ラジオ関西 時間です!林編集長(2018/10/31) 矢野宏 徴用工裁判、日本の加害の歴史を明確化して、教育こそ最大の戦後補償である!&外国人労働者を利用するだけ、辺野古新基地建設ゴリ押しの自民党を批判する!

 永岡です、ラジオ関西の、時間です!林編集長、本日のコメンテイターは新聞うずみ火代表、酒を愛し弱者によりそうフリージャーナリストの矢野宏さんでした。司会は林真一郎さん、アシスタンスは池田奈月さんでした。最初の1時間をフォローします。

 韓国の徴用工裁判(日本企業に賠償命令)、河野外相が韓国外相と電話会談、日本企業に不利にならないようにと適切な対応を要求して、1965年の日韓条約を守れとして、請求権は消えたはずというのですが、昨日安富信さんは、韓国の裁判所が独立した判決を出したことを評価されて、しかし日本のマスメディアは批判して、これについて矢野さん、個人的な意見として、徴用工裁判、賃金未払い+補償なしの73年で、「韓国の最高裁が救済したのは評価する」、そして65年に請求権はないというが、これからは行政の仕事、韓国政府が肩代わりするか、「欠けているのは日本の加害の面!」韓国けしからんとマスメディアは言うが、日本は日韓併合前から朝鮮半島侵略して、言葉をうばい財産を奪い、加害の歴史は伝えられず、65年の請求権消滅で解決せず、日本の加害の歴史、従軍慰安婦のことも、太平洋戦争は侵略戦争ではなかったと歴史を改竄する勢力が増えて、足を踏まれたものは忘れない、踏んだものは忘れる、過去に日本は朝鮮半島で、今の韓国とDPRKに何をしてきたかちゃんと検証すべきと強調されました。

 林さん、司法の独立もあり、日韓政府の知恵を出さないとならず、河野外相は韓国に抗議、林さん矢野さんに共感されて、歴史は見方により変わる、立場、国により変わり、戦国時代は豊臣時代をなくして、室町時代は南北朝時代を封印して、そこで私たちは冷静に歴史を見て、今歴史を改竄する動きはあり懸念があり、どこかで冷静にならないと、許せないとしたらダメ、言葉は人間の重要な道具で、幾通りもやり方があり、日本も、韓国も冷静に考えるべきと説かれて、これをきっかけに何をすべきか考えるべきと説かれて、矢野さん、1965年に立ち返るのではなく、それ以前の加害の歴史を見て、原告はお金が欲しいのではなく、謝罪が欲しい「最大の戦後補償は教育で日本の加害をちゃんと日本の子供たちに教えること」と説かれて、林さん、ドイツだと加害の歴史を教えているのに、と問われて、矢野さん、ドイツは加害の歴史を教えて、ベルリンの真ん中に慰霊碑があると説かれました。

 

 続いて、消費税増税対策で、政府は一世帯当たり5000円のプレミアム商品券を配り、キャッシュレス決済でポイント還元、野田氏はバラマキと批判して、矢野さん、バラマキ、それならあげる必要はなく、そもそも引き上げる必要はない、消費税導入後、法人税は下げられて、大企業は400兆円の内部留保があり、消費税は低所得者にきつく、上がってあきらめるのではなく、何に使われるか監視の必要があると説かれて、消費税増税とポイント還元の意味を林さん問われて、低所得層だけでなく中間層への配慮を説かれて、本当に上げるのかと問われました。

 

 矢野さん、入管難民法について、人手不足を解消するためのもので、日本は外国人労働者を単純労働ではダメなのに、コンビニには外国人労働者がいて、抜け穴があり、留学生、技能実習生で抜け穴、それ以外にも、特定技能を作るものの、5年の在留資格、家族帯同はダメ、熟練した技能を持つと誰が判断するのか?これは移民であり、要するに、政府が思い描くのは、外国人労働者に一人で来て働いて帰れ、身勝手なもので、単純労働のなり手が少ない中で、身勝手をやってはダメ、政府は臨時国会で決めて来年の4月にすると言うものの、生煮えのままスタートして後でトラブルになり、2016年には、難民、移民と異なり、難民は自国にいたら生命の危険なのに、日本は1万人申請があり30人しか受け入れず、難民は拒否、単純労働+家族帯同ダメで外国人労働者を利用している、ともに共生する欠片すらなく、もっとじっくり議論すべき、林さん、移民なら選挙権の話もあるべきなのに、自民党のゴリ押しを危惧されて、10~20年、50年後を見据えてやっているのかと強調されました。

 

 沖縄県、辺野古に新基地建設問題、政府はゴリ押しであり、矢野さん、今回は行政不服審査法を安倍政権が悪用、国民が行政に不服を言うもので、国民の声を汲み取る制度なのに、法律の趣旨を逸脱して違反であり、沖縄県は承認撤回をしたらダメ→工事ができるだが、矢野さん、沖縄県知事選は何だったのか、翁長さんが命を縮めて、県知事選で玉城デニー氏が新基地反対で過去最多の得票で当選、沖縄県民の民意は辺野古に新基地建設NO、一旦止まって話し合うべきなのに、行政が禁じ手を使うのは違反だと矢野さん怒られて、玉城デニー知事は県民投票を予定、法的拘束力はなくても、国に再考を促す、工事は1%も進んでおらず、いつでも止められる、費用も大変で、地盤は軟弱で基地建設は破綻する、林さん、なぜ立ち止まれないのか、佐賀はやっていると問われると、矢野さん、辺野古に新基地建設は、米軍だけでなく自衛隊のためのものであり、防衛省が国交省に訴えて、林さん、結論ありきと問われました。以上、矢野さんのお話でした。

 

 

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