「安倍3選」を市場は無視…日経平均5日続伸でも“カヤの外”

市場の関心は薄かった(C)日刊ゲンダイ
市場の関心は薄かった(C)日刊ゲンダイ
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 20日、日経平均は小幅ながら5日続伸した。市場にとって安倍3選は政治の安定につながる好材料だ。

「自民党の総裁選? ほとんど材料になりませんでした。市場の関心は、米中貿易戦争や南北首脳会談、それに約67億円が流出した仮想通貨関連、20日開幕の『東京ゲームショウ』です。安倍3選はカヤの外でした」(市場関係者)

 ゲームショウに初出展(ビジネスデーのみ)した任天堂は、前日比1920円高(プラス4.80%)の4万1920円で引けた。同じく初登場のトヨタ紡織も12円高だった。

「ほんの一瞬でしたが、安倍3選が決まった直後に株価は下落しました。予想外に石破元幹事長の票が伸びたので、安倍1強の終わりを予感した“売り”だったのでしょう。でも、それだけです。すぐに関心は薄れました」(株式アナリストの黒岩泰氏)

 二人三脚で株高を演出してきた日銀も動いていない。先週12日に、上場投資信託(ETF)を703億円購入したが、それ以降は音沙汰なし。株高の援護射撃はなかった。

「日銀が何もしなくても、株価は上昇していました。ただ、日銀がETF購入に動く気配を見せていれば、日経平均はもっと上昇したはずです。20日だって、安倍3選による急騰を期待した投資家は大勢いたでしょう」(前出の市場関係者)

 市場は安倍政権への関心をますます失いつつある。

「ここから先は、『あと3年で安倍政権が終わる』という材料で市場は動きます。終わりの見えている安倍首相の求心力は低下していくでしょう。となるとアベノミクスへの期待も弱まります」(黒岩泰氏)

 市場にとって、新鮮味のない安倍3選は、株価を動かす材料にならないということだ。

 

 

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