新元号関連株が急騰中 予想上位「安久」「和平」の物色も
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新元号は兜町でも最大テーマになっている。28日、日経平均は前日比344円安の2万1033円に下落したが、新元号関連は元気いっぱいだ。
印鑑のネット販売やカレンダーなどを手掛けるAmidAホールディングスはストップ高となる700円高の4110円で取引を終え、商業印刷を得意とするカワセコンピュータサプライも同じくストップ高を付けた。
「相場全体は英国のEU離脱や、米国の長短金利の逆転、円高傾向の影響で乱高下が続いています。こうしたなか、新元号関連は明るい投資テーマとして注目度を高めています」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)
写真印刷大手の光陽社や、ネット印刷のプリントネット、商業印刷の野崎印刷紙業など印刷に関わる会社が株価を上昇させている(別表参照)。
「新元号の入ったノベルティーグッズやカレンダー、手帳などの需要拡大が見込めます。実際に新元号になる5月以降はさらに商戦過熱でしょう。息の長い市場テーマになると思います」(清水秀和氏)
ギャンブル色の強い銘柄探しも始まっているという。さまざまな「新元号の人気投票」で上位にランクインしている「安久」「和平」などに絡む会社だ。
「市場では干支にちなんだ銘柄が急騰することがあります。巳年(ヘビ)だったら『蛇の目ミシン』、酉年(トリ)は『ニトリHD』という具合です。その流れで『安』のつく安川電機や、『和』のつく和井田製作所などに物色の矛先が向かっているようです」(市場関係者)
新元号の発表は4月1日午前11時半。この日の午前中までに仕込んでおいて、後場の急騰場面で手放せば、ちょっとした小遣い稼ぎになるかも……。
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