文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2019/5/14) 三木由希子、情報公開と民主主義の在り方を語る武田砂鉄 読売テレビ性別突き止め番組の問題点を語る

文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2019/5/14) 三木由希子、情報公開と民主主義の在り方を語る武田砂鉄 読売テレビ性別突き止め番組の問題点を語る

 

 永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今週火曜日の大竹紳士交遊録はフリーライターの武田砂鉄さんでした。パートナーははるな愛さん、アシスタントは太田英明さんでした。

 

 大竹メインディッシュはNPO法人情報公開クリアリングハウス(https://clearing-house.org/ )理事長の三木由希子さんでした。情報公開と公文書保存がテーマです。

 情報クリアリングハウスは1980年からあり、情報公開法をつくろう、法律ができてからは役割見直し、情報公開を求める人の支援、情報公開制度のチェック、非公開範囲を狭めるために裁判もするもので、大竹さん、情報を隠蔽されたら問題、三木さん、行政、政治家が何をやっているか、悪いことは言わないのでチェックの必要があり、懸命に仕事した役人や政治家は国民に知ってほしいと大竹さん問われて、三木さん、外交は30年秘密で、外交交渉を評価してほしい公務員もいて、30年後、なぜその時に出来なかったと問うと言い訳されて、それは秘密が解除されないといえず、アメリカでは政治家、軍人が回顧録を書くのに秘密解除を求めて、イギリスでは解除を20年にして、当事者もいるものの、記録あり=不都合ではない、大竹さん、秘密の維持を役人は求めていると説かれて、三木さん、30年で解除は外務省のみ、他は保存期間30年、30年で捨てるか、歴史文書として残すかは当事者の判断により、30年で解決ではない、アメリカは25年で公開で、アメリカでも秘密指定維持もあるものの、25年たつと区分けするもので、日本のこともアメリカでの開示で分かることも多い、文書は行政が持っていたら現用文書、引退させるか歴史文書とするかは行政機関が決めて、廃棄には総理の容認が必要で、内閣府、公文書館もあり、こういう仕組みは、2009年に公文書管理法ができて2011年施行、それまで文書は捨てられて、沖縄返還のものは廃棄されて、行政機関の判断で捨てられてしまい、歴史文書として残さず捨てられて、日米の外交と安全保障はアメリカに依存して、経済交渉は外務省と経産省がかかわり、それらが残らず、アメリカの視点で書かれた文章で日本のことを書かざるを得ない。

 情報公開なし=主権在民ではない、政府が何をしているか国民は知らされず、そのために情報公開は必要で、選挙で選んだ国会議員の多くによる政党で内閣ができて、主権者は間接的にかかわり、主権者は十分な情報なしでえらんでしまい、選挙で政権を取った政党のやりたい放題を防止しないと民主主義ではない。選挙だと有権者は関心を持つが、候補者、政党が嘘を言っている場合があり、見栄えで投票したらだめ、TPP反対で当選して賛成に回ることもあり、次の選挙まで何もできない→忘れられる。

 情報公開の文書は黒塗り、のり弁当のものは部分公開、非公開だと何ページあるかすら分からず、これも意味はあり、中身は不明でも、どういう項目についてかもわかり、ある程度意味はあり、クリアリングハウスが尽力して、大臣の日程表が廃棄されたこともわかり、全大臣の日程表を2017~18情報公開請求→不存在で、電話確認したら即日廃棄、随時廃棄が全部、しかし大臣の日程表は捨てられて大変で、大竹さん、最低1年は保存すべき、廃棄されたら、自分たちの仕事すらわからなくなる、三木さん、加計学園問題、首相動静をフェイスブックで確認と国会でいわれてびっくり、総理の動静を新聞に載せるなというものすらあり、アメリカでは大統領の日程表は数ページになり、誰から電話まで入り、大統領の日程表は任期中公開されず、廃棄されない、クリントン大統領は日程表を公開して、首相、大統領は強い権力を持つ、権力の行使の記録で、民主主義のために絶対に必要。クリントン氏は胸を張り公開して、そこまでいかなくても、公文書として残すべき。公文書で残るから、後年の考察もできる、言ったら、その説明を信じないといけない社会はだめ、検証が必要。

 三木さん、情報公開にかかわり27年、最初は学生であり、大臣の日程表廃棄はスクープと大竹さん評価されて、三木さん、国民にわかりやすい問題提起は不可欠、問題解決のための模索は出た後が大変。

 大竹さん、圧力は感じないかと問われて、三木さん、変な手紙、メールはたまに来るが、制度を使い誰でもできるとして、喧嘩売るなら正々堂々という姿勢で、大竹さん、支援者もあるが、NPO活動を評価されて、三木さん、様々な形で助けられて、調査報道の記者もあり、弁護士さんの協力もあり、自分たちだけでなく、様々な皆さんの支えで行ける、大竹さん、大臣の日程表廃棄の後を追う意義と、情報公開と、民主主義のことを問い締めくくられました、以上、三木さんのお話でした。

 

 武田さんは、読売テレビtenでの性別を突き止める不適切取材について語られました。

 今話題になっているもの、先週金曜日のtenで、町を行く人たちに性別確認、藤崎マーケットが町のリサーチ、飲食店から常連客の性別を調べてほしいとして、男だと、純粋な男かとか、胸を触るなどして、ナレーションでは正真正銘の男となり、スタジオの作家の若一光司さんが人権侵害として批判して、本人がテレビに出るのを了承しても人権侵害と批判、内容がネットで拡散されて、放送事故ともいわれたが、若一さんはコメンテイターとして責任を果たして、武田さんもこれを見て珍しい光景、ワイドショーでも問題を起こしたら受け流す例が多く、今回は正当で、若一さんが番組を救ったと太田さん説かれて、番組はうやむやで終わり、司会者はコーナーを終わらせないといけないが、これではだめ、読売テレビは謝罪文を出して、アナウンサーと解説デスクが謝罪、大竹さん、おっしゃる通り、昔は大竹さんもっと緩いことをしていた、面白がってであり、今の時代は通じないが、さらに、大竹さん東京と大阪を行き来して、東京ではだめでも、大阪ではOKのものがあり、現実としてそういうことがあり、中央と違うことへの反発もあったが、これだけ現場に藤崎マーケットがそれをやれといわれてやらざるを得ない、武田さん、藤崎マーケットは謝罪して、違和感があったというものの、ディレクターの指示でも従わざるを得ない、これはタレントとして珍しい。

 大竹さん、男性が女性に膝枕しろとディレクターに言われて、喧嘩になるからやめようといったのにだめ、大喧嘩になり没になった、はるなさん、LGBTについて、若一さんがいたから救われた、時代が変わり、正真正銘の男という表現は無茶苦茶で、はるなさんも大阪出身で、おっちゃんかおばちゃんかというものをやり、迷ってナンボ、このテーマは今の時代だとだめ、武田さん、昔は許された、関西は許されたは言い訳にならず、民放連でもLGBT配慮をすべき、昔はホモの見分け方などあり、今は禁止されて、2017年のフジテレビのとんねるずでホモだというものがあり、テレビの製作者にしたら、あの件があったと更新されるべきなのに、これくらいはいい、関西だからいい、では根本的な解決にならず、このままだとまた再現される、逆にLGBTをテレビに出すなになり、若一さんのような、製作者に物言うものが必要で、今回だけでなく、政治的な案件、事件でも異論を唱えるものが必要で、大竹さん、テレビタックルをしても、ものが言えない長老の三宅氏がいて、呼んだ局もあの人が言うならになると説かれて、大田さん、テレビでは予定調和、反論を演出にさせられて、自由な意見の論議はなくなったと説かれて、大竹さん、自分たちはコメディアンで、笑ってほしいにされる、武田さん、ワイドショーと報道番組の垣根がなくなった、大竹さん、朝生は面白かったではだめ、はるなさんも、若一さんの行動でテレビの変わることを期待されました、以上、武田さんのお話でした。

 

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