのがやめようとする、しかし有色人種は自分たちよりいい思いをしているのではなく、しかし有色人種が白人に近づくのが許されず、しかし、世界の富は1%の人間が82%を独占で、大竹さん、白人も99%だと言われて、神保さん、トランプ氏は減税して、トランプ氏もこれでウハウハ、1%の人たちはほくそ笑んで、トランプ氏の鉄板の支持層30数%は99%の中であり、しかし彼らはソーシャルメディアで、悪いのはこいつらと、!1%ではなく移民のせいとして、実際には1%が工場を外国に移したからなのに、ソーシャルメディアで悪いのは移民とされて、マスメディアは問題もあるが情報は検証されても、ソーシャルメディアは、受け取る方の都合のいいものばかり、ソーシャルメディアで移民、有色人種が悪いと伝えられたら、伝えられる情報は偏り、そしてトランプ氏を選んだものであり、ソーシャルメディアの意味は、マスメディアと異なり、少数で影響力もあり、フェイスブックで、タイムラインをクリックしたら世界の何十億にわかり、神保さんのような思考の人は何百万世界にいて、自分の情報環境が偏り、ポストトゥルース、フェイクニュース、嘘も100回言えば本物、洗脳に近く、大竹さん、トランプ氏は嘘をいい人種差別主義で、それをメディアは面白いから流すものの、政治家であり、政治家が嘘ついたら大変なのにまかり通ると指摘されて、神保さん、既存のメディアにも問題あるものの、ABCやCNNは検証されても、トランプ氏の支持者はマスメディアを見ず、トランプ氏の支持者30数%には嘘でも影響力はあり、アメリカがくしゃみをしたら日本が風邪を引く、日本への影響、神保さん、安倍政権は選挙で勝っており、安倍総理、トランプ氏が勝っているのに、それを倒しても、それらを生んだ土壌があり、それを直さないとならず、日本のメディアには問題がアメリカよりひどく、少数のメディアに牛耳られて、そしてアメリカではメディアの問題もあるものの、信頼すべき部分もあるのに、日本のマスメディアは権力とべったりの問題を問われました。この本はキンドルでも読めて、アメリカだとこういう問題提起ができるが、日本はさらに深刻だと締めくくられました、以上、神保さんのお話でした。
大竹紳士交遊録、フリーライターの武田砂鉄さんのお話がありました。
最高裁が一部公開を命じた官房機密費のこと、19日に判決、官房機密費の開示を命じて、しかしこれは国会でも素通りされているが、官房機密費は年間10数億、1億/月使えて会計検査院のチェックも受けないもの、会計検査院は森友学園問題を指摘したのに、官房機密費は国の事業を円滑に進めるためというもので、今まで黒塗り文書すら出てこず、しかし市民団体が開示請求に、支払先や使途を消して、どこに何を使ったかはでないものの、今まで100%隠されていて、これは成果で、情報公開で非開示は外交、軍事、治安が対象、これを開示したら政権にはまずいものだが、今まで官房機密費を横領、選挙に使った疑いがあり、アメリカだと公文書は何十年か経つと公表されるのに、日本だと公開はなく、官房機密費の資料は5年で消されて、日本はすぐに処分するが、すぐには開示できなくても、10~20年後に開示したら、その際にまずいと抑止力になるが、官房機密費の問題は2001年に問題になったもの、外務省で5億円横領、競走馬を買い女性に貢ぐ、あるいは官房長官、野中氏が、政治評論家に500万円盆暮れあげていたと告白して、様々な政治評論家に、名前は特定されないものを渡し、武田さんにはお金は来ない(笑)、2009年の民主党に政権交代時に、2億5千万円が官房機密費から引き出されて、河村官房長官時代のもの、金庫をすっからかんにして政権交代、何に使ったか分からず、今回は一部でも認められたのは前進であり、安倍一強状態で、裁判の結果、自民党の幹部はこれくらいなら変わらないとコメントとして、使途と支払い先は開示されず、官房長官がいくら金庫に入れているかくらい、10年後に名乗り出るべきと大竹さん言われて、武田さん、何十年後に開示はすべきであり、正しいことに使ったら問題なく、ちゃんと使われているならいいが、いかがわしいことに使われた危惧もあり、個々人はマイナンバーなどで筒抜けで税金を取られて、政治とカネの問題、 国の上の方には言えないお金があると言うものの、なぜ使われたか、どういう使われ方か検証する必要はあり、権力者と国民の緊張関係も生まれず、東京新聞は社説で官房機密費を廃止すべき、必要なら予算請求すべきと書いて、会計検査院は立ち入れず、森友学園のように洗いざらい調査はできず、会計検査院のような調査が必要で、以前は危険地帯で拘束されたジャーナリストの身代金など言われても、安倍政権は身代金や朝鮮民主主義人民共和国との交渉などなく、秘密隠蔽法のこともあり、税金で軍事費も出て、官房機密費も税金であり、アンタッチャブルはおかしいのです、
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コメント:「彼も人なり、吾も人なり」権力者、特に無知蒙昧の我利我利亡者に支配されず、被支配者の身分を40億歳の各自が生きるべき時がきた。権力機構を廃止して夫々の命が絶対の自立・自治・自由を生きるべきである。