「アメリカ経済はもはや、ほとんどのアメリカ人のために動いていない」

「アメリカ経済はもはや、ほとんどのアメリカ人のために動いていない」

(書評より)原題は「アメリカ経済のルールを変えよう」 

本書の政策が実現されるのを期待する。
原題は ”Rewriting the Rules of the American Economy” タイトルくらい正確に訳
して欲しいものだ。
著者スティグリッツは冒頭で「アメリカ経済はもはや、ほとんどのアメリカ人のために
動いていない」と言い切っている。原因は「1980年代からのサプライサイド経済学に基
づく諸政策と多くのルールが成長の鈍化と前例のない不平等を生み出した」としている
。昨今資本主義や民主主義の崩壊を危惧する向きもあるがスティグリッツは「政策とル
ールを直せば成長と繁栄の成果を皆で享受できる社会を実現できる」と説く、これだと
明るい未来が期待できます。
スティグリッツはヒラリー・クリントンと指名争いしたバニー・サンダースを支持して
いて本書もサンダースの選挙政策として書かれたものであろう、ミクロ経済政策が主体
である。サンダースはクリントンと二分する支持を得たものの結局敗北したのでこの政
策は日の目を見ないのか残念である。
本年3月消費税率アップが議論されていた時スティグリッツが日本政府の「国際金融経
済分析会合」に呼ばれて安倍首相ほか経済閣僚に講演したのも本書と同一の内容であり
、プレゼンの参考資料に本書を挙げてある。しかしスティグリッツほどの大物が政府に
進言しても全く聞き入れられる風もないのもまた残念である。

これから始まる「新しい世界経済」の教科書 2016
ジョセフ・E.・スティグリッツ

MLホームページ: https://www.freeml.com/uniting-peace

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