「麻薬大国」ニッポンの裏面史

だが、不幸なことに、ここで日本はあることに気づいてしまう。海外から輸入したアヘ
ンを台湾で売りさばくだけで、濡れ手で粟のように利益が得られる。これは、植民地統
治の財源になるのではないか――、と。この結果、アヘン専売は「金のなる木」とみな
され、「漸禁政策」は実態を失い、有名無実と化していった、、、

その後も、日本の麻薬の生産は拡大し続け、1935年の国際連盟の統計によれば、日本の
モルヒネ生産額は世界第4位に達した。モルヒネより合成され、より依存性が高いヘロ
インの生産額にいたっては世界第1位。コカの葉より生産されるコカインの生産額も、
やはり世界第1位となった(倉橋、前掲書)。日本は、ついに世界有数の「麻薬大国」
になったのである。

当然ながら、これだけの量の麻薬は国内で消費しきれない。ではどうしたのか。今日、
日本人(朝鮮人含む)の密売人たちが、国産モルヒネを中国(特に租界があった天津や
上海など)で大量に売りさばいていたことが判明している。在留邦人は治外法権で守ら
れていたので、中国側は逮捕や処罰ができない。密売人たちはこの仕組みを悪用し巨万
の富を得たのである。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48659

MLホームページ: https://www.freeml.com/uniting-peace

Categories Uncategorized

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this:
search previous next tag category expand menu location phone mail time cart zoom edit close