報道するラジオ(2018/1/29) 変わりつつある沖縄の米軍と自衛隊 日本の専守防衛、前田哲男さんのお話

 永岡です、報道するラジオ 第283回、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会で放送されました。

 モリカケスパ問題と安倍総理について、報道するラジオの案内であった平野幸夫さんがブログで指摘されています。

https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12347847576.html?frm_id=v.mypage-checklist–article–blog—-hirano-yukio_12347847576

 私(永岡)ももちろん同感です。

 今週はどうなる、日本の専守防衛、2018年度予算で軍事費が激増、厳しい財政の中で軍事費は5兆円を超えて、これの意味を問います。

 ニュースは上田崇順さんの担当でした。

 国会は衆院予算委員会で質疑、安倍総理は志位氏にヤジを飛ばした松本氏について表向き謝罪し、任命責任は自分にあると、基地負担軽減と言うものの、水野さん、松本氏のヤジの対応は早いと言われて、上田さん、沖縄県名護市長選があり、昨日告示、稲嶺氏と自公の候補の一騎討ち、翁長知事の支援で稲嶺氏は闘い、秋の県知事選の前哨戦、稲嶺氏は辺野古反対、自公の候補は振興策のみ、しかし市議時代は移設容認で、2/4に投開票、それで松本氏の選挙への悪影響を恐れてのものであり、水野さん、一つの市長選て゜はなく、国政レベル、日米関係、沖縄の将来がかかっていると言われました。

 

 来年度予算を軍事費の観点から解説、軍事ジャーナリストの前田哲男さんがお電話で参加されて、沖縄で米軍機の墜落のラッシュの背景や、敵基地攻撃能力をキーワードに、いずもを空母に改修することや、長距離巡行ミサイルについての、専守防衛を逸脱するとの指摘もあり、前田さんの解説がありました。

 共産党志位氏の質問は、米軍機の墜落の関係で、前田さんのお話、松本氏についての、安倍総理の謝罪でも、松本氏のヤジの理由は志位氏の、事故が起こっても米軍は何もなかったように飛行再開、これを安倍政権は容認していると追及、安倍総理の言うことは官僚の作文丸読みでまったく説得力なし、1+1=サルマタと言ったのであり、なぜ米軍機の墜落の意味、ヘリは80年代に作られたオンボロで部品がない+整備員の不足=整備されず+朝鮮民主主義人民共和国への圧力のために訓練強化、オンボロ機体を活用しないとならないエライことで事故であり、オンボロヘリに乗らざるを得ない米兵もエライことで、予算の問題もあり、議会で政府機関の凍結もあり、軍隊にお金なし、アメリカは2003年のイラク戦争以来15年も戦争を続けて、アフガニスタン、シリア内戦とアメリカの歴史で最長の戦争で部品なし、整備員なし、共和国対策、とてもではないが兵士もやっていられない。

 米軍司令官は不時着(予防着陸=事故でない)でよかったと嘯き、海兵隊のトップが嘯き、沖縄の安全への配慮はゼロ、予防できたから良かったは米軍の本音、パイロットのけがなし、機体も回収、しかし沖縄の周辺住民のことは何も配慮されていない。

 水野さん、沖縄の皆さんの思いもあるのに、日本政府の要請も無視して飛行再開の意味を問われて、前田さん、日本政府がちゃんと抗議していない、昨年小学校に窓枠落下、小野寺氏が安全確保まで飛ぶなと申し入れて反故にされて、6日後に真上をヘリが通過、沖縄県民は怒り、米軍は上を飛んでいないと言うものの、証拠あり+ヘリ不時着3回、小野寺氏は全機種の停止を求めても無視されて、ヘリは毎日飛んでおり、防衛大臣が相手にされない、異常な状態、今日の予算委員会で、安倍総理はないがしろにされている怒り、日本の主権侵害への怒りはなく、足元を見られて、安倍政権は本気で抗議していないと海兵隊は思う、それにしても甘く見られている。

 米軍は原因究明しているのか、日本側は追及している模様だが、では人為的なものか、機体の問題かは明らかにされず、日本側も国民にちゃんと説明していない、沖縄県に対して交渉のやり取りは開示されていない。

 水野さん、米軍再編について言及されて、沖縄の海兵隊は戦争時に殴り込み部隊、戦争するとなったら大統領の命令で戦闘機と海兵隊が先兵として行くもので、訓練は過酷、危険であり、日頃の訓練は大変であり、しかしオンボロヘリ+整備ボロボロ、兵隊は疲弊、沖縄はたまったものではないのです。

 

 前田さんのお話の続き、国会で審議される2018年度予算案、過去最悪の軍事費、国会の答弁、希望の党の玉木氏が、巡行ミサイルを8月に示さず年末に入れて、専守防衛逸脱、イージス・アショアもミサイルを持つと敵基地攻撃能力を持ち、安倍総理は専守防衛と言ったと追及して、従来でない=敵基地攻撃能力を持つのかと問うと、安倍総理は書き起こし不可能!ヲイ、答弁を書いている官僚!日本語で書け!(怒)、しかし玉木氏の中に気になることがたくさんあり、巡行ミサイルの経費計上、長距離巡行ミサイルをアメリカから買うもので、長距離巡行ミサイルは言ってみたら無人ジェット機、弾道ミサイルはロケットで飛ぶもので音速の6倍、巡行ミサイルはジェットエンジンで音速程度で飛び、しかし低い海面、山陰の敵レーダーに発見されずに飛ぶもので、無人ジェット機に爆弾を積んだものであり、日本は短い射程の200kmのミサイルは90年代から持っているが、長距離巡行ミサイルは専守防衛に反するので持たないとしていたのを反故にして、射程900kmの巡行ミサイル導入=専守防衛に反する危惧があり、射程が200km900kmになると、空対地ミサイル、F35に乗せるもので、射程900km、戦闘機F35は空を飛び相手の領土に入れて、そこから900kmだと、日本海→朝鮮民主主義人民共和国全域を標的に出来て、敵基地攻撃能力を持ち、専守防衛から逸脱であり、リスナーより、イージス・アショアについて、どういう効果があるのかと質問があり、玉木氏の質問にもイージス・アショアがあり、これは敵から来るミサイル防衛なのに、敵基地攻撃能力なのかと玉木氏は追及して、前田さん、イージス・アショアは開いてのミサイルを打ち落とす、それも宇宙空間でやるもので、攻撃兵器ではない、それも宇宙で、そこまで必要あるのか論議はあるものの、玉木氏の言うように、発射筒に巡行ミサイルを置けば即攻撃可能、共和国を射程に置けて!秋田市と山口県萩市にイージス・アショアの計画があり、それ自体は共和国のロケット対策になるとしても、発射筒にミサイルを詰め込めて、巡行ミサイルを導入したら、たちどころに攻撃能力が出て、安倍政権は答えられなかったが、専守防衛を逸脱する。

 水野さん、巡行ミサイルについて政府は敵基地攻撃能力ではないと言うもののと問われて、前田さん、イージス・アショアは弾道ミサイルを宇宙で打ち落とすのが目的でも、攻撃に使うことも容易、イージス・アショアに巡行ミサイルを設置したら即攻撃兵器になり、これまで専守防衛は、相手国に達する兵器は持たないとしていたのに、この垣根を破る兵器が予算計上→配備、かなりエライことであるのです。

 予算について、8月の概算要求になく、12月に計上の意味、前田さん、11月にトランプ大統領が来日して、トランプ大統領の言う通りに安倍総理は武器を買い!安倍氏も共同会見でアメリカファーストに協賛、そして予算に入れられた。

 従来の延長線上にない軍事力の意味が専守防衛の否定、今日も安倍氏は言っており、今年中に防衛大綱の改訂、戦争準備法案ができて集団的自衛権の行使、アメリカと戦争できる任務になり、防衛計画の大綱を変えて、戦争準備法案にふさわしいものに自衛隊を変えるもので、専守防衛は守ると安倍氏は口では言うものの、従来の延長線上ではない、防衛大綱変更=専守防衛否定!

 リスナーより、専守防衛に反する=憲法違反と質問があり、前田さん、9条の下では専守防衛しか日本はできず、そういう理解で、国の交戦権は認められておらず、敵の軍艦と戦闘は自衛隊はできず、外国の侵略に対応するのみ、専守防衛が破壊されて、水野さん、前田さんが戦争準備法案について語られて、米艦防護をいずもが守り、リスナーより、いずもを空母にするのか、米軍の艦船がやられた時の対策かと質問があり、前田さん、いずもは外見から実質空母、大きさは3万トンでアメリカの空母の半分以下、ヘリしか運用不可だが、形を見たら護衛艦ではなく、空母そのもの、護衛艦は日本でいうのは、米英では駆逐艦、潜水艦攻撃用、空母は飛行甲板を持ち戦闘機、ヘリを運用できる、浮かぶ基地であり、海上を基地に出来て、なぜ空母を持つのか、いずもは実質空母、外国の年鑑にはヘリ空母と書かれて、護衛艦と言っているのは日本だけ、いずもはヘリしか運用できず、戦闘機運用は不可なのが、F35、海軍用のものをいずもに離発着出来て、改造したらいずもはF35を運用できて、作戦はOK

 米軍機の運用をいずもで出来て、F35はすでに日本にあり、いずもで運用出来たら、米軍と戦争できて、海自が゛F35を持てば時前の空母、いずもでの改造を政府は認めていないが、いずれされて、水野さん、そんなことを誰が望んでいるのかと問われて、前田さん、第2次安倍政権のやり方、戦争準備法案、集団的自衛権=米軍と一緒に海外で戦闘する、その行きつく先は自衛隊が空母を持ち、米軍機を運用することを否定できない!

 しかし、これは明確に専守防衛に反して、防衛白書が毎年出て、2017年度のものには、憲法と防衛政策について、兵器でも、攻撃的なものを持つのは自衛のための最低限を逸脱、空母はアカンと書いてあり、ところが、安倍政権はこれを反故にして、攻撃型空母と言うから、いずもは攻撃型ではないと言い訳できるもので、攻撃型空母ではないが、どんな空母があるのか?専守防衛空母(笑)の可能性があるが、軍事のプロから見たらそんな言い方は成り立たず、攻撃型空母とは、6070年代もアメリカも空母の分類に潜水艦攻撃と、敵国攻撃を分類していたが、今はそんなものなし、空母は攻撃型のみしかなく、防衛省は潜水艦攻撃のためで専守防衛と言い出す可能性がある。

 リスナーより、日本の軍事費増大が中国や共和国を刺激しないかと質問があり、前田さん、軍事費は初の5兆円で大変な軍拡、いずもを空母にしたら、アジア諸国に警戒と反発を招くことは間違いなく、中国自体も軍事費は日本以上に増えて、中国は日本より先に空母を建造して、来年に3つ目、ニワトリが先か卵が先か、日本が軍事費を増やし、攻撃兵器を持つと、中国に更なる軍拡をさせる、ウルトラセブン、モロボシ・ダンの言う血を吐きながら続ける悲しいマラソンであり、リスナーより、巡行ミサイルのことを、野党の質問時にスタンドオフミサイルとごまかしていると質問があり、前田さん、スタンドオフミサイルは目標上空に入らず遠方から攻撃するもので、しかし結局長距離巡行ミサイル=敵基地攻撃能力であり、スタンドオフミサイルと言うと,敗戦を終戦と言い換えるのと同じなのです、以上、前田さんのお話でした。

 

 その他のニュースも上田さんの担当でした。

 不正アクセスで580億流失のコインチェックについて金融庁は業務改善命令、他の仮想通貨への影響を考えて、警視庁も捜査、コインチェックはNEMを預けていた顧客に返還の手続き、次期は未定です。

 茂木氏は有権者に線香、手帳を配ったことを認めて、法的な問題なしと言うものの、公選法では抵触するもので、野田聖子氏はちゃんと答えずです。

 住居がなく、インターネットカフェで寝泊まりする人が4000人/日、泊まる理由は旅行、出張の次に寝泊まりする場所なし、15300人が住居を持たず、派遣労働者など不安定な働き方の方です。

 総務省の人口移動で、首都圏は転入超過、22年連続、東京一極集中が若年層に目立ち、全ての市町村の76%は転出超過です。

 国民年金保険料の徴収を7か月以上滞納したら強制で、国民年金の納付率は若年層で低迷です。

 万博誘致について、70年の基金から3億円出し、関西21世紀協会は155億を積み立てて国債などで運営、誘致活動費は4.5億→6.9億です。

 グラミー賞受賞式、多くのミュージシャンが白いバラを身に着けてセクハラ行為に抗議、映画の賞に続くものです。

 

 今週の特集、専守防衛の破綻、リスナーより、国民の生活を無視しての軍事費増大に納得できない、軍事費を好きで上げているのではない、専守防衛、憲法に照らしてだけでなく、水野さん、それで安全に生きられるのか、海外から見てどうか、それで国民の生活は守られるのかと水野さん、疑問を呈されて締めくくられました。

 …もうお判りでしょう、安倍政権は軍事費を激増させて日本を戦争に導こうとしています、こんなものを許してはなりません、この内容、いくらでも無断で拡散してください、安倍政権の戦争志向を暴走させたら、日本も、世界も破滅です!

 

 

 

 

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