毎日放送ラジオ特別番組(2018/3/26) 報道するラジオスペシャル 水野晶子が振り返るラジオと報道の37年

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 永岡です、報道するラジオ最終回前の特番、毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの進行、ジャーナリスト、元毎日新聞論説委員の平野幸夫さんの案内で放送されました。

 新聞うずみ火最新号によると、水野晶子さん、4月以降も生放送は出られないものの、隔週の木曜日と金曜日は来られて、収録番組(弁護士の放課後、野村啓司の懐メロジュークボックス、しあわせの五・七・五)は出られます。

 また、自由なラジオLight UP!は次回が最終回、3か月間の充電期間を置いて、西谷さんを中心に、大阪発のネットラジオとして再出発とのことです。

 

 平野さん、安倍政権の黒幕、今井尚哉氏の疑惑についてブログで指摘されています。

https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12363061249.html?frm_id=v.mypage-checklist–article–blog—-hirano-yukio_12363061249

 今井尚哉氏の叔父は元新日鉄会長の今井敬氏(新日鉄は実質国営企業)、まさに財界の「天皇」で、その甥が安倍政権の黒幕です。

 

 水野さん、毎週月曜日、報道するラジオ、最初の音楽から違い、スタッフの選曲、2012/10に開始したむ報道するラジオ、今回が最終回を8時からで、それまで特番、水野さん、今年60歳定年で3月一杯で生放送終了、新人アナウンサーの時代から37年ラジオ報道に携わり、水野さんと関わりの深い5人とともに37年の社会の変遷を語られます。

 近藤勝重さん、政治にするどい川崎泰資さん、諸口あきらのイブニングレーダーの魚住由紀さん、そしてこの人なしで原発報道はありえない、小出裕章さんがお電話で出られました。

 スタジオでは平野幸夫さんが2年ぶりに登場、平野さん、水野さん卒業にビックリで、記念すべきものに呼んでいただき、水野さんとは諸口あきらのイブニングレーダーから10年、当時は毎日新聞の経済部デスクであり、事件ばかりの社会部、アメリカのレポートをイブニングレーダー、森林資源の保護を報告されて、経済、事件もの、編集委員を経て、ラジオ報道に関与されて、水野さんと政治家の取材、インタビューをされて、野中広務氏が、砂防会館で、失意の中でインタビューされて、影の総理と言われた野中氏の眼力に水野さん圧倒されて、民主党政権の仙谷氏にもインタビュー、民主党政権の仕分けの蓮舫氏にも取材、国政の中枢に平野さんの人脈と、この番組の力で、リスナーもこんな大物に聞けたのかというもの、平野さん、肉声を聞ける、水野さん、ラジオで、リスナーの質問を持って行く意味を問われて、大物に質問ではあり、平野さんにも思いでなのです。

 ラジオ番組の歴史、キーパーソンがいて、彼らと会えた、近藤さんは平野さんの師匠でもあります。

 まず、毎日新聞特任編集委員の近藤勝重さん、水野さんの37年で最も長い付き合いが近藤さん、80年代からで、80年代は、近藤さん毎日新聞社会部の記者、グリコ森永などあり、14,15,16私の人生暗かった(笑)、山口抗争、トラの日本一、大阪の社会部、世界が大阪を中心に回る(笑)、権力、政治の東京ではなく、生身の人間の摩擦、バブル前の拝金主義と平野さん問われて、近藤さん、豊田商事事件でさっぱりわや、大阪スペクタクルの本を近藤さん書かれて、大阪の現象、西川きよし氏が参院選に当選して、諸口あきらのイブニングレーダーは84年開始、何の心配もないと言って、心配だらけ、諸口さんの語り口は、物事は大丈夫で終わらず、低いところから見て、生身の人間の視点であり、ラジオは何を伝えるかも、おもろしく、硬派軟派のものがあり、諸口さんの転がし方、プロのジャーナリストでない、庶民性であり、当時く久米宏さんのニュースステーションも始まり、久米さんは今もラジオで、言葉だと語り、小宮悦子さんとともに、大きいニュースは間違って読んでもいい、映像の中で言葉を大切にして、諸口さんは政治家の嘘を見破り、ラジオ屋稼業をやっている、地べたで一緒に考えようであり、近藤さんは今もラジオの報道をされて、伝えると伝わるか、近藤さん、平野さんと一緒に仕事時には携帯はなく、ポケベルを鳴る前に取れ(笑)、平野さん、来る予感があったと言われて、近藤さん、今何が起きているのか、なぜ起きたか、今後どうなるの現在、過去、未来を考えろと言われて、平野さん、ラブレターも同じ(笑)と言われて、水野さんも、これでやると問われました、以上、近藤さんのお話でした。

 川崎さんは政治の師匠、水野さんと久々のもので、川崎さんも水野さんお元気と言われて、川崎さんには90年代のことを語ってもらう、選挙特番をやり、93年の細川内閣、宮沢内閣が倒れて非自民、非共産の8党連立、水野さんもビックリで、たまたま大阪に来られた翌年ではあり、大阪の庶民感覚、リスナーの辛辣な言葉に圧倒されて、水野さんの元気な声、諸口さんのやくざまがい(笑)、MBSに初めてきたのは93年の宮沢内閣が倒れて、38年ぶりの非自民、政治改革をやるとして、小選挙区比例代表はこの時に出来て、枠組みは今も同じ。

 さらに、政治改革は個人献金のみにして、企業献金をやめる代わりに政党助成金、しかし、これはご破算になり、企業献金の代わりに政党助成金はタダどりされて、小選挙区制で派閥政治が終わったのではなく、安倍の独裁政権と川崎さん言われて、一強の表現はおかしく、自分の私利私欲のため、気に入ったものは取り入れて、歯向かうものは排除、ひどい歴史的に日本の戦後史に前例のないムチャクチャな内閣と言われて、平野さん、記者会見でパソコンを打つのみで質問しないと問われて、川崎さん、情けない限り、森友学園決済文書改竄問題でも、それで菅氏に手玉に取られて、記者クラブの破綻の中で、東京新聞の望月衣塑子さんが頑張り、森友事件と総理の関与、最初菅氏は怪文書とわめき、しかし望月さんに追い詰められてバレて、女性の力で政治は糺されて、水野さん、望月さんを報道するラジオに呼び、政治部ではなく社会部の記者ということで、安倍政権に打撃と問われて、川崎さん、記者、ジャーナリストは誰も恐れず、正義を包みやるべき、ニュースを決めるのは権力者ではない、取材するジャーナリストが決めて、権力者がニュースを決めたらダメ、がジャーナリストの掟ではあり、マルティン・ファクラーさんの本を翻訳して、何物も恐れずにやる、水野さん、川崎さんのおかげで、選挙番組を90年代からされて、川崎さんのおかげと言われても、川崎さんは水野さんを明解と問われて、番組に役に立ち、選挙番組は勝った政治家に、水野さんズバリと聞くのを評価されて、川崎さんは「志」と問われて、これなしに仕事はあり得ず、川崎さんは志を貫きNHKでひどい目にあい、しかしそのおかげでMBSラジオの報道番組があり、川崎さんも水野さんの成長を評価されて、女番長(笑)、思いやりのある姉御(笑)、水野さんのやめるのがもったいないと締めくくられました。原発のことで、小出先生を引き出したことも評価されて、小出先生は東京には出ないとエールを送られました。

 魚住由紀さん、諸口さんのアシスタント→ネットワーク1・17の司会、平野さんも参加されて、魚住さんも六甲アイランドのマンションで被災、ラジオを持ち右往左往、自分も電波でリポートとして、被災者の肉声を拾われて、六甲アイランドは海に囲まれて、ガスタンクに亀裂、液化天然ガスの漏れで爆発の危惧もあり、六甲アイランドの住民は橋を渡り逃げられず、自分の身の危険を感じて、爆発はなかったものの、ラジオは貴重なメディアではあり、生活に密着したもの、ライフラインのことをラジオで知り、阪神・淡路大震災でライフラインと知り、水道、電気、ラジオがライフラインであり、魚住さんの被災者の経験も生きて、被災者のインタビューも続けた存在は、水野さんの頼りではあり、ラジオはこういうことができる、可能性を秘めていると語られて、それまでテレビの仕事もあったものの、その時のラジオは被災地のためにあり、テレビは被災地の外に伝えていて、それぞれの役割は異なり、外に発信して関心を集めた、テレビとラジオの役割は異なり、カメラを向けられるのは意味もあり、本音を語ってもらい、心に寄り添う、深く考える際にラジオの意味はあり、リスナーがカーラジオで聞いて、路肩に止めて泣いた、番組の終わるまで降りられなかつたリスナーもあり、内容に共感も深く、テレビは目に見えるものをやり、目に見えない心を問うのがラジオではあり、想像を広げるのはラジオではあり、共感しやすい。

 魚住さんは信州で農業をされて、ほおずきを作られて、農業をして、メディア、報道ではお天気が一番気になり、命、暮らしではあり、魚住さん、被災地を取材して、一次産業で頑張る方を取材されて、行ったこともないところを伝えるラジオの意味を説かれて、平野、カメラなしでやれる意味を問われて、魚住さん、関西で身寄りがなく、水野さんのところに同居されて、当時水野さん京都におられて、魚住さんとともに住み、魚住さんが水野さんの家を掃除てくれて、魚住さんの人柄もにじみ出て、水野さんの家はムチャクチャというものの、このエネルギーがどこに行くのか、であり、また語り合いたいと締めくくられました。

 魚住さんの元気さ、農業をされる方に感銘を受けられました。

 

 そして、たね蒔きジャーナルが2009年に開始、2011年の東日本大震災、福島第一原発事故、小出先生が毎晩出られたのであり、小出先生、平野さんを懐かしいと問われて、7年前に戻ると水野さん問われて、事故直後に、直ちに健康に影響なしと、原子力マフィアの言う中で、小出先生はすぐに逃げて、風向きを見ながらであり、リスナーから、怖い話をやめてくれとあり、小出先生のところにもあり、しかし、怖くても伝えるべきで、小出先生は核の場所にいて、原発はムチャクチャ危険で、事故の前に止めたかったが、止められず、人生全部を失い、しかし責任はあり、そのために闘い、水野さんのたね蒔きジャーナルで、日本の報道ではあり得ないことが起きて、平野さん、政府発表の嘘を暴き、メルトダウンはないという嘘を暴き、平野さんの長女もそれで避難して、小出先生のお話は被災地だけでなく、ドイツ、海外の反応もあり、レベル7と、しかしメディアが小出先生のようなものを出さず、本当の事故の実態は分からず、小出先生、これからもとあり、リスナーより、東電が事実を隠している中で、たね蒔きジャーナル以外で聞けなかったことが正しいと立証されたとあり、小出先生は政府、東電の情報を元にやり間違いもあったが、あの時たね蒔きジャーナルだからであり、今でも福島第一原発事故の報道は疑うとあり、小出先生、現在も一部の情報のみ公開されて、それの一部しか報じられず、3・11の後で原子力緊急事態宣言発令で、法令を停止して、緊急事態宣言は今もそのままで、アンダーコントロールは嘘、日本は法治国家、放射能被曝は1ミリシーベルトまで法律では認められず、しかし事故で法律は反故にされて、今も緊急事態宣言は生きて、被曝1ミリシーベルトは反故、法外な汚染地に被災者が棄てられて、それをマスコミは一切報じない、皆さん忘れられていると言われて、日本の報道が腐っても、やらないといけないことがあり、皆さんも考えるべき。

 そして、再稼働は進められて、水野さん、再稼働なしと見ていたら、平野さんは核と政治のことを問い、小出先生は政治は汚い、安倍氏を見ていたらテレビもラジオも消したいが、今の日本の政治を見るべき、平野さん、ドイツでは脱原発ではあると語られて、水野さん、AIでもっと電気は要るという人がいると問われて、小出先生、福島第一原発事故事故の後、原発はほとんど止まりそれでも電気は足りて、電気使用量は減る+人口減少で使用電力は減り、しかし、電力が足りなくても、核を絶対にやってはいけない、電気のために核を使うことは信じられないと問われて、水野さん、震えるものもあると問われてました。以上、小出先生のお話でした。

 

 近藤さん、川崎さん、魚住さん、小出先生と、80年代~2018年、平野さん、水野さんへのメッセージは本音を引き出すトーク術、大阪弁を時折入れて(笑)、これはゲストにはこの人は何も知らないと思わせて、本音を出すものではあり、これは水野さんの計算によるトーク術、間違っていても、切り返して、相手がたじろぎ、そこがリスナーとして本音を引き出した意味を知り、聞くに値するゲストと知るものと問われて、取材と知識を重ねられた意味を問われて、これを目の前で目撃して、水野さんのやり方は多くの方に支持されて、ライバル局の社長も水野さんのファンで、終わる時に呼んでくれと言われた、今年の新年会ではあり、在阪で報道アナウンサーで水野さんの右に出るものはなく、定年というものの、今後、今の時代はネットニュースだと玉石混交、フェイクニュースが氾濫して、水野さんは取材とインタビューに基づいて、語る言葉に信頼度が高く、さらに、テレビがエンターテインメントになり、絵になるものばかり追い、それだけではダメ、ラジオ報道は優れている、ラジオ報道の存在価値はこれからも高まると平野さん問われて、水野さん、ラジオが信用されているとあり、リスナーより、報道はテレビ主体と思っていたが、ラジオ報道を諸口さんの時から追い、ニュースを見聞きする態度を変えて、テレビと違う視点があり、市民感覚で水野さんが代弁して、双方をクロスさせて、リスナーに考えてもらうものだから、引き続き活躍してほしいと平野さん締めくくられました。

 平野さん、水野さんと田原総一朗氏や菅直人氏とのバトルの思いでも語られました。以上、報道特別番組でした。

 

註:赤字はブロッガーのもの。

 

 

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