名護市長選に血眼も 自公は「基地隠し」が逆効果の皮肉

現地入りした小泉進次郎氏(左)も語らず(C)日刊ゲンダイ
現地入りした小泉進次郎氏(左)も語らず(C)日刊ゲンダイ
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「辺野古基地新設」を争点に激戦となっている名護市長選挙。31日、自民党の小泉進次郎氏が応援に入った。安倍政権は、何が何でも勝とうと総力を挙げている。

名護市役所前で約2000人の聴衆を前に、小泉氏はこう力説した。

「市長選は安倍政権と翁長知事の代理戦争といわれていますが、果たしてそうなのか。名護市の地域の課題があるのではないでしょうか」

課題として、名護市でゴミの分別が多いことなどを訴え、基地問題には一切触れなかった。

しかし、誰がどう見ても、名護市の最大の地域課題は辺野古新基地の建設だ。ところが、自公が担ぐ渡具知武豊候補はもちろん、進次郎氏を筆頭に現地に投入された自公議員は、誰も基地を語らない。徹底的に争点から隠すつもりだ。

ところが、皮肉なことに「基地隠し」が逆効果になり始めているという。

■基地賛成派も混乱

「土建屋や飲み屋の経営者は、基地建設に賛成です。儲かりますからね。ところが自公が基地についてまったく語らないので困惑が広がっているのです。本当は、『基地ができても住民に迷惑はかけない』『地元にメリットもある』と語ってもらいたい。基地への態度がハッキリしないのでイマイチ盛り上がらない」(地元関係者)

自公が誤算なのは公明票だ。公明系は選挙区に約2000票ある。前回4年前、自民党は4000票差で敗北している。公明票が丸々乗っかれば、現職の稲嶺進市長に勝てると踏んでいた。ところが、もともと沖縄の公明党は基地新設に反対なこともあって、3~4割が稲嶺候補に流れそうだという。

自公が担ぐ渡具知武豊候補は苦しい戦いを強いられているが、自公陣営は、意図的に大接戦だと喧伝しているという。

「自民党の調査では5ポイントほど差をつけられていたのですが、自民党は大接戦ということにしているようです。土建屋は自公候補を応援して負けた場合、翁長知事を敵に回すことになります。勝てないと分かっていたら、自公候補を支持しない。土建屋が逃げないように接戦を演出しているのでしょう」(ジャーナリストの横田一氏)

争点隠しといい、やることがセコイ。

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