拘束の米国人3人解放 米朝会談地ならし

北朝鮮に拘束されている米国人の(左から)ドンチョル・キム氏、サンドク・キム氏、ハクソン・キム氏を映す街頭テレビ=ソウルで2018年5月3日、AP

ポンペオ国務長官と空路、米国に

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は9日、ツイッターで、北朝鮮で拘束されていた米国人3人が解放されたと明らかにした。トランプ氏と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談の下準備のため平壌入りしていたポンペオ国務長官に対し、北朝鮮当局が3人を引き渡したとみられる。共に空路、米国に向かっているという。6月上旬までの開催が予定される史上初の米朝首脳会談に向け大きく弾みが付くとみられる。

 ツイッターでトランプ氏は「3人の素晴らしい紳士と共にポンペオ氏が空路帰ってくることを報告できてうれしい。彼らの健康状態も良好のようだ」と述べた。トランプ政権は北朝鮮に対し「友好姿勢の証し」として、米朝首脳会談に先立ち3人の解放を繰り返し求めていた。ポンペオ氏と3人はワシントン郊外の空軍基地に10日午前2時に到着する予定で、トランプ氏も迎えに行くという。

 3人は、共に平壌科学技術大学に勤務し2017年に身柄を拘束されたサンドク・キム氏とハクソン・キム氏、中朝国境地帯の経済特区で活動していたとされ15年に拘束されたドンチョル・キム氏。スパイ行為や国家への敵対行為が拘束理由とされていた。

 またトランプ氏は、ポンペオ氏が金委員長と「良い会談を行った」とし、首脳会談の場所と日時を最終確定したことも明らかにした。トランプ氏は9日の閣議冒頭に米朝首脳会談の日時・開催地を「3日以内に発表する」とした上で、板門店での開催は否定した。

 韓国大統領府によると、トランプ氏は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話で協議。米朝首脳会談の開催地や日時を近く表明すると伝えた。

 6月上旬までに開催するとされながら日時や場所の確定が遅れていたのは、議題や非核化プロセスで米朝間の意見の隔たりが大きいためだとみられていた。

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