和歌山放送ラジオ ボックス（2019/5/17） 伊藤宏 相次ぐ自動車事故を考える、丸山氏の暴言から議会制民主主義崩壊の危機を説く！

 

　永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりアナウンサーでした。

 

　伊藤先生の脳にきくニュース、今週のテーマは、リスナーより、高齢ドライバー事故を取り上げて、伊藤さん、大津の事故は園児が犠牲になり大きく報じられて、伊藤さんが気になったのは報道が言葉は悪いがお涙ちょうだい、いかにかわいそうか、園長先生の折れた心に鞭打つ質問が記者から出て、確かに加害者は問題だが、もう少し、日本は車優先、歩行者、自転車は軽視されて、それはメディアではあまり報じられず、単にかわいそうでは社会の問題は解決せず、千葉と池袋の事故は車種は同じ、高齢者が運転しないといけないのは問題。

　池袋の加害者は逮捕されず、上級国民とネットで言われて、大津では2人逮捕されて、一人は釈放、千葉でも即逮捕であり、神戸のバス事故も逮捕されて、メディアでなぜ違いがでるか取材して、不自然さをぬぐうべきなのに、池袋の事故は後追い報道なし、上級国民とのみネットで流れて、伊藤さん、不自然さが当たり前はおかしい、実名報道でも容疑者とさんづけでは異なり、大津では容疑者、釈放されたらさんづけ、市民感覚ではあれ、であり、おかしなことがまかり通るのはよくない、特に高齢者の免許返納があるが、上級国民という言葉が出てきたのは、東京であれだけの高齢者の運転の必要はあるか？足を怪我しているが、地方、和歌山では車は必須で、90歳でも自動車なしで生活できず、高齢者の運転と、歩行者にしんどい社会はおかしい、かわいそうで終わったら同じ事故が続くもので、保育園の散歩の安全確保で保育現場にも影響があり、現場は誤操作で事故になり、これだけ科学技術の進んだ社会で、人間のミスで事故はあってはならない、ポールの設置で解決せず、単純な問題ではなく、幼稚園児に塀にくっついて歩けは、地震だと逆に危険で、大阪北部地震もあり、歩く側がこれだけ気を使わないといけない道路とは何か、運転者も、青信号でも注意してほしい、千葉だと、車の欠陥の可能性もあるのに、すぐ逮捕、しかし池袋では逮捕されず、これはちゃんと報道をメディアがしないといけないし、警察はなぜこういう対応なのか、納得できるものは必要、池袋事故の加害者は退院したが、なぜ逮捕しないのか警察もメディアもちゃんと報じないとこの社会は破綻すると説かれました。

 

　さらに、北方領土失言の丸山氏、リスナーより令和になっても失言が続くとの指摘があり、お粗末な議員が増えているとの声があり、伊藤さん、情けない、まず、言論の自由というが、丸山氏は以前も酒でトラブルであり、酒のせいというものの、国会議員、日本国憲法は現行憲法のもとで社会制度が成り立ち、国会議員は憲法を守る義務がある＋戦争放棄の国で、戦争を選択肢にしたら、議員辞職では甘い、クビにすべきで、丸山氏の感覚は、北方領土を返してほしいという人に受けるものがあり、心にないことではない、戦争でしか取り返せない＝憲法全否定、こんな人物は国会議員をしてはいけない、憲法を鼻にかけず、政治家ではなく政治屋であり、吉田茂氏はバカヤロー解散があり、丸山氏は選挙で選ばれたものの、国会議員の体をなさず、こんなことを言うなら国会議員でなくなってからすべき、公人＋憲法遵守義務がある＝法律違反、犯罪、維新が除名、議員辞職ではすまず、選挙が近い、徒抗争も選挙絡みで政党が保身で、それがまかり通るのが今の日本、上級国民といわれるが、選挙至上主義がこの国をおかしくして、丸山氏が国会議員を続けて憲法を守る義務のあるものがこれでは大変で、赤井さん、リスナーより、投票をちゃんとすべきと紹介されて、伊藤さん、有権者は現行憲法を守るべき国会議員を熟慮して選んでほしいと説かれました。以上、伊藤さんのお話でした。