「コミュ力重視」の若者世代はこうして「野党ぎらい」に

「コミュ力重視」の若者世代はこうして「野党ぎらい」に
なっていく   「批判」や「対立」への強い不快感
現代ビジネス プレミアム  野口 雅弘  成蹊大学教授

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いまの「若者」は、物心がついたときから「コミュ力」
(コミュニケーション能力)が強調されてきた世代でもある。

学校でも職場でも、ナチュラルに感じよく会話ができれば、
ものごとは円滑に進む。
社会の流動性が激しくなり、かつてのようにずっと同じ職場で、
同じメンバーと仕事をすることが当たり前でなくなれば、
即座に当たり障りなくフレンドリーな関係を作り、
その場の「空気」をうまく読み、それを継続する「コミュ力」
がその分だけ評価されるのも当然ではある。

実際、大学のAO入試や、企業・公務員の就職試験で、集団討論
(グループ・ディスカッション)を取り入れているところも多い。
大学の教員のなかにはゼミの運営に苦労している人も少なくないので、
「この学生がいれば、ゼミの討論がうまくいくだろうな」
という印象は重要な判定基準になる。
・・・

「コミュ力」が高いとされるのは「野党」にならないように
振舞うことができる人のことであり、
会話の中で地雷を踏むことにビクビクしている人は
「野党」の役回りに追い込まれることを全力で避けようとする。

近年、教員の一方的な知識提供ではなく、学生の主体的な学び
を重視する「アクティブ・ラーニング」が広がっている。
基本的には肯定的に捉えてよいだろう。
しかし、ここで行われるグループ・ワークは、メンバーの顔色、
そしてその後ろにいる教員の顔色をうかがうことを強いる同調的な
コミュニケーションを促進しているのではないかと思うこともある。
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https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56509 

MLホームページ: https://www.freeml.com/uniting-peace

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