朝日放送おはようコール(2018/5/16) 木原善隆が裁量労働のデタラメとトランプ大統領のエルサレムへの大使館移転の愚行を語る&荻上チキSession-22 チキさんの岸井成格さん追悼コメント

 永岡です、朝日放送のおはようコールABCの朝イチ!NEWS、水曜日のコメンテイターはABCコメンテイターの木原善隆さんでした。司会は横山太一アナウンサー、アシスタントは斉藤真美アナウンサーでした。伊藤史隆アナウンサーも同席でした。

 

 速報で、朝鮮民主主義人民共和国、DPRKが今日の韓国との閣僚会談を中止、米韓軍事演習を理由に、米朝会談の取りやめも示唆して、アメリカ国務省は何も聞いてないとして、木原さん、米韓演習は織り込み済みのはずで、アメリカに100%譲歩しないというDPRKの姿勢で、一種の駆け引きこれで今の段階にて右往左往する必要はない、次の出方を見るべきと語られました。

 

 働かせ方改悪、異常なデータが全体の2割であり、すでに2月に問題の、ないとされたデータが役所に見つかり、裁量労働は撤回、厚労省は一般労働にも不適切なデータがあったと公表して、異常なデータには一日の残業が一か月の残業より多い、一日の残業が24時間以上などあり、しかし政府はこれで働かせ方改悪法案を止める意思はなく、野党は止めろと要求、全体の21.5%を削除、加藤厚労相は9000以上のサンプルがあり妥当といい、木原さん、ずさんな調査、2割以上なら全体もアウト、高度プロフェッショナル制度も裁量労働の一種で、労働者の権利を守るもので、財界はこれを取れとして、安倍政権はにっちもさっちも行かず、過労死の問題もあり、世論調査でも今国会で通すべきではない声が多数で、拙速な論議はダメと説かれました。

 

 イスラエルのアメリカ大使館のエルサレム移転で、パレスチナの抗議活動が続き、エルサレムでは華々しい式典、パレスチナ人にイスラエル軍の実弾か撃ち込まれて、トランプ大統領は平和が訪れるようにとビデオメッセージを流したのに、パレスチナ人の死者は60人、生後間もない幼児もいて、将来独立したパレスチナがどうするか、トランプ大統領の行為はパレスチナの未来を否定したことになり、エルサレムを首都にするとイスラエルは決めて、国際社会はテルアビブに大使館を置いていたのに、アメリカの歴代の大統領もやらなかったのに、トランプ大統領の背後にはキリスト教福音派がいて、大統領選の支持のもので、木原さん、日本もさすがにこれを認めず抗議して、しかし大使館を移転したらこうなることはわかり、キリスト教福音派はキリストの復活のためにエルサレムを求めて、アメリカはイスラエル寄りでも、エルサレムを首都にしたらエライことになり、中間選挙のためにトランプ大統領が暴走したと言われて、史隆さんも、アメリカのために血を流すのに異を唱えられて、木原さん、アメリカは中東で恨みを買い戦争を続けてきた意味を知るべきと説かれました。

 

 新潟女児殺害事件、容疑者は女の子と車で接触して、それで殺害と言うものの、車には接触した跡はなく、5年前から電気工事の会社に勤めて、無断欠勤はなく、しかしゴールデンウィーク明けに無断欠勤、母親の電話、そして本人からメール、勤務先の代表取締役が電話して、警察の連絡は8日にあり、容疑者は先月別の事件で書類送検されて、それでいち早く捜査線上にあり、しかし被害者の傘は未発見、これについて木原さん、容疑者は遺体遺棄を認めて、半落ち、計画性はないと言うものの、警察は裏付け捜査をして、状況的にも会社を無断欠勤であり、通常通る道での被害者との接触ではなく、容疑者は別の事件で書類送検があり警察がマークして、無断欠勤もあり、警察は行動確認、ドライブレコーダーから容疑者の車が走っているのを確認して、警察は通常の捜査をしていたと語られました。

 

 本日の気になる新聞記事、毎日新聞の一面トップ、加計学園問題、内閣府の次長が出張の際に加計学園の車を使っていたのに、官用車を使ったと虚偽報告、藤原氏であり、木原さん、次々と疑わしい傍証が出てくると言われて、朝日新聞3面の記事で、近鉄フリーゲージトレイン、京都-吉野直通、木原さん、新幹線でも使われて、近鉄は様々な会社が合併してできて線路の幅が異なり、これを統一するものだと説かれました。以上、木原さんのお話でした。

 

 昨夜のTBSラジオ、荻上チキSession-22、チキさん、亡くなられた岸井茂格さんについてコメントされています、TBSラジオクラウドで公開されています。

https://radiocloud.jp/archive/ss954/

 デイリーニュースセッションセレクト、毎日新聞特別編集委員、ニュース23のアンカーも務めて、1967年毎日新聞入社、サンデーモーニングなどテレビに出演されて、チキさん、岸井さんにはお世話になり、最後にあった際はサンデーモーニング、帽子をかぶり、テレビを見ていた方からクレームもあり、しかしもし帽子がダメと言うならどうしろというのか、岸井さんはチキさんが初めてテレビに出たニュース23で、チキさん28歳の時の10年前のことで、2008年ごろ、様々な場面で一緒に仕事をして、コンパクトな意見を短い言葉で語り、他のコメンテイターとは異なり的確な発言があり、歴史的場面に出会い、佐藤栄作氏の最後の記者会見、新聞記事を追い出した際にも立ち会われて、しかし出ようと言われたのが岸井さん、佐藤栄作氏に対して追い出されるのではなくボイコット、言論の自由を守り、岸井さんは右派から叩かれて、筑紫哲也さんや久米宏さんと同じ、発言が右派の揚げ足取りをされたこともあったが、岸井さんは国家の暴走に批判をして、メディアは政権に緊張感を持ち対峙すべきと説かれて、様々な視点があり、岸井さんに会えなくなったのは寂しいとチキさん締めくくられました。

 

 

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