J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/5/23) 堀潤&田中信一郎 丸山穂高氏暴言問題を考える、国会議員の暴言はシャレで済まず、懲罰委員会でケジメをつけるべき!戦争で解決というのは言論の自由ではない!
永岡です、J-WAVEのJAM・THE・WORLD、司会はグローバーさん、木曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの堀潤さんでした。都内は明日からのトランプ大統領来日で厳戒態勢、ウォールストリートジャーナルの記者も来て取材、来年の大統領選挙に向けて動いているというのです。
今日のニュースから、堀さん気になるのはメイ首相の選択、イギリス国民はどうするか?コロコロ投票し直しは大変なブレグジット、将来の国民投票や、大阪の住民投票も大変、入管の問題、この番組で安田さんも指摘されているがあまりにひどい、海外の方の受け入れ態勢は未整備、人権無視は先進国として恥ずかしい、まだ表沙汰になっていないものもあるのに、地上波テレビは取り上げない、さらにタレントの大麻での逮捕、アメリカでは連邦法ではNGでも州によりOK、アメリカにはそれでお店もあり、一言に大麻と言っても、精神作用のものと、単なるリラックスのものがあり、大麻も基準があり、しかし若い世代が簡単に手を染めたらだめ、なぜだめか、成分はどうか、大麻について報道は実態に即さず、今日は堀さん、維新の長谷川氏が被差別部落差別発言で公認停止、本来は除名などすべきものを、SNSでは処分が軽いといわれて、堀さん情けない、長谷川氏の動画を見たら、当初断片的と抜かしていたものの、部落解放同盟の批判で引っ込めて、江戸時代の身分制度を長谷川氏は知らず、しかし放送業界にいたらこういう情報は知っている、発言したら取り返しのつかないことになるのに、言葉を生業にしているアナウンサー、政治家は事実のチェックをすべきで、堀さん、長谷川氏だけでない、市民目線での発信のワークショップを堀さん主宰されて、被差別部落出身者が発言、基本的人権の尊重される世の中に、となり、講座に通うなどして、当事者の政治家が現場を知らずに差別発言は許されず、長谷川氏だけでない、今もある差別への認識に問題と説かれました。
ちなみに、今日のテレビのワイドショーは予想通りタレントの薬物問題一色でした。また、朝日放送のキャストでは、丸山氏、長谷川氏の暴言で、維新はバクチ場の建設を万博以降にせざるを得ない状態というのです。そして、先日、大阪ではIR博覧会があり、大阪梅田の地下街にポスターが乱舞してひっくり返りました、このままだと、大阪はバクチの町になります!そんなものを許してはなりません!
UP CLOSE、維新の丸山氏の暴言問題と国会について、千葉商科大学の田中信一郎さんが出られました。
今日の週刊文春と新潮の報じた丸山氏のスキャンダル、元週刊現代編集長の元木昌彦さんがJ-CASTニュースでまとめられています。
https://www.j-cast.com/tv/2019/05/23358199.html?p=all
ちょっと絶句です、酒の席での下半身ネタというのは過去にもあったものの、これだと本当にロシアと戦争になってもおかしくないですよ!
戦争で島を取り返す…という丸山暴言、維新では議員辞職勧告決議、与党は譴責、田中さん、やっと国会で対処するようになり、衆院の事情聴取は国会の意見を見るもので、ツイッターだと丸山氏と連絡取れないというものがあり、これは問題であり、堀さん、遡って、ビザなし交流でのところで、こじれた領土問題を修復する、島民は当事者であり、田中さん、丸山氏の言動は衆院議員として参加して、9条に反する言動は99条の憲法擁護違反、堀さん、国際法でも禁止だが、SNSでは北方領土は違法占拠で侵略でないという声もあると問われて、田中さん、憲法では戦争はあらゆる形で禁止、堀さん、言論の自由という人は、何を言ってもいいではない、互いの人権尊重、戦争=人権侵害と説かれて、田中さん、佐藤優さんは、戦争が犯罪と見なされる、9条をのけてもヘイトスピーチは禁止されて、戦争をあおる行為はあらゆる国で禁止されている。
堀さん、不規則発言で議員辞職のことを問われて、田中さん、衆院議員で派遣する議員を選んでいる=国家機関の代表で、簡単にやめさせられないから懲罰委員会があり、本会議で2/3の賛成なしで罷免はできず、手続きは大変で、罷免はそれ自体問題ではない。
堀さん、維新の幹部がロシアに謝罪して、丸山氏は国益を損ねると言った物の、田中さん、会社で社員が不祥事をして、その親が謝ったようなもの、維新は直接関係はなく、公認した責任はあるが、衆院議員としてロシアに説明すべき、詫びるのではなく、こういう経緯というべきで、衆院の意思と違うことを示すべき。
日露交渉は暗礁に乗り上げて、元島民のことを説くべきなのにそうならず、今回の発言はハプニングで、日露交渉には無縁と示すべき、丸山氏の処分は、懲罰委員会でやるべき、野党は与党の了承なしでできず、野党が議員辞職を求めるのは当然で、しかし与党は丸山氏に、反省しろ=丸山氏を国会議員として認める→ロシア政府から見たら、自分に戦争しろと言ったものを認める=日露交渉にマイナス。
丸山氏は党を離れても、無所属でするもので、田中さん、議員辞職勧告は法的拘束力はないものの、衆院として丸山氏は国会議員として失格として、ロシア政府には意思を示せるものの、けん責では意味がない。
堀さん、政治倫理審査会ではどうかと問われて、田中さん、倫理委員会は週刊文春の報道がないと成り立つが、倫理は賄賂などのもので、しかし女性への差別発言では成り立つもので、懲罰委員会をするなら、懲罰はみみなれない言葉だが、処分をする、組織で不祥事の人間への処分であり、減給など一般企業ではありえて、それの国会版、衆院議員40人の賛成or議長の提案でできて、懲罰委員会は常任委員会としてあり、野党のベテラン議員から叱責されて、処分は4つ、戒告、本人が謝る、国会に来るな、ラストは除名、除名は本会議で2/3の賛成が必要で、堀さん、今国会では外国人労働者のことなど重要法案目白押しで、それで大変で、田中さん、衆院の多数派の与党が決断しないとならない、二階氏の言うように、失言で辞める前例をブーメランとして恐れているが、国会議員として言ったことが問題であり、議長、派遣団の代表なら、政党の所属の前に衆院議員であり、衆院の意思表示になり、議院運営委員会で意見聴取にてやっとスタートであり、堀さん、日本政府にはロシアのプレッシャーかと問われて、田中さん、不明だが、衆院としてこのまま放置したら国益に関する。
丸山氏はそれをするなら他の不祥事ヲバラすというもので、田中さん、なら懲罰委員会でやるべきであり、注目点は明日の委員会で丸山氏は出るのか?丸山氏は洗いざらいしゃべりたいと言うならこの場で言うべきで、その後与野党で衆院としての処分をすべきで、けん責では無意味であり、そして丸山氏のかつての同僚も堀さんの知り合いで、過去に酒で失敗と証言して、アルコール依存症なら治療→社会復帰の必要があり、しかし話が日露交渉から離れていると説かれて、田中さん、国会の意思と、丸山氏が病気ならそれは分けて考えるべきだが、国会議員の地位として決着すべきで、本人のためにもケジメをつけないといけない、堀さん、政治家は説明責任があり、丸山氏はツイッターを更新せず、憲法を議論する立場にあり、シンポジウムにも出て本質的な質問もしていたので、謝るべきものは謝るべき、田中さん、議員辞職勧告より懲罰委員会が本人にも妥当と締めくくられました、選挙についてグローバーさん問われて、堀さんむつかしい、丸山氏はやると思ったこともあったが、暴言は本心ならそれで真っ向勝負すべき、今は発言は止まり、堀さん、戦争で解決というのは言論の自由ではないと強調されました、以上、堀さん、田中さんのお話でした。
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